概要

サーバーレス構成が採用されることが多くなり、リソースの作成や変更、削除が増えています。

構成が日々変化していく中で、システムの問題をいかに可視性を向上し早く対応できるようにするのかが重要です。

そのための新たな機能や方法が紹介されていました。

その中で特に気になった機能を紹介します。

Amazon CloudWatch adds context to your telemetry data

この機能は11/25に発表されていました。

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/11/amazon-cloudwatch-observability-data-consoles-analysis/

 

ロボットが邪魔になって見えませんが(笑)、対象システムのサービスマップのようなもので可視化をしています。

New RelicのAPMにある機能に似ている印象です。

サービスをクリックすると関連するメトリクスやログなどが表示されます。

また、別サービスとつながりも可視化されます。

これはうまく使うとトラブルシューティングの短縮に繋がりそうです。

とても気になる、、ということで実際に触ってみることにします。

実際に触ってみよう

CloudWatch Alarmで任意のAlarmを選択

「関連するものを詳しく見る」というボタンを押下

するとダッシュボードが表示されます

トポロジーマップや関連メトリクスなどがあり、情報が集約されているので問題の発見を早めることができそうです

各サービス、メトリクス、ログの情報を行き来していたので、1つの画面に情報が集約されいるのはとても便利ですね

コメント

私自身、サーバーレスな環境を保守することが多くなってきているので今回のセッションはとても関心がありました。

最近の監視SaaSには似たような機能はあります。

ですがAWSのCloudWatchだけでサービス間の情報が可視化が可能であり、特別なセットアップはいらないので気軽に使うことができるのが利点だと思いました。

これから実際の障害対応で使ってみて、どこまで有用なのか試してみたいと思います!!