こんにちは、MSPの田所です。

AWS re:Invent 2024 がついに終わってしまいました、、涙

何度振り返ってみても、今後の人生を変えてくれそうな素晴らしいイベントでした。
2025 年に参加のチャンスが少しでもある方の背中を押すべく、感じたことをまとめておきます。

1. 高揚感

Keynote を筆頭にイベント中には異様な熱気に包まれます。
そこにいる全員が AWS に興味があり、セッションやアップデートを心待ちにしている状況。
その熱に触れて刺激されない人はいないのではないでしょうか。
その高揚感たるや、なかなか体験できるものではありません。

オリンピックを観るなら、ワールドカップを観るなら、やっぱり現地が最高なんです。
トッププレーヤーとのレベルの違い、世界の広さを痛いほど体感できます。

2. 限界突破

セッションに次ぐセッションで頭がパンクし、限界を超えてインプットし続ける経験をしました。
少なくない単語が頭をすり抜けることにはなりますが、その中で重要なコンセプトや大きな流れが浮かび上がってきます。

AWS 資格勉強をしていて、初めは問題文を読んでも意味が分からなかったのが、なんとなく構成図が浮かぶようになる、みたいな感覚に近いでしょうか。
AWS の核や方向性に肌感覚で触れる体験をすると、もっと知りたい!もっと遊びたい!と前のめりになっている自分がいます。

3. 絶望感

これがオリンピックと違うのは、登壇者や参加者全てが同じフィールドでビジネスをしているプレイヤーであるということ。
世界の広さを体験する高揚感と同時に、これがビジネスをするパートナーでありライバルであると思うと絶望感すら覚えます。
体感として、レベル 2 の個人がレベル 30 の集団に紛れ込んでしまった感じでしょうか。

何がどうひっくり返っても敵わない人達、けれど同じフィールドで活動している。
そんな絶望感も味わえます。

4. 全能感

そしてオリンピックともう一つ違うのが、現実に役立つ情報が満載なこと。
トッププレーヤー同士が競っているのを観るのは面白いですが、
トッププレーヤーがレベル感に合わせてレクチャーしてくれる方がより役に立ちそうですね。

コンセプトの話から新機能の話まで、限界を突破してインプットが続くと、サービスを組み合わせたり、ベストプラクティスを取り入れたりすれば、今の業務はいくらでも改善できるのでは?という気になってきます。
段取りや実装を含めたらそんなに甘い話ではないのですが、理論的にはあれもこれもできるよな、と強気になっている自分もいます。

トップ集団とのレベルの違いを知る絶望感、今なら一段違うレベルで仕事に取り組めそうな全能感。
その共存は珍しい経験かと思います。

5. とはいえ今後が全て

知識レベルの向上はあれど、オンデマンド配信を活用すれば現地参加でなくても得られることです。
現地参加のメリットは計り知れないと思いつつ、一時的な気分の高揚だけでは何かが変わることはありません。

今後、自分が何に取り組むか、何を継続するか。
そのアクションのみが変化をもたらすと意識して、地に足をつけ直そうと思います。

またの参加を目標にしつつ、1 年間活躍していきたい所存です。

おわりに

最後はただのポエムになりましたが、re:Invent の現地参加を圧倒的におすすめします。
来年はそこのあなたもぜひ!

おしまい

AWS re:Invent 2024 re:Cap presented by iret 2024年12月19日(木)18時より、「AWS re:Invent 2024」のポイントを解説する「AWS re:Invent 2024 re:Cap presented by iret」を開催します。

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