【Datadog Summit Tokyo】基調公演レポート「Datadogダッシュボードで見える化する、新たなビジネス価値創造のチャンス」

こんにちは、MSPセクションの屋部です。

今回、東京で開催された「Datadog Summit Tokyo」に参加してきました！

Datadog Summit Tokyo

本イベントの最初のアジェンダとして、Datadogの方からの挨拶とDatadogのこれからの歩み、そしてこれからの展望についてのお話をいただいた後、基調講演としてお客様の実際のDatadog活用例についてプレゼンを拝聴いたしましたので、概要についてご紹介できたらと思います！

Datadogダッシュボードで見える化する、新たなビジネス価値創造のチャンス

NTTドコモが提供する決済サービス「d払い」では、サービスの進化と使いやすさを追求しながら、様々な機能を日々開発し、市場に届けています。 お客様に選ばれるサービス価値を継続して提供するには、システム運用監視観点はもちろん、各機能の利用状況や傾向など、サービス利用観測の観点でも、データの活用は非常に重要な要素となります。 私たちのチームでは、新機能をリリースするごとにその機能特化のダッシュボードを作成し、システム・サービス両方の観点で機能をモニタリングすることを続けてきています。その中で、思わぬ情報に遭遇し、そこから新たな気づきを得て、それがサービスの価値向上に貢献する発見となることもあるのです。 本セッションでは、Datadogのダッシュボードと共に、我々が「見える化」してきたデータ・情報の活用の実態と、それがどのような価値創造の発見につながったのか、そして我々はそれをどのようにして成し得てきたのかについて、ご紹介したいと思います。

https://www.datadoghq.com/ja/summit/tokyo24/agenda/customer_1/

公演内容

Datadogのダッシュボードとの向き合い方を改善して、システム担当も積極的にビジネス観点も見ていけるようにしていくという内容でした。

最初はとにかくいろんなモニタリングを設定しダッシュボードに表示させていたところを、案件の目的を理解し、その案件に関する様々な観点と監視しているDatadogのデータから得られた情報を比較して、どの情報が本当に必要なのか？を吟味し、その案件に最適化したダッシュボードを作成することに成功。
本当に必要なデータを一目で分かるようにし、そこからビジネスのさらなる価値創造に向けてDatadogを使用している、ということでした。

感じたこと

私たちMSPセクションメンバーはすでに設定された監視項目の元、そのモニタリングを見ることを主な業務としており、比較的ダッシュボードをうまく使用する機会が少ないのですが、実際の普段利用しているサービスの例を見ながらどのように使用して価値を生み出しているかを理解することができました。

もし今後、運用に関わることがあればこの公演で学んだことを思い出して、有益な情報をすぐに掴むことのできる、見た目にも美しいダッシュボードを作れるようになりたいです！