「アイレットの新卒採用を知ろうシリーズ」第11弾です。
今回は、新卒3年目のエンジニアで、クラウドインテグレーション事業部に所属する亀田 楓太にインタビューを実施しました。
亀田 楓太
クラウドインテグレーション事業部
東京構築第一セクション 第三グループ
開発エンジニアとしてプログラミングをしたいと就職活動を行なっていた亀田。
アイレットに入社し、配属されたのはインフラエンジニアとしてインフラ構築や運用保守を担当する事業部でした。
希望とは異なる道を進むことになった亀田は、配属からこれまでどのように成長していったのでしょうか。
就職活動をスタートする方、エンジニアを目指す方、そしてアイレットに興味のある方など、皆様ぜひご覧ください!
開発エンジニアを目指した就職活動
入社の決め手はオフィス環境
本日はよろしくお願いします。はじめに、どんな学生時代を過ごしてきたのか教えてください。
数学とパソコンが好きだったこともあり、大学では情報科学部にてプログラミングを学びました。メインは画像認識で、画像に写る人物を認識して、動きを追跡するシステムを開発しました。
就職活動はどのように行ないましたか?
大学で学んだプログラミングを活かしたいという想いで活動していました。「開発エンジニア」をキーワードに、就職情報サイトで手当たり次第気になった企業をチェックしていきました。
そうですね。アイレットの情報を見ている中で初めて「クラウド」という言葉が出てきて、自分でできる限り調べました。そこでAWSなどのクラウドサービスを知り、特にAWSはどんどん新しいサービスや技術が生まれていることに大変興味を持ちました。
オフィス環境が良いと思ったからです。オフィスがきれいなことはもちろん、1人につき2枚のディスプレイがあり仕事をしやすそうだなと感じました。
希望とは異なる道へ
技術研修とビジネスマナー研修があり、技術研修ではOSやサーバー、社内で扱っているプログラミング言語について幅広く基礎知識を学びました。
研修後はいよいよ各事業部への配属となります。開発エンジニアを目指していたということで、開発を担当する事業部を希望したのですか?
はい。でも希望の事業部には決まりませんでした(笑)。
最初はどん底でしたね(笑)。プログラミングを活かしたいという想いでアイレットに入社したのになんで?という気持ちでいっぱいでした。
希望が通らないと落ち込みますよね。クラウドインテグレーション事業部ではどんな研修がありましたか?
はじめの半年間はインフラ構築チーム、次の半年間は24時間365日の監視・運用を担うMSPチームで研修を行ないました。研修を通して、AWSの基礎的な構築やプロジェクトの進め方等を学びました。研修を終えてから構築チームへの正式配属が決まりました。インフラの知識はゼロだったので、とにかく必死で知識を詰め込みました。
1年目から様々な規模の構築案件に携わらせてもらいました。つい最近、Google Cloudを扱うチームに異動したので現在はGoogle Cloudのトレーニングを受けたりしています。
メイン担当を任された大型案件で、複数のプロジェクトを並行して進めなければいけないことがあって、それがかなり大変でした。上司に毎日相談して、仕事の進め方やお客様に伝わる文章の書き方などを教えてもらいました。この案件を担当した経験は今後も活きてくると思っています。
さらに多くの案件を経験し、知見を共有していきたい
どん底からのスタートでしたが、気持ちはどう変化しましたか?
振り返ってみると、 AWSは常に新しいサービスが誕生したり、アップデートが行なわれたりしているので刺激で溢れていて、楽しく業務に取り組めましたね。もともと「新しい技術に挑戦していきたい」という想いもあったので、その点ではインフラエンジニアで良かったと思っています。インフラエンジニアとしてどんどんやりたいことが見つかるので、いつのまにか「開発エンジニアになりたい」という気持ちはなくなってました(笑)。今振り返ると、そのような私の特徴も考えた上で、インフラの事業部に配属になったのかもしれません。
また、運用保守やインフラの性能・負荷テストなどでコードを書くことがあって、その部分においては大学で学んだプログラミングが活かせています。
さらに多くの案件を経験して知識を習得していきたいと思っています。Google Cloudを扱う部署への異動は私が希望したことなので、どんどん技術を身に付けて、チームや社内に知見を共有していきたいと思います。また、マネジメントにも興味があるので、グループリーダーを目指していきたいです!
亀田くんは新卒のAWS研修で講師を務めたこともあるんですよね?
はい、大学時代に塾講師のアルバイトを経験していたので指名されました(笑)。研修の内容は、1つ上の先輩方にアドバイスをもらいながら考えました。講師については全く緊張することなく、楽しくできたので、この経験も活かして、社内でも活躍していきたいと思います!
<AWS研修について>
・入社2年目の社員が講師を務める「AWS研修」!2021年度の講師インタビュー前編
・入社2年目の社員が講師を務める「AWS研修」!2021年度の講師インタビュー後編
早い時期から実案件を担当できる喜びを実感
「インフラエンジニア」という道を示してくれたことですかね!あとは、努力次第のところはあるかと思いますが、早い段階で案件を担当させてもらえます。入社前は自分が案件を担当するなんてまだまだ先だろうと思っていましたが、1年目からメイン担当を任せてもらえてとても嬉しかったです。自分で調べてプロジェクトを進行するので、知識の習得も進みますし、何より実案件を自分で進行するということを早い時期から経験できることは成長に繋がると思います。
アイレットには様々な案件があるので、「◯◯をしたい!」という気持ちが強い人ほど楽しんで仕事に取り組めるのではないかと思います。
最後にエンジニアを目指す学生にメッセージをお願いします。
私は、希望とは異なる配属先となりましたが、「やる気」と「好奇心」でなんとかなりました。エンジニアを目指すのであればこの2つはとても大事なポイントになるかと思います。
はじめは知らない単語ばかりで辛い時期を経験するかもしれませんが、努力していれば全て自分の知識となって、間違いなく成長できますよ。
上司からのメッセージ
齋藤 寛隆
クラウドインテグレーション事業部
東京構築第一セクション 第二グループ
1.亀田さんの良いところと期待しているところ
亀田くんは技術に対する欲求が高く、少し背伸びした案件でも前のめりに取り組んでくれています。
また、飲み込みも早いので、今後技術力をどんどん伸ばしていってもらいたいと思います。
2.一言メッセージ
実は、前から私のチームにきてもらいたいと思っていたので、Google Cloudに挑戦したいという亀田くんの希望があった時は嬉しい限りでした。
まだチームに来て間もないですが、与えられた案件も卒なく進めてくれて助かっています。
今後も新しいことに触れられる環境作りをしますので、技術に対する欲求はそのままに、楽しみながら成長していってください。
編集後記
配属先は、本人の希望や適性を考慮し最終決定されます。
希望した部署に入れなかったという新卒エンジニアのインタビューは初めてでしたが、とても生き生きしている印象を受けました。
「インフラエンジニア」といった新しい道で次々にやりたいことを見つけ、自ら挑戦している姿はとても輝いていて、私自身とても刺激を受けたインタビューとなりました。
これからの活躍にも期待しています!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
次回、同じく3年目の開発エンジニアのインタビューです。お楽しみに!
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