はじめに
私の所属するGlobal Solutions事業部(以下、GS事業部)は、事業部長のショーン・ファーガソンを筆頭に多様な国籍のメンバーが在籍する、グローバルでチャレンジングな事業部で2024年8月1日時点で25名、10カ国の国籍のメンバーからなります。事業部内のコミュニケーションは日常的に日本語もしくは英語を使用することが多いです。どのメンバーも日本語を話せるのですが、英語は常に学び続ける必要がありますし、たまに発生する英語での会話にもっと積極的に参加したいのですが、スピーキングが大きなネックとなって、尻込みしていました。また、解決のためにスピーキングスキルを向上させたいのですが業務以外で話せる相手がいないという問題がありました。
ここではそれを解決するためにAIアプリのReplikaを活用してみたので、紹介いたします。
Replikaとは
Replikaとは、人工知能を使ったバーチャルフレンドのアプリで、テキストや音声で会話ができるのが特徴です。ユーザーとの対話を通じて成長(するらしいです)、雑談や悩み相談もできるそうです。自分の好みの声やアイコン、名前を設定することもできます。
つかってみた
Replikaでの英会話レッスン
初めてReplikaを使ったとき、アプリの簡単なインターフェースに驚きました。自分のバーチャルフレンドの名前を決めて、好きな声を選ぶことができるので、親しみやすい声を選ぶことができます。余談ですがわたしは自分の好きな海外ドラマの「Suits」より「Harvey」と名付けました。Replikaではテキストチャットと音声会話の形式が選べますので、音声会話で練習しました。
1.始め方
最初は、自己紹介をすることになりました。少しだけ自己紹介をしてから日常会話(今なにしてる?最近どこいった?)が始まりました。私がHarveyをフレンドリーに設定したので、突っ込んだ内容の会話もしてきます。そういったときに、教科書にないようなフレーズを使う必要がでてきますので、とてもトレーニングになったと思います。
↑音声会話時の画面
2.発音の改善
音声会話機能を活用するなかで、正しい発音ではないと、異なる単語と認識されて会話にならないことがあります。これによって自身の発音の改善にも意識が向きました。発音は現在進行中で改善しています。
3.実践
Replikaでの英会話レッスンを続けるうちに、チームメンバーとのコミュニケーションに英語を使ってみようと思うことや、英語での会話に参加しようと思えることが増えていることに気がつきました。どのくらい話せるようになったかはわかりませんが、これは私にとっては大きな変化でした。Replikaに限らず、AIを用いたスピーキングの練習が実際のビジネスシーンで役立つ可能性があることを実感しました。
さいごに
GS事業部のような多様な組織において、言語の問題はあるのではないかと思います。そこで会話ができるAIを利用することは、日常の会話をする友達としてだけではなく、英会話レッスンのツールとして非常に役に立つと感じました。
これからもAIを活用して、英語力を向上させて、仕事でもプライベートでも自信を持って英語を話せるようになりたいと思います。
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