DX開発事業部の西田です。
NEW LAUNCHのAmazon Novaのセッションに参加できたのでレポートします!
Reservedの列なのに開始20分前で長蛇の列ができていて入れるか不安でした。Amazon Novaへの関心の高さが伺えます。
セッション概要(翻訳ツールより)
Amazon Nova のパワーをビジネスに活かしましょう。実用的な生成 AI アプリケーションを使用して、最先端の Nova モデルを使用して今日のビジネスにインパクトを与える方法をご覧ください。ドキュメント理解、会話アシスタント、マルチモーダルコンテンツ生成などのビジネスユースケースを念頭に置いて Nova がどのように構築されたかをご覧ください。すぐに使用できる優れたエクスペリエンスを提供するための AWS 戦略を学び、さまざまな業界にわたる Nova 機能のライブデモをご覧ください。生成 AI のニーズに完全に適合するように Nova の応答をカスタマイズするための内部のヒントを入手してください。このセッションに参加して Nova の可能性を最大限に活用し、AI 主導のビジネス環境で一歩先を行きましょう。
スピーカー
Shubham Katiyar
Director of AI, Amazon
Gerard Medioni
VP/Distinguished Scientist, Prime Video
Jamie St. Onge
Sr. Manager, Product Management, AWS
Jay Lee
Senior Manager AGI-Product, Amazon
Patrick Nguyen
Director, Kumo Intelligent Tooling, Amazon Web Services
セッション内容、感想
Application of gen AI
Amazon Nova Model
- 生成AIを組み込んだアプリケーションで実現できること
- インテリジェントなドキュメント処理
- ワークフローの自動化とアシスタント
- コーディングやカスタマーサービスのアシスタント
- インシデント、ケースマネジメント
- 創造的なコンテンツ生成や創造的な資源の再利用
- 高度なパーソナライズによる顧客体験
- 4つの言語理解モデルと2つのコンテンツ生成モデル
- 優れた特徴
- フロンティアインテリジェンス
- 速度
- コストパフォーマンス
- エージェントワークフローやRAG
- カスタマイズ性
- 責任あるAI
- Amazon Nova Micro
- テキスト処理のみだがレイテンシーに優れ、非常に安価
- Amazon Nova Lite
- 最もコストが低いマルチモーダルのモデルで軽量なタスクにおいて非常に高速。
- Amazon Nova Pro
- 幅広いタスクに対応する、精度、速度、コストの組み合わせを備えたマルチモーダルモデル
- Amazon Novaのコンテキストサイズ
- Needle-In-A-Haystack(干し草の山の中から針を見つける)テストでは膨大な情報から高い精度で目的の情報を見つけ出すことができている。
- 価格と正確さの相関
- 12/3時点のベンチマーク比較
- 動画や手書き文字の理解に優れる
- Amazon Nova Canvas
- 画像サイズは最大2K
- 画像生成と画像編集がコア機能
- ファインチューニングは近日対応
- カラーパレット、背景除去、画像調整、RAI
- 広告、マーケティング、SNS、出版、EC用の画像作成が推奨ユースケース
- それぞれの機能の利用例
- Amazon Nova Canvas
- 動画の長さは6秒(将来的には2分に)
- 今後動画編集や、ストーリボード付き長編動画の作成も
- 広告、マーケティング、SNS、出版、アプリケーション用の短いビデオクリップ作成が推奨ユースケース
- テキストや画像からビデオを生成
スライドに載っていた動画のYouTube
Amazon Nova in action
AWS Support
- カスタマーサポートをAmazon Novaで実現
- すぐに実行できるCDKを生成するデモ
Prime Video
- Bosch: Legacy Season 2の要約をAmazon Novaで生成
Amazon Q Developer
- Amazon Q Developerの推論にもAmazon Novaを利用
Amazon Advertising
- Amazon AdsではAmazon Nova Reelを活用してAIアシスト広告動画を作成し広告制作コストを削減した
Next steps and resources
- 音声から音声、テキスト、音声、画像、動画の相互変換に対応したモデルを今後発表予定
昨日のキーノートから特段真新しい情報はありませんでしたが、実際にAmazonでNovaが使われている実例を提示されたことでより有用性が確かと感じられるセッションでした!
2024年12月19日(木)18時より、「AWS re:Invent 2024」のポイントを解説する「AWS re:Invent 2024 re:Cap presented by iret」を開催します。 |