こんにちは!
アイレットでフルタイム勤務をしながら、小学1年生の娘を育てつつ、
家事と仕事に全力投球中のDX開発事業部 小畑と申します!
今日は少し、娘の話をさせてください。
私の娘の現在の将来の夢は、アイドル。(女子が1度は憧れる道ですよね笑)
アイドルを目指す娘は、もっと小さい頃にテレビで見たK-POPにハマり、約1年ほど前から K-POPダンスを習っています。
先日、そのダンスの発表会がありました!!
親バカ炸裂の私は、我が子の勇姿をこの目に、いや、このスマホにも焼き付けようと、
最前列でスマホを構えていたのですが、なんと今回はプロのカメラマンさんが撮影した現像写真をいただけるとのこと。
(内心)「プロ!?それはありがたい!でも、データで十分かな〜」
そんなことを考えていたら、ダンスの発表会から約2週間ほどが経ち、我が家に封筒が届きました。
封筒を開けると現像されたL判の写真が入っていました。
封を開けて写真を手に取った瞬間、思わずじっくりと見入ってしまったのです。
紙に焼き付けられた一瞬一瞬が、デジタルの画面越しとはまた違った温かみを持って伝わってきました。
娘のキラキラとした笑顔、衣装の輝き、そしてちょっと緊張した会場の雰囲気まで。それらが、ぐわーっとタイムスリップしたように頭に浮かんできたのです。
クラウドの便利さ、そして…
さて、私は、仕事ではクラウドを駆使し、日々効率化やDX化を追求しています。クラウドの利便性は本当に素晴らしい。
発表会の写真も、クラウド上でデータを選び、現像を依頼しました。オンラインでじっくり比較検討できるのは、本当に助かります。(少し前までは、運動会などの行事の写真も学校の廊下に張り出されていて、それを封筒と鉛筆を手に、必死に両親が探す、、、なんていう光景が定番でしたもんね。)
でも、、です。
クラウドに保存されたデータは、あくまでも「データ」なんですよね。
いつでもどこでも見られるけれど、どこか遠くにあるような、そんな感覚。
一方、現像された写真は、手の中にしっかりと存在し、五感に訴えかけてくる何かがあるなと感じました。
デジタルとアナログ、それぞれの良さ
クラウドとアナログ、どちらが良い悪いではなく、それぞれに素晴らしい良さがあります。
クラウドは、効率性、利便性、共有性。アナログは、物質性、温かさ、記憶の定着。
今回の経験で、「形として残るもの」の力を改めて感じました。
娘の成長の瞬間が、大切な思い出として手元にあることの喜び。
それは、クラウドにはない、かけがえのない価値でした。
記憶を「形」にするということ
情報過多な時代だからこそ、「記憶を形にする」ことの大切さを感じます。
写真だけでなく、手書きの手紙、旅の思い出の品、子供が描いた絵。
形に残るものは、時間や場所を超えて、私たちに大切な何かを思い出させてくれます。
クラウドとアナログ、それぞれの良さを理解し、バランス良く活用することで、私たちの記憶はより豊かになるのではないでしょうか。
こんなことを書きながら、ふと、20年以上先の想像をしていました。
娘が社会人になり、この家を巣立ち、久しぶりに帰省したある日。
なんとなく部屋を片付けていたら、この発表会の写真が出てきて、「え、懐かしっ!」なんて言いながらパラパラとめくる娘。
その横で私「ほら見て!このポーズめっちゃ練習したよね~!」なんて親子で会話したりして、、、つい妄想が暴走してしまいました笑
と、
こんな感じで、この記事を読んでくださったあなたが、大切な記憶を「形」に残すことの素晴らしさを、少しでも感じていただけたら嬉しいです。