クラウドインテグレーション事業部 CS セクションです!

今回はセクションメンバー 総勢 7名にて 2023年4月20日、21日の AWS Summit Tokyo に参加となります。

本記事は 1日目の基調講演と世界的に注目されているサステナビリティについてのスペシャルセッションを中心に参加レポートをお届けします。

本記事は以下の内容を記載致します。

  • 初めてAWS Summit Tokyoへ参加されるかたへ
  • 基調講演、スペシャルセッションのご紹介
  • iretブースのご紹介
  • 1日目を終えての感想

初めて AWS Summit Tokyo へ参加されるかたへ

幕張メッセの最寄り駅は海浜幕張

はい、幕張駅で降りた人がここにいます。海浜幕張駅で降りることをオススメします。

もともと早めに着くようにしていましたので、10:30 からの基調講演には間に合いましたが、始まる前から汗だくです。

幕張駅から幕張メッセまで約 2.5km くらいなので歩ける距離ではあります(歩きました)が、もし間違った場合は冷静に海浜幕張駅あたりまでタクシー利用をオススメします。


Wi-Fi は一部の場所でしか提供がありません

今回のイベントから会場提供の Wi-Fi は AWS 認定資格保有者用のラウンジのみですので、ご注意ください。

テザリングなどスマホキャリアの回線も不安定

「急ぎでネットに繋いでチェックしたい!」などあるかと思いますが、同じような人がたくさんいるためか会場内でのテザリングはかなり厳しいです。

社内の打ち合わせがあったのですが、音声だけにしても通信ができず参加できずでした。

会場内から退場して、外に近い場所に行けばテザリングは可能でしたので、急ぎのときは慌てず会場から出てから通信できる場所を探してみてください。

参考情報ですが、Day1 では喫煙所付近は問題なく通信できました。

電源スポットの数は少なめ

電源スポットがかなり少なく、電源ポート確保の競争になりますので、モバイルバッテリーの持参をオススメします。

お弁当は引換券をもらえた人のみ

早期に会場に入場手続きされたかたなどにお弁当の引換券が渡されたみたいですが、引換券が無いかたはお弁当もらえませんので、ご注意ください。

オススメはちょっとしたサンドウィッチやオニギリなどをコンビニなどで買っておくと良いかもです。


一応、飲食店や飲み物の自動販売機は幕張メッセ内にもあります。

パイプ椅子なのでお尻が痛くなります

セッション受講用の各ブースは体育館とかにあるパイプ椅子が基本です。

クッションがフカフカではないので、お尻が痛くなるのが心配の方は、折りたたみのクッション持参をオススメします。

服装は軽装備でもいいかも

Day1 は天気も良く、朝から暖かく、日向だとちょっと暑いくらいで、
会場内は、長袖(ワイシャツ)とジーンズでちょうどいい温度かな?と個人的には感じました。

ただ満席のセッションの場合、人が密集するので暑いと感じるかたもいるかと思います。

暑いときは半袖になれるように、温度調節ができる服装がいいかもしれません。
女性の場合はストールなどあれば、温度調整もしやすそうですね。

ざっと気がついたことを記載しましたが、心配な方は Twitter のハッシュタグなど眺めていただいたほうが良いかもしれません。

基調講演開始前から多くのかたがスタンバイ

1番最初は 10:30 からの基調講演でしたが、開始 1時間前からすでに着席しているかたもいて、3000席以上用意された席が 10:00 には満席状態でした。

オフラインでの開催が 4年ぶりだったため皆さんの期待の高さが伺えます。

基調講演:今踏み出す、変革への一歩

時間:10:30〜12:00

セッションの概要

  • アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
    代表執行役員社長 長崎様からは機械学習を中心にAWSでの生成系AIサービスへの取込みの話題やAmazon DataZoneによるデータ管理、セキュリティ対策から、ビジネスの変革の促進のお話がありました。
  • 官民両方の視点からメタバース・医療・サステナブル目線・人への投資の話しがあり、新たらなビジネスを獲得するには動く早さとお客様への課題解決が重要であるという話でした。

感想

AWSサービスから様々な事業での社会貢献や事業の発展につながります。
温室効果ガス排出量削減やオンプレからの移行でエネルギー効率をあげるなどクラウドにすることでのビジネスの変革の促進や価値を生むことができます。

今後は競争力向上、新規事業の開拓、社会への貢献により幅広いお客様とつながることができます。

中でも機械学習のサービスを取り入れることで、今まで人の手で行なっていた事業がクラウドを通して行なうことでコスト削減や運用に役立ち、「お客様との対話で生まれる AWS サービス」を実現できます。

アイレットのパーパスでもある「技術と探究心で今日の「できない」を明日の「できる」に」を意識していこうと思います。

様々なクラウド企業が出てきている中で、弊社の存在価値を生み出すために、お客様の課題を解決するために歩みより、コミュニケーションを深めることで新たな関係を築くことが分かりました。

スペシャルセッション:Be Digital, Be Green : 今だからこそ、クラウド

時間:12:20〜13:30

セッションの概要

  • クラウドを利用することでのエネルギーの変換やサステナビリティの参画・事業への取組、ウォーター・ポジティブ・コミットメントの方針
  • お客様へ向けたサービスとしてアーキテクチャの最適化によるコスト削減、Cloud Financial Management(CFM)(コストの可視化、最適化、予測・計画、FinOpsの実践)によるコスト最適化、顧客が自ら健康促進に向かうことでランク制による保険料の削減事例
  • 新サービスとしてITX パッケージ 2023 ファミリーの説明
    • ITX For Cloud First
    • クラウド移行プロジェクトの確実・迅速な進行を支援
    • ITX for Cloud Native
    • クラウドならではの技術を活用
    • ITX for MCP Partner
    • MCPの付加価値を生かしたプログラム群を提供
    • ITX Lite
    • 中小規模向けのお客様を対象とした支援プログラム
  • 今後はDXだけではなくGXも同じ基盤で展開していく

参考資料:
Cloud Financial Management(CFM)
ITトランスフォーメーションパッケージ 2023

感想

サステナビリティについては現在世界的なトレンドとなっていますが、 AWSもかなり重要視しているようで、AWS Well-Architected フレームワークの柱に新しくサステナビリティの項目が追加されるなど、私たちAWSを使った運用を行なう立場でも分かるぐらいの変化が起こっています。

今回のセッションではAWSとSAPが、サステナビリティについて同じ方向を向き、今後も協力しながら事業を進めていくことが分かる内容となっていました。

サステナビリティについての取り組みとしては、消費電力を削減したCPUの開発や、リサイクル水を使用するデータセンターの使用など自社での取り組みだけでなく、オンプレミスからAWSへ移行することによるエネルギー効率の改善や、今回ご紹介されていたサステナビリティを意識した保険サービスでもAWSが利用されているなど、多くの面からサステナブルに貢献していることが分かりました。

また、クラウドを利用するうえで、サステナブルを意識するとコストの削減や利益改善に繋がるといったお話もあり、クラウドにおいてサステナブルがもたらす効果は大きく、今後もさらに重要性が高まっていくことが予想できます。

しかし、クラウドを使って利便性を高め、コスト最適化を実現するためには、お客様に動いてもらう仕組みが重要だというお話もされており、「クラウドを利用するだけから、クラウドを最適に利用する」ためにはデータの可視化や目標に向けて動いてもらう仕組み作りといったの考え方が重要になることを実感しました。

アイレット出展ブース


今回もアイレットはスポンサーブースにて出展しております!

抽選もあり、豪華景品(!?)が当たったかたもいらっしゃるかと思いますが、21日も出展しますので、皆様是非お越しいただけますと幸いです!
中央に配置されたドローンは水陸両用ドローンです

AWS Summit Tokyo 2023 2日目へ参加予定のかたへ

前回、幕張メッセで開催されたときも参加しましたが、提供されている設備など変わっていることがありましたので、2日目から参加するかた向けに事前に準備したほうがいいことなど共有となります。

1日目を終えて

AWSが世界を代表するパブリッククラウドであることは知っていましたが、今回Summitのようなオフラインイベントに参加し、多くの人が関わっていることを目の当たりにすることで、AWSという1つのサービスを中心に多くの企業や人を巻き込んでビジネスが展開されていることを実感できました。

また、その中でiretの名前を基調講演のスライドやブースで目にすることができたのが印象的でした。

照明や会場の演出を含め、終始ワクワクした気持ちでSummitに望めたのもオフラインならではの良さだと思います。

AWSの規模の大きさ肌感覚で実感できるので、今まではオンラインのみでの参加だった方や、まだAWS Summitに参加したことのない方もぜひ会場に足を運んでみてください!