API Gatewayといえば、AWSが提供するAmazon API GatewayやGoogle Cloudが提供するAPI Gatewayなどが思い浮かぶ方も多いかと思います。

しかし、本日参加した開発生産性Conference 2024のセッションで、「Kong Gateway」というサービスの話が聞けたため、ご紹介いたします。

Kong Gatewayとは

Kong株式会社が2015年からオープンソースプロジェクトとして提供開始したAPIゲートウェイ(APIアグリゲータ)。

OSSのためモジュールの利用は無償。

豊富なプラグイン(無料・有料両方ある)が特徴。

Kong最新情報

デジタル庁の「デジタル実装の優良事例を支えるサービス/システムのカタログ(2024年春版)」でも紹介されています。

APIゲートウェイ「Kong Gateway」

本日参加した開発生産性Conference 2024のセッションは下記のとおり:

セッションタイトル:APIライフサイクル管理の進化と生成AIの活用へ

スピーカー:橋谷 信一様(Kong株式会社)

APIはプロダクトである以上、ライフサイクルがある。

開発者視点、ユーザー視点の両方に立ってライフサイクルを定義し、それに対応できるAPI Gatewayが必要。

それがKong Gateway!

Kong Gatewayのユースケース

下記のようなユースケースが見つかりました。

例えば、複数のコンテナに分けて管理できるようマイクロサービス化して開発をしていてベンダーロックしたくないという場合には特に、Kong Gatewayを検討する価値があります。

また、Kong Gatewayは「色々細かく設定できるGatewayを立てる」のではなく、設定はプラグインという形で提供しているため、フルマネージドサービスよりも割安になるようです。

上記に当てはまった際は、ぜひ検討したいと思いました。

以上、最後まで読んでくださってありがとうございました!!