はじめに

はじめまして!25新卒でDX開発事業部に配属されました、松田陽佑です!

先日、Google Cloud Next Tokyo 2025という大きなイベントに、なんと新卒で参加させていただく貴重な機会をいただきました!右も左もわからない状態での参加でしたが、最先端の技術に触れ、たくさんの刺激を受けてきました。今回は、私が参加して感じたことや学んだことをお届けしたいと思います!

Google Cloud Next Tokyo 2025、全体的なトレンドは「AIエージェント」

イベント全体を通じて、特に印象的だったのがAIエージェントに関するセッションやブースの多さです。これまでの「一つの業務に一つのAI」という時代から、複数のAIを組み合わせて業務フロー全体を改善していく流れが来ているんだな、と肌で感じました。

例えば、

  • AI同士の会話で業務が完結するように、あらかじめ設定しておく
  • AIの処理を切り替える前に、人が少しだけ介入することで、ハルシネーション(AIが事実に基づかない情報を生成してしまう現象)を防ぐ

といった、AIの活用の工夫や具体的な事例をたくさん見ることができました。

参加セッションで得た学びと今後の目標

参加したセッション

  • 大規模ゲーム開発を支えるデータ分析・可視化基盤の構築

  • 「日テレ “ZIP!” 番組企画支援エージェント」の実例で学ぶ!AI エージェント開発におけるデータ収集と改善プロセスの基礎

  • Agent Development Kit 徹底解説!マルチ エージェントによるカスタム AI エージェント開発

今回、私は特に「Agent Development Kit(ADK)」をテーマにしたセッションに参加しました。

セッションでは、デモなどを通じてADKの使い方や活用例を学ぶことができ、「実装がしやすそう」「短期間での開発も可能」といった、今後の開発に役立つ情報をたくさん得られました!

このADKを活用したAIエージェントを開発できるようになれば、会社のDX推進に大きく貢献できるのではないかと、今からワクワクしています!セッションだけでなく、ブースでも直接解説を聞くことができ、知見がどんどん広がっていくのを実感しました。

この学びを活かして、すぐにでも開発に挑戦していきたいです!

イベントを通じて見えた、AIの未来と課題

今回のイベントに参加して、AIエージェントという大きなトレンドを肌で感じると同時に、まだ多くの課題があることも見えてきました。

特に印象に残ったのは、以下の3点です。

  • ユーザー体験に基づいた提案のバリエーション
  • ハルシネーション対策
  • データの有効活用

これまでのAIは、個別の課題解決に特化していましたが、これからは「全体のフローをどう改善するか」が重要になる時代だと感じました。

複数のプロセスを一連の流れとしてAIに任せようとすると、途中のどこかでハルシネーションが起きてしまう可能性があるそうです。これを防ぐために、データの活用方法やプロンプトの重要性、ペルソナ設定など、まだまだ多くの対策が必要だと学びました。

AIはまだ進化の途中であり、ユーザーの潜在的なニーズに応えるような、より高度な活用方法がこれから求められていくんだなと、改めて実感しました。

さいごに

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

このイベントを通じて、Google CloudやAI技術への興味がさらに深まりました。今回の経験を活かし、会社に貢献できるエンジニアになれるよう、これからも日々勉強を頑張っていきたいと思います!