きっかけ

マーケティンググループ(以下マーケ)の所属のマーケター・牧野と私のオフィス雑談が始まりでした。以前からアウトプットに強いこだわりを持っていた牧野は、その情熱を共有する場を探していたようです。社内でも表に出るのはエンジニアの割合が多いので、エンジニア絡みではない分野から人が表にでるのはおもしろいと思い、すぐに日付を決めてイベントを実施しました。

社内でもアウトプットを促進するイベントはあったので、そことの差別化も考え、このイベントは一歩踏み込んだ「アウトプットの質」をテーマにしました。

実施内容

  • イベント名:アウトプットの質を考える会
  • 日時:10/2 18:00~
  1. 登壇 / マーケティンググループ / 牧野 / アウトプット(情報を発信)するときに意識していること
  2. 登壇 / 執行役員 / 後藤 / 正しく伝える方法を考える
  3. LT / アジャイル事業部 / 檜山(自分です) / アウトプットの質を考える
  4. LT / CI 事業部 / 畠山 / アウトプットの質を考える
  5. トークセッション / 全員 + DX 事業部 川又

1. 登壇 / マーケティンググループ / 牧野 / アウトプット(情報を発信)するときに意識していること

独特の自己紹介から始まり、iret のマーケティング活動や事例の質向上について具体的な話をしてくれました。とくに、事例作成における目標設定の重要性を強調し、顧客にアクションを促す可能性を意識することが大切だというアドバイスが印象的でした。企画のときの勢いそのままに、話にも強い熱意が感じられました。

2. 登壇 / 執行役員 / 後藤 / 正しく伝える方法を考える

われらが執行役員・後藤の登場です。牧野と同じくマーケティングとは?からはじまり、これまでにどんな質を高める動きをしてきて、それらがどういうものであったのかをお話ししてくれました。

また、質へのこだわりがなぜ必要なのか?というところから、じゃあどうやって質をあげるの?というところまで具体例を交え、細かく説明してくれました。正しく書くということは意識しないとおろそかにしてしまう部分でもあるので、刺さったエンジニアは多かったはずです。エンジニアである私も納得しながら聞いていました。

3. LT / アジャイル事業部 / 檜山 / アウトプットの質を考える

ここからはエンジニアの登場です。今回は私も話す側で出させていただきました。私は質をあげるポイントとして、タイトルにこだわる、テキストチェックの自動化、書籍やブログで学ぶ、などをお話しさせていただきました。こういうことが話せることになるくらい、たくさんブログを書いてきてよかったなと思いました。

4. LT / CI事業部 / 畠山 / アウトプットの質を考える

みなさんご存知の iret テクニカルアンバサダーとしても活躍中の畠山です。読みやすさや見栄えの改善、一晩寝かせてからの見直し、SNS活用の重要性などについてお話ししてくれました。一晩寝かせるという点は個人的にも非常に共感できる部分で、本当にこれを実践すると記事のクオリティがぐっと上がります。畠山の LT はいつも内容も喋りも両方きれいで、この日も安定してスマートでした。

5. トークセッション

ここでは形式を少しかえてトークセッションを行いました。社内オフラインでは新しい試みかなと思います。牧野の当日のアイデアで、よりカジュアルな雰囲気を出すため、当日は特別なレイアウトを試しました。雰囲気の詳細は冒頭の画像をご参考ください。

マーケからエンジニアへの質問

まずはマーケからエンジニアへ下記のような質問が出ました。

  • 情報発信(アウトプット)における質とは?
  • ブログを書く時間帯は朝か、夜か?
  • タイトルのつけ方は? などなど

最後のタイトルの付け方では Google Meet の機能を使ってアンケートも試みました。一方通行になりがちなイベントの中で、匿名を生かしたアンケートを使った双方向のやりとりは非常に効果的でした。またオフラインに参加してくれたメンバーへの質問もでき、予想外の相乗効果もみられました。

エンジニアからマーケへ質問

最後はエンジニアからマーケへの質問です。

  • SEO を意識したブログの書き方
  • iret.media が毎月100本以上ブログをだしていることによる効果 などなど

最後は牧野が熱くなったトークで独壇場となり、イベントを締めくくりました。こういう予想外もまた、オフラインならではの良さです。

ふりかえり

マーケ主導であったこと、トークセッションやアンケートなど新しい要素を取り入れるなどで、新鮮なイベントになりました。また、進行中に見つかった改善点として、質疑応答の工夫などが挙げられます。これらの点を改善すれば、次回のイベントはさらに充実したものになるでしょう。

終わった後も企画メンバーで盛り上がったので、また次回もありそうな雰囲気です。iret にまたひとつおもしろい起点ができそうだなと思いました。こうやってひとつずつ地道に交流の場を増やして、社員間の新しいシナジーが増えていったら嬉しいです!