前回の記事に続き、Google Cloud Next ’24で行われたセッション「How to leave the office two hours early with Gemini in the Cloud Console」のレポートです。

Gemini for Google Cloudが搭載されたモバイルアプリ

オフィスにいなくてもアラートや障害対応ができ、Geminiによるサポートにより作業時間も削減できるというモバイルアプリの使用例を含めた解説がありました。
オフィスから早く帰ろうという観点であれば、どこでも対応できるようになるモバイルアプリ提供の価値は大きいですね。


CPUのアラート通知。


タップすればでエラー内容を確認できる。


Geminiに問い合わせて、他にVMにも発生しているかを確認。
正確なプロンプトを入力することで、その後の作業もGeminiが対応。


Geminiがログの要約をして、ブートディスクの切り離しをします。


ログの要約により重要な部分をすぐに把握でき、新しいブートディスクが該当のVMにアタッチされたことも確認。


オフィスのコンピュータで従来通りのログ分析など、アラート対応をした場合は最大で60分はかかった。


モバイルアプリの導入で、バスや電車の中でも作業ができて、5分に短縮できる。

出先でPC開かなくても良いのはメリット

今回はGemini for Google Cloudが搭載されたモバイルアプリに関しての解説となりましたが、ポイントとしては
アラートの受信から、対応作業までワンストップで対応できるという点は個人的に大きいと思いました。
Saasでリソース監視して、一次対応は別アプリというのではなく、アラートから該当部分にすぐ遷移できるのは便利だなと。

モバイルアプリという点は便利ですが、端末の紛失リスクとか、社用端末を持ち歩くのか?とか考慮すると
弊社のように常時MSPチームが勤務している場合、一次対応レベルでは導入するメリットはあまり無いなと考えます。
ただ、小規模の開発会社や、インフラを少数で運用しているような場合、かなり革新的なツールではないでしょうか。

プロンプトベースで作業をGeminiに頼むことで、PCでないと操作しづらかった複雑な作業が解決できるようになったことで、モバイルアプリとして成立している点がポイントですね。

今回はクラウドオペレーションについての内容でしたが、モバイルでGeminiにサポートしてもらう。という考えは様々な状況で使える業務時間削減の要素ではないかと思います。