はじめまして、26卒新入社員の青柳 壮海(あおやぎ たけみ)です!!
初めてのブログ投稿となりますが、ご覧いただけると嬉しいです。
本記事では5/19~5/21にかけて行われた、技術研修「Pythonプログラミング 基本文法編」での学びや私自身が感じたことについて執筆させていただきます。
Python概要
- インタプリタ型とコンパイラ型の違い
プログラムを実行する仕組みには、大きく分けて2つのタイプ、インタプリタ型とコンパイラ型があります。Pythonはインタプリタ型に分類されます。
インタプリタ型(Pythonなど)
ソースファイルを、翻訳しながらその場で実行します。プログラムを修正した後、すぐに実行して結果を確認できるのがメリットです。
コンパイラ型(C言語など)
ソースファイルを一度すべてコンピュータが理解できる言葉(オブジェクトプログラム)に翻訳(コンパイル)してから実行します。
- Pythonの特徴
オブジェクト指向言語
プログラムが読みやすい
書き方に厳密なルールがあり、誰が書いても構造が分かりやすく、統一感のあるコードになりやすいです。
インデントが重要
見た目を整えるだけでなく、プログラムのブロックを表すルールなので、従わないとエラーになります。
⚠️注意点⚠️
大文字と小文字が区別されます。
コード内に全角スペースがあるとエラーになります。
Pythonの構造(変数と演算子)
- プログラムの基本ルール
1行=1つの命令
基本的には行の終わりが命令の終わりです。セミコロン(;)を使えば1行に複数の命令を書けますが、読みづらくなるためおすすめしません。
コメント(#)
(#)から行末までは、実行時に無視されます。
- リテラルと文字列
リテラルとは、ソースコードに直接書いた値そのもののことです。
数値リテラル
計算や比較を目的に、そのまま書きます。
文字列リテラル
表示などを目的に、’ ‘(シングル)または ” “(ダブル)クォーテーションで囲みます。どちらかに統一すると読みやすくなります。
エスケープシーケンス
改行(\n)やタブなど、目に見えない特殊な文字はバックスラッシュ(\ や ¥)を前に付けて表現します。

- 変数と命名規則
Pythonでは、変数を使うときの「事前宣言」は不要です。変数名 = 値 と書くだけで使えます。
変数名・関数名・ファイル名
すべて小文字。2つ以上の単語を繋ぐときはuser_nameのようにアンダースコアで繋ぎます(スネークケース)。
定数(変更しない値として扱う変数)
すべて大文字。単語の間はアンダースコアで繋ぎます。
使えない名前
先頭に数字はNG。また、言語のルールとして決まっている「予約語」(ifやforなど)は変数名に使えません。
- データの「型」と演算の注意点
データ型には、後から中身を変更できるかどうかで大きな違いがあります。
ミュータブル
後から変更可能。リスト(list)、辞書(dict)、集合(set)など。
イミュータブル
後から変更不可能。数値(int / float)、文字列(str)、タプル(tuple)など。
💡ポイント:
・//を使うと、割り算の小数点以下を切り捨てた整数が得られます。
・特定の異なるデータ型同士(例:文字列と数値の足し算など)では演算ができず、エラーになります。
制御構文(条件分岐と繰り返し)
- ブール型(真偽値)
条件が正しいか(真:True)、間違っているか(偽:False)を表す型です。比較演算子(== や != など)を使って条件式を作ります。
- 条件分岐(if文)
条件式の後ろには必ず :(コロン) を書き、次の行はインデントを下げて処理を書きます。
- if:もし〜なら
- if – else:もし〜なら、そうでなければ〜
- if – elif – else:2つ以上の複数の条件で分ける場合。
- 分岐のネスト:if文の中に、さらにif文を入れる「入れ子構造」も可能です。

- 繰り返し(while文 / for文)
- while文:条件式が True である間、ずっと処理を繰り返します。
- for文:リストの要素や指定した範囲のデータを順番に取り出して処理を繰り返します。
- break文:途中で繰り返しを強制終了したいときに、if文と組み合わせて使います。

組み込み型(シーケンス・マッピング・集合)
- リスト(シーケンス型・ミュータブル)
順序よくデータを並べて管理します。角かっこ [ ] を使って作成します。
インデックス(添え字)
データを取り出す位置の指定。先頭は 0 から、最後尾は -1 から数えます。
💡ポイント:reverse()で順序を逆に、sort()で並び替えができます。
- タプル(シーケンス型・イミュータブル)
リストと似ていますが、後から中身を変更できないのが特徴です。丸かっこ ( ) を使って作ります。
- 辞書(マッピング型・ミュータブル)
波かっこ { } を使い、キー : 値のペアでデータを管理します。
キーの重複はできません。すでに存在するキーに対して新しく値を設定すると、古い値は上書きされます。
- 集合(セット・ミュータブル)
重複のない一意な値だけを保持する箱です。データの順序は保証されません。

研修の振り返り
- 「ただ動く」ではなく「誰が読んでも見やすいか」という視点(可読性)
研修を通じて最も印象的だったのは、Pythonという言語の「読みやすさ・綺麗さへのこだわり」です。
インデント(字下げ)がルールとして厳密に決まっていたり、スタイルガイドで変数名や定数の書き方が細かく指定されている理由が、実際にコードを学ぶことでよく分かりました。
プログラムはコンピュータに指示を出すだけでなく、「チームのメンバーや、未来の自分が読むためのものである」という視点を持つことが大切なのだと考えさせられました。文字列のクォーテーションの統一や、不要なセミコロンは使わないといった細かな配慮が、最終的にバグのない読みやすいコードに繋がるのだと実感しました。
- プログラミング意識
研修の中で言われた「動かないコードは残さない。残すなら開発途中のみ」という言葉が強く心に残っています。
初心者のうちは、エラーが出たコードをとりあえずコメントアウト(#)して残してしまいがちですが、それはコードを煩雑にし、チームの開発効率を落とす原因になります。「動かないものは捨てる、またはその場で直す」という、現場ならではの緊張感と整理整頓の重要性を学ぶことができました。
- 基礎の「なんとなく」が大きなバグを生む
全角スペースが1つ入っているだけでエラーになることや、大文字・小文字の厳密な区別、異なるデータ型同士で計算しようとするとエラーになることなど、一見シンプルに見えるルールほど、曖昧にしてしまうと気づきました。
また、リストとタプルの使い分けや、関数とメソッドの違いといった「プログラムの裏側の仕組み」を正しく理解していないと、今後より複雑なコードを書くようになったときに必ず壁にぶつかると感じました。基本を「なんとなく」で終わらせず、理屈をセットで覚えるように意識すべきだと実感しました。
「なんとなく」で済ませる知識をゼロにし、一つひとつの仕組みや理屈を深く追求しながら、信頼性の高いシステムを構築できるエンジニアを目指すために、日々取り組んでまいります!