はじめに
先日開催されたAWS Summit Japan 2024に参加し、その経験を社内で共有する機会がありました。
今回は、私の体験と他の発表者のLTを交えて、AWS Summitの魅力をお伝えします!
まず、私のLTではサミットで興味を持ったサービスを紹介しました。
AIによる英語学習支援 – AIレッスンレポートβ
レアジョブテクノロジーズのレアジョブ英会話は私も個人的に利用していたサービスだったため、サミットの中でも楽しみにしていたセッションでした!
「AIレッスンレポートβ」は、生成AIを活用して英会話レッスンの音声を分析し、フィードバックを提供するサービスです。印象的だったのは、AIの活用方針です。「なんでもAIに任せない」という姿勢で、AIが担うべき処理を慎重に見極めています。
Amazon Bedrockの採用理由として以下のポイントが挙げられていました。
・大量テキスト処理の容易さ
・コスト管理のしやすさ
・高精度なClaude AIの利用
・AWSリソースとの連携性
・自社インフラでの完結性→セキュリティ対策にもつながる
・構築の容易さ
これらの要素は、実際のプロジェクトでAIを活用する際の重要な判断基準になりそうです。
実際にサービスの利用者からすると、先生ごとにレポートの精度に差がなくなる点、自分の話している英語をAIが分析してくれて、復習しやすくなる点はとてもありがたいです!
早く「AIレッスンレポートβ」を使って勉強したいと思いました。
スマートフォンで腸活をサポート – 腸note
AWS Summitではセッションだけでなく企業ブースで実際に企業の方と会話できたり、サービスを体験できることも魅力的な点です。
「腸note」は、iPhoneで録音した腸音を分析し、腸の状態に基づいたアドバイスを提供するサントリーが提供しているアプリです。最近流行りの腸活をサポートしてくれる健康テックの新たな可能性を感じさせる興味深いサービスでした。
アプリでは以下の構成でAWSを使用しているそうです。
AWS Summitでこのアプリを知り私も実際に使用してみましたが、普段自分では聞くことのできない腸の音から腸の状態をアプリが教えてくれるのはとても面白いと思いました!
次世代決済システム – Amazon One
Amazon Oneは、手のひらと静脈構造を分析して支払いを行う革新的なシステムです。このサービスはご存知の方も多いのではないでしょうか。
私はこのサービスをAWSサミットのブースで初めて体験しましたが、クレジットカードやスマートフォンを出すよりも手軽で、決済だけでなくオフィスの入館等にも使用できるのがとても魅力的でした。
99.9999%という高精度の認証技術で、アメリカでの普及状況を考えると、日本での展開も期待されます。
他の発表者のLTを聞いて
私はLTでAWS Summitで自分の興味を持ったサービスを発表しましたが、他の発表者がそれぞれ別の観点から見たAWS Summitについて発表していてとても興味深かったです。
AWS Summitの歩き方や気になったセッションとその感想について発表している方が多く、自分の参加できなかったセッションの話が聞けて勉強になりました!
また、サミット中に認定者ラウンジでその場でイベントレポートを書いていたという方もいて、私も早いアウトプットができる方を見習わなきゃと思いましたし、Wi-Fi等パソコンでの作業ができる環境が整っていることもAWS Summit流石だなと思いました。
最後に
去年のサミットと比較して、自身の理解度が格段に向上していることを実感しました。
また、他の方の発表を聞いて次回のサミットでより多くを学ぶために以下のことを意識したいと思いました。
・事前に関心のあるセッションを選定する
・認定者ラウンジ等会場内の施設を上手く活用する
・展示ブースでの最新技術体験する
セッションの予定を詰めすぎて、あまりブースを見れなかった方もいたので、ある程度余裕を持ったスケジュールを組んだ方がいいなと思いました!
次回のサミットも是非参加したいですし、今回の経験を活かしてさらに多くの学びを得たいと思います。