こんにちは、ヤマダ(北野)です!

この記事ではAWS Summit Japan 2025のアイレットブースで展示していた工場IoTソリューションについて、構成を振り返って解説していきたいと思います。

工場DXにお悩みのある方や、AWSのIoT系のサービスに興味のある方はぜひご覧いただけますと幸いです🙇‍♂️

はじめに

アイレットの工場IoTソリューションとは

工場IoTによって実現できることはたとえば以下が挙げられます。

  • 製造の効率化
  • 生産停止を防ぐ
  • 迅速なトラブル原因の究明

設備の稼働状況や消耗品の使用状況など、様々な情報を見える化することで製造効率や生産性の向上につながります。また、トラブルがあった際、スピーディに原因究明を行えるといったメリットもあります。

詳しくは下記リンクから詳細をご確認ください!
https://cloudpack.jp/lp/iotpack-for-factory/

AWS Summit Japan 2025 展示物


今回は「AI画像解析」「IoT」「生成AI」を訴求したデモを展示しました。
構成の見どころを詳細に解説していきます!

リアルタイムダッシュボード


ロボットのIoTデータはAWS IoT SiteWise、動画はAmazon Kinesis Video Streamsに収集・蓄積し、AWS IoT TwinMakerとAmazon Managed Grafanaでダッシュボードを実現しました。

機器に異常が発生した際には事象発生前後1分の動画を簡単にプレイバックできるようになっています。

AIによる物体検出


今回のデモではAIによる物体検出によってロボットアームに神経衰弱をしてもらいました。Amazon SageMakerで作成したAIモデルで解析し、物体の位置と種類を検出した結果に基づいてロボットを制御しました。

この技術を活用して製造現場での部品数のカウントや欠損品の検出などの業務効率化が期待できます!

音声と生成AIを活用した業務支援


生成AIのチャットボットにハンズフリーで問い合わせができるシステムです。Amazon LexとAmazon Bedrockのナレッジベースを連携し、専門知識の回答ができるチャットボットによる強力な業務支援が得られます!

最後に


AWS Summit Japan 2025では非常に多くの方にアイレットブースに足を運んでいただき、誠にありがとうございました!私も当日は説明スタッフとしてブースに立たせていただきましたが、私自身がロボットアームの可愛い動きやリアルタイムダッシュボードに釘付けになってしまいました(笑)

今後も急速に進化する生成AIをうまく活用し、お客様のお悩みを解決するソリューションの開発に尽力していきますのでよろしくお願いいたします🥰