まえがき
こんにちは。
クラウドインテグレーション事業部 MSPセクションの坂田です。
先日、私が所属するMSPセクション内部でAmazon Workspacesに関する勉強会を開いてみたので
・勉強会をする上で、この部分はやってよかったな/改善しなきゃな と思った事の共有
・MSPセクション内での、技術のインプット/アウトプットの雰囲気
上記2つをテーマに、この記事を書きました。
どっちか1つでも参考になれば幸いです!
勉強会の背景
MSPセクションにおける業務の1つとして
運用保守サービスを契約していないお客様に向けての、AWSサポートの支援を必要とするお客様の一次問い合わせ窓口cloudpackサポートの業務があります。
時には自ら社内に検証環境を立てて、お客様のお悩みを再現・確認しトラブルシューティングに当たることもあります。
そんな中で、「適切な設定でAmazon Workspacesの検証環境を立てるのって結構難しくないか?」 と思い自分がインプットしたAmazon Workspacesの情報のアウトプットと、サポート対応速度の向上を目的としてセクション内で Workspacesの概念解説+検証環境の立て方ハンズオンの勉強会を開きました。
要するに、「○○をテーマにやりたい!」って言えば、それが実務と結びついているのであれば割とカジュアルに勉強会,プレゼンテーション的な事をやらせてもらえます。
セクション内の数十人をターゲットにスピーカーをこなすって事で、非常に良いプレゼン練習になるので外部登壇とかの機会があれば、間違いなく今回の経験は活きると思います。
今回の勉強会における流れ(下部にそれぞれの振り返りを記載)
事前のアナウンス
↓
インプット・資料作成
↓
知見のあるベテランエンジニアに資料レビューを依頼
↓
スライド発表
振り返り(よかったとこ)
事前のアナウンス
当時の上長から『なぜやるのか、何を話すのかを明確にしとこっか』とアドバイスを受けてその時は「そんなにお堅くいく…?」って思いながら、意義を明確にしてアナウンスしました。
後々考えると、これはかなり良かったです。
事前説明を受けていれば、聞く側からしても発表当日の説明が頭に入りやすいと思うのでこれは今後もなるべく意識していこうかなと思います。
知見のあるベテランエンジニアに資料レビューを依頼
これは滅茶苦茶良かったアクションでした!
・スライドを褒められれば、自分の資料に自信を持てる。
・アドバイスを受ければ、その度に資料は上質になっていく。
・「実際に案件を回す時は、例えばこういう事を考えます」など、貴重すぎる現場トークが聞ける。
こんな利点が目白押しです。
繁忙期を控えた時期に別のセクションのグループリーダーを急に捕まえてカレンダーを抑えてレビューのお手間を取らせるというとんでもない暴挙に出ましたが「はい、よろこんで!」の一言で協力いただき本当にありがたかったです。
こういうセクションを超えたコミュニケーションを気軽に行えるのは、アイレットの強みです。
初見の内容すぎて自分ではわからない問い合わせも、500人近くが参加するslackチャンネルに@hereで質問することが出来たりと、自分自身かなり恩恵を受けています。
(流石にその時は要領を得ない質問をしてないか緊張しましたが…)
振り返り(改善しなきゃいけないとこ)
インプット・資料作成
立案・アナウンス・インプット・資料の作成・スピーカー を全部一人でやってしまいましたが、これは良くなかったです。
単純に工数が多い上に、自分だけで進捗管理するため締め切りの意識が薄れます。
複数人でやった方が色々な発想が生まれただろうし、もっと開催までにスピード感があったことでしょう。
せっかく最初から概念説明とハンズオンパートに分かれているのだから、スピーカーも分ければ良かったのに一人でやってしまったのでは役割分担も何もあったものではありません。
スライド発表
流れや台本を練り切ってないのに、リハーサルも怠るという地獄みたいなことをしてしまい結果として、元々想定していた時間を滅茶苦茶オーバーランしました。
勉強会を開催する予定があって、この記事を見ている方がもし居たらリハーサルはしましょう。それが無理ならせめて発表時間が2倍に膨れ上がることは想定しましょう……
あと、発表途中で休憩パートを作るべきだったかもしれません。
喋ってる側はずっとハイになってますが、聴く側からしたら小1時間ぶっ続けはつらかったかも…?
あとがき
いかがでしたでしょうか。
長文になってしまいましたが、お読みいただきありがとうございます。
iret及びセクションの雰囲気掴みと、勉強会をやるにあたっての参考になれば幸いです。
総じて勉強会をやって良かったなと感じたので、今後もエンジニアとしてこういうアクションは続けていこうと思います。
完全な余談ですが、この勉強会の後でWorkspacesの問い合わせがあった際に検証環境が正しい設定でスッと立ち上がっていた時には「あ、もしかして自分のスライドが参考になったのかな」と、少し嬉しい気持ちになりました。