2025年6月11〜12日、株式会社マイナビ主催のイベント『TECH+フォーラム – クラウドインフラ 2025 June. ITインフラ投資から確立する競争優位Ⅱ』がオンラインにて開催されました。
本イベントでは、「ITインフラストラクチャー」をテーマに
Day1:クラウドの最適化(クラウドネイティブな開発基盤・効率的な運用管理)
Day2:セキュリティ
2日間で「競争優位を確立するITインフラ投資」にたどり着くヒントを識者・先進的な企業の取り組みとともに提供されました。
アイレットは、ゴールドスポンサーとして協賛し、講演いたしました。
基調対談1 「生成AI時代の投資思考」
基調対談1 として、情報キュレーターの佐々木 氏と、経済アナリストの馬渕 氏によるIT投資における判断や戦略についてのセッションが行われました。
生成AIがビジネスや投資判断に与えるインパクト・日本企業のDX停滞の背景経営構造の変化・インフラ投資の長期シナリオなどについて、環境の変化を見据えた今後の投資の在り方について語られました。
基調対談2「先の先を読む投資思考」
基調対談2 として、株式会社経営共創基盤 塩野 氏と農林中金バリューインベストメンツ株式会社 奥野 氏による競争環境の変化を見据えたIT投資をテーマにセッションが行われました。
株式投資の視点より、AI時代における企業価値の変化や経営者像・成長企業に必要な要素・独自のエコシステムを持つ企業の特徴などについて、考察・議論されました。
アイレット株式会社 廣山のセッション
「コスト or 投資?AI 時代を乗り切るこれからのクラウドセキュリティ」
アイレットからは、クラウドインテグレーション事業部 副事業部長 兼 内部統制推進室 室長の廣山が登壇し、AI時代におけるクラウドセキュリティの考え方と、企業がとるべき投資戦略について説明をしました。
はじめに、日本国内のサイバー攻撃の実態、特に生成AIを悪用したマルウェアやフィッシング、ディープフェイク詐欺などの新たな脅威が増加している現状を示しました。
これらに対し、セキュリティを単なる「コスト」ではなく、「未来の損失を防ぐ投資」として捉え、その効果を可視化する手段として「ROSI(Return on Security Investment)」を活用した、定量的な評価により経営層の理解を得る重要性を語りました。
さらに、ROSIを最大化するには「リスクの最小化」と「迅速な対応」が鍵であるとし、AWSのセキュリティ成熟度モデルやCSPM、CNAPPといった実践的なフレームワークやツールを用いた対策の有効性を具体的な事例と共に紹介しました。
最後に、セキュリティ文化の醸成の不可欠要素である経営層の関与、全社的な意識改革、投資効果の可視化、継続的な教育及びセキュリティを成長の土台とする視点の重要性を協調しました。
本動画および詳細については、以下よりアーカイブ動画をご視聴ください。
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まとめ
本イベントでは、クラウドインフラの最新動向や事例が多数紹介され、生成AIや自動化、セキュリティ強化の取り組みが注目され、登壇者による経験談やベストプラクティスにより、今後のクラウド戦略に活かせる実践的な知見が得られました。
最後に
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