はじめに
こんにちは!
寒くなってきましたが、コープで間違えてアイスコーヒーを4リットル買ってしまったので毎日コーヒー牛乳を飲んでいるヤマダ(北野)です!
今回は社内で実施した変則LT大会について、とても盛り上がったので詳細についてお話ししたいと思います🙇♂️
今回のLT大会について
社内で実施された事業部間交流の1イベントとしてLT大会を実施しました。ただ、集まってLTをするだけだと面白みに欠けると思ったので以下の変則ルールをいくつか用意しました。
- 大阪と東京に分かれて最終的に勝敗をつける
- テーマは技術系で自由
- 各軍の代表が交互にLTを行う
- 発表時間はチーム合計で30分
- 投票基準は自由、居住地応援投票は禁止
詳細にルールを説明します。
1.大阪と東京に分かれて最終的に勝敗をつける
大阪・東京から代表4名がLTをします。最終的に投票まで行い、各軍の総数にて勝敗をつけます。
これまで社内で実施されてきたLTで勝敗がつくことはありませんでした。そこで、より真剣に取り組んでもらう要素の一つとして名誉をゲットするチャンスを作ってみました。また、チーム戦にすることで資料作りや内容の相談などを促進できる期待もありました。ちなみに敗者となった場合でも1人で落ち込むことはないので安心です。
2.テーマはIT系で自由
IT系の内容でLTをしていただきます。クラウドやマインド系の話でもOKです。
各チーム毎でテーマを持ってもいいですし、チーム内で自由でもいい方が幅広い戦略があると考えました。
3.各軍の代表が交互にLTを行う
LTイベント当日に先攻・後攻をコイントスで決め、大阪・東京交互にLTを行います。
チーム内でのLT順番や相手との噛み合いによって、インパクトの差が出て面白いと考えました。また、当日まで不確定要素を作っておくことで登壇者への緊張感もあり、アドリブ力を鍛えることもできます。
4.発表時間はチーム合計で30分
分配は自由で、チーム4人で好きに分け合って登壇時間を決めてもらいます。もちろん27分/1分/1分/1分でも問題ありません。もはやLightningなのかという疑問は残ります🤔
社内のLTだと登壇時間を気にしない方がいることが気になっていました。LTはあくまでも限られた時間の中で自分の伝えたいことをどうまとめるかが重要だと思っています。登壇時間を過ぎてしまうとバッサリと切られてしまうこともあると思うので、時間の意識を持っていただくためにも自分で登壇時間を決めれるルールにしました。
ちなみにチーム発表時間を使い切ってしまった場合は、その後の登壇者には「1分」のみ与えられるルールとしました。今回はこの特別措置が取られることはなかったです✊
5.投票基準は自由、居住地応援投票は禁止
あくまでも投票はLT内容のみで決めていただきます。「面白い」「エモい」「技術力がいいね」など観点は自由ですが、居住地応援票は戦う意味がなくなるので禁止です。
特に意図はありませんが、強いていうなら期待値に対しての評価として欲しかったので基準は定めませんでした。石油王が宝くじで1億円当たるよりも、駄菓子屋で子供が2連続であたりを引く方がインパクトがある気がします。つまりそういうことです。
本番当日
大阪・東京のW司会構成で臨みましたが、非常にうまく回せていたと思います。特に発表を交互にしたので画面共有の切り替えが難所だったのですが、事前の取り決め通り直前のLTの内容に少し触れながら画面をうまく切り替えることに成功しました。
各会場にオフラインで参加してくださった社員も多く、オンラインも動員数100人を超える一大イベントとなりました!
登壇者・運営に携わった方々、感謝感謝です🙇♂️
LTの内容も非常に面白いものばかりで大満足でした!せっかくなので一部LTのタイトルと概要を紹介させていただきます。
大阪軍:AWS公式ドキュメント攻略!簡単で効率的な読解お助けツール
大阪軍・櫻井さんのLTです。公式ドキュメントを見ることはとても大切なことですが、初めは情報が多過ぎてなかなか慣れないですよね。そこで櫻井さんはRAGを使用して公式ドキュメントを分かりやすく要約してくれるお助けツールを作ったという発表でした!
構成もしっかりしていて、Amazon EventBridgeのスケジュールを使用して最新の情報を取得してRAGを作成しているのでメンテなしで使用できます。これらを思いついて形にしただけでなく、発表もとても上手でした!✊
資料には動画も埋め込んであり、実際の使用感が伝わってきました!!!
東京軍:The Blog Buzzは突然に──AWS SummitレポでPV急上昇して僕の生活が壊れた件 〜イベント参加レポートがバズるまでにやったこと〜
東京軍・佐藤(ますの)さんのLTです。AWS Summitの参加レポがバズったことについて、どういうアクションをしていたかを赤裸々に語るという内容でした!歴代のアイレットメディアの記事でもトップPVを誇るこの記事にそんな裏側があったとは…。記事のPV数は、内容の良さはもちろん運や拡散していく努力も必要なんだなと勉強になりました。
そんな最強のAWS Summit参加レポはこちらです。
大阪軍:Bedrockとラップバトルしてみた
大阪軍・西川さんのLTです。まずはタイトルからツッコミたくなりますね、これぞThe大阪軍のLTと言えるでしょう。
内容こそぶっ飛んでいますが、きちんとラップバトルをチャットボットで勝負できるように作成していたり、韻を考えてアンサーをしていたりでビートが欲しくなりました。ちなみにこちらがめちゃくちゃ考えたアンサーに対して、速攻で返してくるので臨場感もありますがなんとも言えない虚無感もあるようです。
今後、音声入力を取り入れたりAmazon Pollyを使用して音をつけたりと発展の想像も楽しいLTでした🎤
東京軍:生成AIを存分に活用して風景動画から曲を作成してみた
東京軍・酒井さんのLTです。生成AIを活用して風景の動画から曲を作ってしまおうという面白い内容でした!個人的には手を出すのを躊躇ってしまいそうなAmazon Rekognitionを使用しているところから興味を惹かれ、やけに完成度の高い歌をLT中に流すなど思わず笑顔になってしまいました🤣
本人の落ち着いた雰囲気からは想像できないぶっ飛んだ発想に脱帽です。LT界隈にニューヒーロー誕生の予感…🙄
全体的に「どういう生活をしていたらこんなん思いつくねん」と代表してツッコんでおきます。
大阪会議室で集音マイクをつけていたので喋ったらダメだと思いながらもずっと小声でツッコミ入れてました。半分だけ紹介させていただきましたが、本当に全LT素晴らしかったです!
本イベントでの学び
最初は「面白そう」から対抗戦にしたり、「盛り上がる」ように勝敗をつけようと思ってルールを作りましたが、メリットがたくさんありました。
チーム戦にしたことで、チーム内で添削をしたり内容の相談をするといった交流が生まれ、結果としてLTのクオリティも高いものばかりが出揃いました。東京軍はイベント後に打ち上げも行ったようで、通常のイベントよりも強い結束が生まれたように思います。
また、勝敗を決めるようにしたことで、自分の伝えたいこと+どのように興味を持ってもらうかというLT本来の魅力もより一層意識して取り組むことができました。ちなみに本イベント結果発表時は1票差という僅差で大阪軍の勝利としましたが、後日投票を見ると1票増えていて同票になっていました🫢
今回のイベントのポイントをもう一つ、投票は個人ですが勝敗はチームごとの総評で決めました。こうすることで個人MVPや勝利陣営のみ発表することでネガティブな情報は出ません。今回の個人MVPは24卒の酒井さん、準MVPは24卒の櫻井さんでした!新卒ワンツーフィニッシュを決めてくれたことで最高に盛り上がりました!!
最後に
結果としてめちゃくちゃ楽しかったので大成功だったと思います!すでに第2回の開催を待ち望む声があったので、次回は完全に誰かに丸投げしてガヤ担当でイベントを盛り上げたいなと密かに計画中です。
社内だけのイベントがこれだけ盛り上がるとは…アイレットは恐ろしい組織ですね。この勢いでパブリックなイベントでも今まで以上に社員の方々が目立っていくと嬉しいなと思いました!🎉
最後に大阪軍の集合写真をパシャリしたので置いときます!
ここまで読んでいただきありがとうございました〜🙇♂️🙇♂️🙇♂️🙇♂️