この記事は「もくもく会ブログリレー」19日目 の記事です。

近頃イベント運営にお熱な佐藤です。
今回は社内イベントの配信構成の検討した結果を備忘録含めてシェアさせていただきます。

結論としては「Web会議ツールをうまく使っていきましょう」に尽きます。

コミュニティ活動で配信に関わる

昨年より外部イベントの配信スタッフとして課外活動をしています。

最近はイベントが多く、スタッフ参加ついでに配信機材など見せていただく機会にも恵まれました。
カメラ、ミキサー、スイッチャーなどなど。
これが沼というやつか…とイベント運営側にハマりつつある今日このごろです。

また、社内でもイベントが増加傾向です。
特に「もくもく会LT大会」「雲勉LT大会」など、オンライン/ オフラインのハイブリッド開催されるLTイベントにもスタッフとして参加させてもらいました。


(配線が汚いのは御愛嬌)

さて、毎回イベント開催時に新しい機材を導入してみたりと試行錯誤を繰り返しています。

わたしの配信知識は素人同然。
もう少し工夫が出来ないか、社内イベントの配信に興味がある方に向けて脳内メモを以降に書き記します。

配信パターン

ハイブリッド開催をメインで行っており、基本は下記いずれかで対応しています。

  • 1拠点(東京)+オンライン参加者(+アーカイブ配信)
  • 2拠点(東京 / 大阪)+オンライン参加者(+アーカイブ配信)
    • 大阪拠点は会議室から参加のため、ミーティング時の接続で良い。

基本構成

一番最初から利用している構成です。
オフライン会場の音声をオーディオインターフェース経由でメインPCに集約しています。

用意した機材

  • オーディオインターフェース
  • マイク(登壇者&全体用)
  • 会場用スピーカー
  • Webカメラ(会場全体用)

既存の設備を流用したかったのですが、既存設備のオーディオミキサーからPCへ音を取り込む手段が見えず自前の機器を用意して対応しました。

ハウリングせずクリアな集音を実現するためにはやむなしです。
オンライン参加者はクリアな音声が無いと悲しい思いになります。
わたしの知識不足と経験不足故に…。今後の課題です。

また、オンラインへのライブ配信を考慮しなければ、会議ツールの録画機能を利用することをおすすめします。
(なおこの先のライブ配信構成は完全に沼の世界と捉えております)

ライブ配信を見据えた構成

先日開催した雲勉LT大会時の「2拠点オフライン開催+オンライン開催」配信構成です。

正直なところ、ライブ配信を考慮しなければ先程と機材は同じで対応可能です。

ですが、やはりライブ配信やりたい欲には勝てません。
見据えたうえで機材導入です。

追加で用意した機材

  • スイッチャー
  • 配信用PC
  • Amazon Interactive Video Service(Amazon IVS)

スイッチャーについてはほぼ不要です。
単純に使いたかった&配信PCのスペック節約の安全策程度の考えです。

Amazon IVSの箇所はYouTube Liveなどの各種ストリーミングサービスに差し替えが可能です。
配信用PCもスイッチャーの配信機能を利用する場合は不要になります。

基本的な思想として「Web会議ツールの音声、画面をそのまま利用」という簡易構成で考えています。

  • OBSで画面取り込み→クロップ
  • 音声はPC音源そのまま

上記構成の場合、Web会議ツールの利用が必須となります。
Web会議ツールを駆使して画面を取り込むことも可能ですが、拘りだすと別の方法があるのではないかと考え出してしまいます。
改善の模索や社外イベント時の構成検討は、またのお話として引き続き配信構成について考えていきたい所存です。

最後に

配信手法がいくつかあるなかで、拘りすぎない方が良いということを学びました。
妥協大事。まずは音声をシンプル構成にして安定化が最初の一歩でした。

次のフェーズとしては、既存設備との組み合わせを模索していきたいです。
毎回機材の設置や運搬が重労働となってしまうデメリットを抱えており、気楽にイベント開催が出来ない状況です。

LT会場と利用しているスペースでPCの音声を流せるようになったら幸せになれる人がいるはずです。(主にわたし)
何かしらのアップデート等があった際は改めて紹介記事を書きたいと思います。

どなたかの参考になれば幸いです。

明日の記事は、DX開発事業部山中さんの「Chromeに追加されたAI 「window.ai」を試してみる」になります!
window.aiなるものを初めて知ったので記事を楽しみに待ちながら、少し調べてみたいと思います。