本日パシフィコ横浜ノースで開催されている Google Next Tokyo ’24 に参加してきました。
そこで生成AIのワクワクするお話が聞けたため、一部ご紹介します!
参加したセッション
セッションタイトル:Day1 基調講演
扇子もいただけました。
セッションより一部抜粋
今、世界中が注目する生成 AI に関するアップデートを中心に、Google の取り組み、および Google Cloud の最新ソリューションとカスタマーのユースケースをお届けします。日本で活躍するビジネスリーダーのビジョンを聞き、進化し続けるクラウド技術を知り、みなさまのビジネスをどうドライブすることができるか、ヒントを見つけてください。
ということで始まった基調講演ですが、本当に生成 AI 、特にGeminiやVertex AI及びそれを用いたサービスや導入事例の話題がほとんどでした。
- 生成AIを「試す」時代から「使う」時代へ
- 生成AIモデルの活用→生成AIエージェントの活用
- 「大胆かつ責任あるAI」の理念
複数層で生成AIのサービスを提供:
- インフラ
- NVIDIAの最新機種によるハイパーコンピューター
- 基盤モデル
- 複数のモデルを組み合わせることが重要
- GeminiのみならずClaude3なども活用可能
- Vertex AI
- 統合プラットフォーム。
- プロンプトを書くのではなく、ノーコードでAIエージェントの開発が可能
- 検索×生成AI(RAG)
- 食材からレシピを提案するアプリ:プロトタイプをわずか5日間で作り上げた事例あり。
Google DeepMindの進化:かつてのAlphaGo(囲碁のトップ棋士に勝利)などが、現在のGemini 1.5 Proに繋がっているとのこと。
その中で、安全性を特に重視しており、SynthIDという名の電子透かしも導入し、フェイク画像やフェイク映像の判別を可能にしている。
以下のサービスリリースを発表
- Gemini for Google Cloud SLAのリリース
- Gemma 2 の一般提供
- Llama 3.1・MistralなどのMaaSのリリース
Google Workspaceについても多くの時間を割いてデモなど紹介いただきました。
プロンプト作成のコツ:
- ペルソナ(誰が回答をほしがっているのか)
- タスク(具体的になにをしてほしいのか)
- コンテキスト(前提や補足)
- フォーマット(回答形式)
この4つが揃っていると、かなりほしい回答が得られる、とのこと。
最後に、下記発表がありました!
今後活かせること
とにかくGoogleが生成AIに力を入れていて、Gemini 1.5 ProやGemini 1.5 Flashの安全性・今後の活用可能性がひしひしと伝わってくる講演でした。
既に様々な企業がGeminiを中心としたGoogleのAIを活用しており、活用の幅も様々です。
プロトタイプの作成も簡単かつ迅速にできることも魅力的で、弊社の事業や社内改善に応用していきたいと感じました!
以上、最後まで読んでくださってありがとうございました!!