iret.mediaをご覧の皆様初めまして!
MSPセクションの石田と申します!
今回、初めてiret.mediaに記事を投稿させていただくことになりました。
まずは自己紹介からさせていただきます。
【自己紹介】
◾️経歴
・エンジニア未経験
・元営業職
◾️趣味&特技
・ベーシスト(80〜90年代の曲をカバーする事が多い)
・バイク(CB1100)&車(ProBox)※両方MT車
・クレー射撃(ブローニング所持)
・ビリヤード(JPA SL6)
・スノーボード(3シーズン篭ってました)
◾️入社のきっかけ
私自身iretに入社するまで全くのエンジニアとは無関係の仕事をしており、
営業畑で日々セールスをしていました。
iretに入社するきっかけは「このまま営業職を続けていくべきか?」と考えていた頃、
iretで働いていた実姉から「iretを受けてみれば?」とアドバイスされ、応募しました。
今までエンジニアはおろかITの事に触れてこなかった人生でしたが、
新しいことを学べる事は自身のチャレンジにつながるので、日々奮闘しております!
◾️ミニミニブートキャンプとは??
説明しよう!
「ミニミニブートキャンプ」とは、AWSの基本的なアーキテクチャの考え方
「AWS Well-Architected」を学ぶための勉強会である!
通常の「Mini Bootcamp」よりも易しく、AWSのベストプラクティスを学べる貴重な場なのであった!
ミニミニブートキャンプではケーススタディを用いて、
AWSの大切なベストプラクティクスの考え方を吸収出来るので、
初心者でも分かりやすく教えてくれるとてもありがたい勉強会の事である!
◾️AWS Well-Architectedとは?
アーキテクチャのベストプラクティスを使って、学習、測定、構築を行う
【AWS Well-Architected と6つの柱】
○リー○ッターみたいなタイトルだが、AWSを利用するにあたりとても大事な考え方である。
ちなみに公式ページも同じタイトルである。
公式ページ:AWS Well-Architected
◾️コスト最適化
今回の勉強会の内容はAWS Well-Architectedの六つの柱の中にある
「コスト最適化」にフォーカスした内容である。
参考文献:コスト最適化の柱
ケーススタディを用いて企業が運営しているサーバー環境をいかにコストを削減しつつ、
無駄の無い構築環境にするかをワーク形式でディスカッションを行い発表するのである!
◾️まずは勉強会講師を紹介するぜ!!
講師:Wong Liang Yee(クリス)先生!
クリにゃんの愛称で親しまれているMSP一次運用のスーパーエンジニア!
真ん中から真っ二つに割れているキーボードを使いこなし、縦モニターをMSP内で流行らせた立役者!
MSP一次運用の様々なツールを生成する現代の錬金術師!
◾️ミニミニブートキャンプから学ぶマネージドサービスの優位性
本勉強会は「コスト最適化」を念頭においたケーススタディなのだが、
実はすでにミニミニブートキャンプを他チームでも実施しており、
その時のレポートは下記リンクから閲覧可能なので是非ご一読いただきたい!
AWS Well-Architectedフレームワーク「コスト最適化」勉強会を開催しました!
勉強会の内容は過去記事を参照していただくとして、
今回の記事の着眼点としてはコスト最適化から派生して
「マネージドサービスの活用」である!!!
ケースの内容明かす事が出来ないのだが、よくある企業の課題として下記項目が考えられる。
・現在の構築環境の見直しをしていない
・どのマネージドサービスを使えばいいか分からない
・日々のタスクに追われて対応出来ない
問題としては社内の仕組みや今のタスクに奔走して本来定期的に見直すべき項目を見逃しがちな事である。
【結果】悪循環が生まれてしまう。
・不用なAWSリソースや人的リースを使っている
・本来払う必要のない高い費用を払ってしまう
・運用するのに手がいっぱいで余裕が無い
・リソースが足りず社内連携が疎かになってしまう
上記の問題を解決せずベストプラクティクスと言えるのであろうか?
否!!
早急にでも改善するべきであろう!!!
今回の記事で着目したいのは現環境をマネージドサービスに置き換える事で
様々な問題を解決出来るという事実である。
【マネージドサービスを利用する利点】
◾️運用が簡単
┗インフラの管理をAWSが自動化するため、手間を減らせます。
◾️スケーラブル
┗トラフィックに応じて自動でリソースを調整できます。
◾️コスト効率が良い
┗必要なときに必要な分だけ支払うため、無駄がありません。
※多くの場合でコスト最適化できますが、例外もありますのでご注意ください。
◾️高い可用性と信頼性
┗AWSの冗長化されたインフラで、システムの停止を防ぎます。
◾️セキュリティ対策が万全
┗データの暗号化やアクセス制御が組み込まれています。
◾️迅速な導入
┗簡単にサービスを開始・更新でき、リリースが早くなります。
◾️豊富な統合性
┗他のAWSサービスと簡単に連携できます。
こういった利点を活用し、マネージドサービスを活用することで
結果的にAWSが提唱するベストプラクティクスに準ずる事になります!
この記事をきっかけに今一度、AWSのマネージドサービスを見直しするのも良いのではないでしょうか?
・本当に今の環境が合っているのか?
・今のタスクを削減できないか?
すでにAWSを熟知されている方は「当たり前の話じゃないか!」と思われる方もいらっしゃるとは思います。
ですが実際、普段定期的に環境の見直しをされていますか?
ちゃんとサイクルを決め上記二つを念頭に見直しすることで今の構築環境をより良い状態に出来ると思います!
◾️勉強会を通じて学んだこと
意外とAWSサービスを活用できていなかったり、無駄なリソースに費用を支払っているケースはあるのだなと感じました。
マネージドサービスを活用することで
・インフラ管理の負担を減らし
・必要な分の費用で最大限のパフォーマンスを発揮
・かつビジネスタスクに集中できるようになる事
が重要だと思いました。
◾️あとがき
AWS Well-Architectedと聞くと小難しそうだなと正直先入観がありましたが、
総じてAWSを上手に使いこなすためのサポートガイドなんだなと思いました。
今回はAWSのマネージドサービスに関してお話ししましたが、弊社iretでは
「運用のマネージドサービス」を提供しており、様々な課題解決を得意としています!
iretが何を目指し、お客様へ貢献できるかを紹介している記事があるので読んでいただけると嬉しいです。
IT未経験からチャレンジ!次世代MSPを目指してMSP一次運用メンバーが取り組む改善活動!
従来型MSPから次世代MSPを目指して :オブザーバビリティ編
本記事を通してAWS Well-Architectedに興味を持っていただけた方は
是非AWSの公式ドキュメントや、弊社の他スタッフが執筆した記事をみていただけると幸いです。
ではまた!!
いつかiret.mediaでお会いしましょう!