エンジニアの未来を照らす、最先端 LT セッションに迫る!

8月23日(土)に開催された『生成 AI × クラウド万博2025』は、まさに『テクノロジー最前線』に相応しい内容がギュッと詰まった、盛況なイベントとなりました。

今回のイベントの目玉は、なんと言っても『生成 AI × クラウド』をテーマにした豪華エンジニア LT(ライトニングトーク)セッション!このセッションでは、アイレットエンジニアの精鋭たちが、具体的なプロジェクト事例や業務での活用方法を紹介し、参加者の皆さんにそれぞれの想いを語りました。

【LT #1】佐藤 竜也
『生成 AI はインフラエンジニアのパートナーになるのか?』

トップバッターは、アジャイル事業部 / インフラエンジニアであり、2025 Japan AWS Top Engineer の 佐藤 竜也 が登壇!

インフラエンジニアとして、社内外で活躍しているものの、コードに少し苦手意識を持っていました。しかし、生成 AI ツールを活用することで業務の幅が大きく広がったとのこと!LT では、その体験談を紹介しました!
生成 AI を
『爆速で回答してくれる新卒1年目』と表現し、我々利用者はその回答内容に対する『承認者』として、責任を負うことの重要性を強調しました。具体的に利用しているツールとしては、Google Workspace 環境にドキュメントを格納し、情報抽出に活用する NotebookLM、IaC コード作成や GitHub 公開コードの改善に役立つ Cursor、そして調べ物の第一歩として利用する Gemini を挙げました!
さらに、AWS のトラブルシューティングにも活用できる Amazon Q Developer CLI といった最先端ツールまで紹介し、インフラ領域における生成 AI の使い勝手の良さを力説しました。

また、JAWS-UG(AWS User Group – Japan)の配信部メンバーとして、積極的にコミュニティ活動に参加し、技術のキャッチアップに努めています。そんな彼の知識と経験が、今回のクラウド万博という大きな舞台でもいかんなく発揮されました!
実は、今回のイベントの配信環境は、彼の『配信部』での活動で培った経験と、自身の趣味を活かして準備してくれたものなんです!まさに、プライベートで得た知識や技術的なバックグラウンドが、会社のイベントインフラ構築に直接活かされた、素晴らしい事例ですね。

配信部の腕の見せ所!頼りになる男、佐藤!!

【LT #2】小巻 玖美
『もっと成長したいエンジニアに私がアイレットを勧めたい理由』

LT #2 は、アジャイル事業部 / Web アプリエンジニアであり、2025 Japan AWS Top Engineer の 小巻 玖美 が、アイレットでの自身の成長を熱く語りました!

入社当時はまだまだ新米エンジニアだった彼女が、2年半でブログ10件以上の執筆、ハッカソンでの上位入賞、多数のコミュニティ活動や登壇を実現し 2025 Japan AWS Top Engineer に選ばれるまでの道のりは、まさにアイレットが挑戦を後押しする会社であることの証です。
LT では、開発業務における生成 AI との『協働』を提示。要件定義からコーディング、テストまで、各フェーズで生成 AI が強力なパートナーとなり得るとしながらも『品質担保の責任は人間にある』と、佐藤と同様に、AI 活用における人間の役割の重要性を指摘しました。彼女が活用する具体的なツールとしては、開発補助としての GitHub Copilot(自動プルリクレビューやユニットテスト生成)や、音声による情報収集・要約に活用する NotebookLM を挙げました。アイレットは AI ツールの使用検証を推奨しているため、エンジニアは常に最新の技術を試し、効率化を図ることができます。
自身の経験談を元に『生成 AI を活用して技術力やスキルを向上させたい、新しいことに挑戦したい』と考える若手エンジニアにとって、アイレットが最高の環境であることを語りました!

【LT #3】小菅 優太
『バンダイナムコエンターテインメント様が実現!生成 AI で加速する映像データ活用術』

DX開発事業部の Web アプリエンジニア、小菅 優太 は、アイレットが実際に手掛けた最先端の AI 活用開発案件を紹介!そのクライアントは、なんとバンダイナムコエンターテインメント様!ゲーム内の膨大な映像資産から、目的のカットを瞬時に検索できる独自システム『ClipSearch』プロジェクトの詳細に迫りました。

このプロジェクトの背景にあったのは『眠れるマルチモーダルデータの活用課題』。一つのゲームタイトルでおよそ80時間にも及ぶゲームプレイ動画の中から、特定のシーンを手作業で探し出すのは非常に困難でした。そこで開発されたのが、自然言語でシーンを検索すると、タイムスタンプ付きで特定シーンを返してくれる ClipSearch です。
開発は一筋縄ではいきませんでしたが、キャラクターの誤認識(Gemini のハルシネーション)という課題に対し、キャラクターの見た目や音声データといった補足情報を Gemini に与えることで精度を向上させ、誰のセリフかまで理解できるよう改善した具体的な事例は、AI 開発の実情を伝え、参加者を深く惹きつけました!

【LT #4】有栖川 遊
『AI × クラウドで社会はどう変わるか?エンジニアの未来のキャリアは?』

DX開発事業部の Web アプリエンジニア 有栖川 遊 が問いかけたのは、『AI に仕事を奪われる』という世間の不安に対する、自身の答え『AI に仕事は奪われない。ただし、仕事のやり方は劇的に変わる』。この力強い発信は、多くの参加者の心に響きました。

AI とクラウドの融合が、まさに『革命』であり、クラウドが AI に無限の計算能力と膨大なデータという『強力な脳』と『最高の教科書』を与えたことで、AI が単なるデータ分析から『新しいものを創造する存在』へと劇的に進化したと解説しました。そして、この革命がすでに開発現場に大きなインパクトを与えている現実を提示。GitHub Copilot や Claude Code といった AI ツールがコーディング速度を30〜50%も向上させる中、これからのエンジニアに問われるのは『どうやってコードを書くか(How)』ではなく『そもそも何を作るべきか(What)』という、より本質的な問いに集中する時代が来たのだ、と未来のキャリア像を明確に示しました。
さらに、AI を『最強の助手』と呼び、この助手をいかに使いこなすかが、エンジニアの生産性とキャリアを大きく左右すると強調。AI が定型的な作業を得意とする一方で、真の価値を生むのは、課題の発見・定義・解決力、アーキテクチャ設計能力、そして対話力といった『人間ならではのスキル』だと力説しました!

アイレットエンジニアによる座談会
クラウドと生成AIの共進化、そしてアイレットで働く魅力

LT セッション後には、登壇者全員が参加する座談会を実施!
クラウドと生成 AI の親和性から、アイレットで働く上で感じた魅力まで、熱い意見交換が行われました。

生成 AI との協働、その鍵は『クラウド』にあり!

登壇者全員が、生成 AI の活用にはクラウドが不可欠であると口を揃えました。オンプレミス環境では導入が難しい生成 AI も、クラウドサービスを活用することで、セキュリティを担保しつつ容易に利用できる点を指摘。また、予測が難しい生成 AI の利用量に対しても、クラウドのスケーリング能力が非常に有効であると、全員が共通認識を持っていました。

『効率化』だけじゃない!DX開発事業部が活用する生成 AI ツール

業務効率化の要として、DX開発事業部では生成 AI ツールの導入が急速に進んでいます。特に『Claude Code』は、約8割のメンバーが開発に利用しており、1日あたり2時間の工数削減効果を実現しています。また、社内データ検索やドキュメント要約には、セキュリティが担保された環境で使える『Google NotebookLM』を利用しているとご紹介しました。

中途入社者に期待することは、『挑戦心』と『クリエイター視点』

『アイレットで活躍・成長できる人財』について、登壇者から熱いメッセージが送られました。『何をしたいか、どんな新しいことにチャレンジしたいか』という明確な意思を持つことの重要性を語り『単なる開発だけでなく、クリエイターとしての視点』を持つ人財を求めていると意見も。技術力だけでなく、コミュニケーション能力も不可欠であるという共通の見解もありました!

アイレットの魅力は盛りだくさん!

座談会で、登壇者たちが口を揃えて語ったのは、アイレットが持つ『ハイブリッド』な魅力でした。ベンチャーの『マインドとスピード感』。そして KDDI グループとしての『大企業の安定感』を併せ持つ、まさに最強のハイブリッド企業!この絶妙なバランスが、社員一人ひとりの成長と挑戦を力強く支えています。

『できること』が増える喜びと、最高の仲間たち

『入社後に『できることが増えた』こと』や、困った時に Slack などで質問すれば誰かが助けてくれる『サポート体制の充実』。そして、フリーランスとしてアイレットと関わった後に社員となった 有栖川 からは『人間性の素晴らしさ』が入社の決め手だったという、心温まるエピソードも飛び出しました。

年次や役職に関わらず成果を出せば評価される実力主義の環境も、アイレットの魅力の一つです!

さあ、次はあなたの番!アイレットの扉をノックしよう!

さて、今回の『生成 AI × クラウド万博2025』開催レポートはいかがでしたでしょうか?

当日は、運営スタッフが AI で生成したオープニング曲が会場を盛り上げ、AI を活用した音声ガイダンスによる『会社紹介』で、参加者の皆さんをスムーズにご案内するなど、テクノロジーと遊び心が融合した、アイレットらしいイベントとなりました!
また、オフライン会場では懇親会も大盛況で、セッションだけでは語りきれない熱い意見交換が、たくさんの笑顔と共に交わされました。

今回のイベントレポートを読んで『アイレットって面白そうだな』『この人たちと一緒に働きたいな』と、少しでも心が動いた方は、ぜひ次のステップへ進んでみませんか?

私たちアイレットは、月1回開催されるオンライン中途採用説明会『うぇぶはち会』カジュアル面談を通じて、あなたのキャリアに関する悩みや、アイレットで挑戦したいことについて、じっくりお話を伺いたいと考えています。

この記事を読んで、各登壇者の『やりがい』『熱意』に共感してくださる方がいらっしゃったら、ぜひアイレットの扉をノックしてください!
これは、登壇者である彼らの熱い想いが詰まったメッセージです。
さあ、次はあなたが参加する番です。あなたの挑戦を、アイレット社員一同、心からお待ちしています!

さぁ、新しい一歩を踏み出そう。