こんにちは!AI インテグレーター KDDIアイレットの広報・羽鳥です。
2026年6月9日、Anthropic が Mythos クラスの一般向けモデルとして Claude Fable 5を発表し、話題となっています!
今回は、「話題の Claude Fable 5って何?何がすごいの?」という方向けに
非エンジニアの私が公式サイトや AI と壁打ちしながら勉強したまとめと、実際に触ってみた体験を紹介します!
Mythos(ミュトス) クラス、Claude Fable 5とは?
「Opus より上」のクラスが登場した!
これまで Claude には「Haiku(速くて軽い)」「Sonnet(バランス型)」「Opus(高性能)」というランクがありました。
そして6月9日に、Anthropic が”Opus を超えるティア”として Mythos(ミュトス)クラス を発表。その Mythos クラスを一般向けに安全化したモデルが、今回の Claude Fable 5です。
参照:Fable 5’s capabilities exceed those of any model we’ve ever made generally available.
つまり、「これまで一般公開してきたどのモデルをも超える能力」と Anthropic 自身が言っているわけですね💡
Fable 5 ・ Mythos 5 ・ ミュトスクラス…名前がいっぱいで混乱する問題
私も最初「Fable(フェイブル)って何?Mythos(ミュトス)って何?」となったので整理します。
| 名前 | 一言で言うと |
| Mythos(ミュトス)クラス | Opus を超える能力ランクの総称 |
| Claude Fable 5(フェイブル) | Mythos クラスを一般向けに安全対策つきで提供したモデル(私たちが使えるのがこれ!) |
| Claude Mythos 5(ミュトス) | 同じ中身だけど安全制限が一部解除されたバージョン。サイバーセキュリティの専門機関など限定 |
私たちが claude.ai や Claude Code で触れるのは Fable 5 の方です。
Claude Fable 5 の何がそんなにすごいの?3つのポイントで解説
何がすごいのかを非エンジニアにもわかるように Claude に教えてもらいました!
1. 大規模コードの書き換えが「2か月 → 1日」に
Stripe(世界的な決済サービス)が、5,000万行規模の Ruby コードベースの中で行なわれたある移行作業を Fable 5 に任せたところ、従来は人手で2か月以上かかると見込まれていた作業が1日で完了したと報告されています。(※ 5,000万行すべてを書き換えたわけではなく、その巨大なコードベース内での特定の移行作業です)
2. 画像や図から情報を読み取る力がトップクラス
Fable 5 はビジョン(画像処理)の能力も最高水準とされています。スクリーンショットだけで Web アプリのソースコードを再構築したり、科学的な図表から数値を正確に読み取ったりできるそうです。
3. 長い作業・大量の情報でも集中力が落ちない
「ロングコンテキスト」という言葉に聞き慣れていない方向けに説明すると、AI って実は長い会話や大量のドキュメントを扱うと途中で「最初に言ってたこと」を忘れがちなんです。Fable 5 はそれが大幅に改善されています。
Claude Fable 5 と Opus 4.8 を画像分析で比較してみた
何がすごいのかまとめたところで、早速 Claude Fable 5 を使ってみましょう!
Claude Fable 5 の使い方(claude.ai でのモデル選択)
Fable 5 は Claude Code(開発者向けツール)から使える他、claude.ai でも選択できます。claude.ai の画面でモデル選択のところに「Claude Fable 5」が表示されていれば、それをポチッと選ぶだけです。

※ 2026年6月22日まではサブスクリプションプランで追加費用なし。6月23日以降は利用クレジットが必要とのこと。お早めにどうぞ!
やってみたこと: iret.media のランキング画面を見せて「次の記事ネタ」を提案してもらう
せっかくなので、私が毎日見ている iret.media のダッシュボード(※今回の検証には、機密情報を含まないデモ画面を使用しています)からアクセスランキングのスクリーンショット を貼って、
このランキングを見て、
①どんなテーマの記事が読まれているか傾向を分析して
②次に書くべき記事のテーマを3つ提案して
③その理由も教えて
と頼んでみました。

すると Fable 5 はこんな分析を返してくれました。
- 「1位記事が2位の約4倍」 と数字をそのまま拾って根拠に使う
- 検索流入が73.2%という数値から「SEO 的に先行者メリットが効く」という提案につなげる
- 「内部リンクで送客」「シリーズ化でドメイン評価を高める」など、すぐ実行できるレベルまで提案が具体的
Opus 4.8 と比べてみたら、差がわかった!
せっかくなので、全く同じスクショ・全く同じ質問を Opus 4.8 にも送ってみました
Opus 4.8 も十分すぎるのですが、2つを並べると違いがはっきりしました。
| 観点 | Fable 5 | Opus 4.8 |
| 数値の読み取り | 「1位が2位の約4倍」「2025年4月公開ながら今も上位」と具体的 | 「大きく引き離し」「公開日がバラバラ」と定性的 |
| 提案の方向性 | 1位記事の続編・AWS資格の年度更新など「今あるデータの延長線」で手堅い | Antigravity・Manus など最新ツール名を挙げ「次の波」を狙う提案 |
| 提案の具体性 | 「内部リンクで送客」「シリーズ化でドメイン評価を強化」と施策レベル | 「比較・まとめ記事で回遊・滞在時間を伸ばす」と戦略レベル |
| 次のアクション | 提案+補足で完結 | 「一緒に絞り込みますか?構成案まで作りましょうか?」と対話を促す |
※数値やグラフはすべてダミーのデモデータです
Fable 5 はデータを正確に拾って、すぐ動ける施策まで落とし込む切れ味が際立ちました。一方 Opus 4.8 は最新トレンドも調べた上で戦略的に提案し、対話で深めるスタイル。
どちらが良い・悪いではなく、「さっさとたたき台がほしい」場面は Fable 5、「じっくり壁打ちしたい」場面は Opus 4.8 と使い分けるのがよさそうだと感じました 💡
ちなみに私は会話をしたい派なので、 Opus 4.8 が好きでした!
と、ここまで紹介しておいてなんですが、正直あまりたくさんは試せませんでした(笑)。
というのも、Fable 5 は従来の Opus と比べてプランの使用量を約2倍の速さで消費するのです。
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「使いすぎたら制限がかかってしまう」とビビってしまい、つい慎重になってしまったのが本音です🫣
使う前に知っておきたいこと
Fable 5 を使う前にちょっとだけ知っておいてほしいことがあります。
入力した内容が30日間保存されます
Fable 5 に送った文章や画像は、安全性の確認のために30日間 Anthropic のサーバーに保持されます。
AI の学習に使われることはありませんが、他の Claude モデル(Opus 4.8 など)では「データを一切保持しない」契約ができるのに対し、Fable 5 ではそれができません。
個人で試す分にはあまり気にならないですが、業務で使用する場合は情報の取り扱いに注意が必要です。
参考:Anthropic 公式ブログ
まとめ
話題の Claude Fable 5 を試してみました!
今回は画像処理能力の比較となりましたが、SNS や Web 上を見ると、
みなさん色々なことを試しているので、私も使用量が許す限り他の使い方も試してみたいと思います!
最後に繰り返しになりますが、追加費用なしで試せるのは 6月22日まで。それ以降は利用クレジットが必要です。
Fable 5 は Opus と比べてプランの使用量を約2倍の速さで消費(トークン単価が2倍のため)するので使いすぎにはご注意を!
ちなみに、記事の中で「Mythos 5 はサイバーセキュリティの専門機関など限定」と紹介しましたが、なぜそこまで厳重に管理されているのか?という裏側は、弊社のセキュリティ専門家が解説したこちらのコラムが詳しいです。
Fable 5 の「すごさ」の理由が、別の角度からよくわかるのでぜひ合わせてご覧ください!
【専門家に聞く】最強 AI『ミュトス』の衝撃!未知のサイバー攻撃から企業を守るための生存戦略と具体策を、セキュリティの専門家に聞いてみた。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
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