Robloxのアプリをワンストップで開発&リリースできる体制作りの一環として、ゲームを自社内で1本開発してリリースしました。
Robloxのオリジナルゲーム「SOCCER BRAIN [DUEL]」をリリース

これからiret.mediaでもRobloxに関する記事を公開できればと思います。

まずは、Robloxって何?って方もいらっしゃると思いますので、Robloxの魅力について書きたいと思います。

Robloxとは


ゲームのYoutubeと例えられることもあるプラットフォームで、ユーザーがゲームを作成&共有したり、他のユーザーが作ったゲームを遊べるプラットフォームです。
Roblox

作ったゲームは基本オンラインゲーム(一つの世界を他のユーザーと共有して遊べるゲーム)になるのが特徴です。

魅力1:圧倒的なユーザー数


2023年の第1四半期の決算発表で、DAU(Daily Activer Users)が6610万人になったと発表されています。
ROBLOX REPORTS FIRST QUARTER 2023 FINANCIAL RESULTS

収益/ユーザー数ともに前年同期比で20%以上成長していて、MAU(Monthly Active Users)は発表されていませんが、いくつかのサイトでは2億人程度と推測されています。

現時点で同程度の規模のゲームは、Minecraft、Fortnite、PUBGくらいしかなさそうですが、まだ成長しているプラットフォームです。

アクティブユーザーの半数強が13歳未満と、若年層のユーザーが多いのが特徴です。

魅力2:サーバー費用がかからない


ゲームの配信も、ゲーム内から通信するサーバー(サーバー側の処理を動かすサーバー)も、全てRoblox社が提供してくれるため、サーバー費用がかかりません。

※Robloxサーバーから外部のサーバーへ通信することはできるため、自社でサーバーを用意して一部機能を提供することも可能です。

オンラインゲームを作ろうする場合、一般的には自社でサーバー構築してサーバー費用を毎月支払う必要があり、収支が赤字の場合はゲームの提供を終了する必要が出てきますが、Robloxの場合はそのまま残しておくことができます。

魅力3:クライアント/サーバー両対応の開発環境


Roblox社が提供するRoblox Studioという開発環境でクライアント側で動作するプログラム、サーバー側で動作するプログラム、クライアント/サーバー間の通信処理、全てを書くことができます。(記述言語はLuaをベースにRoblox社が改良したLuauという言語です)

またクライアント側、サーバー側のどちらの処理もデバッグすることができます。

開発したものをRoblox上に保存&公開すれば遊べる状態になります。

ゲームのYoutubeと例えられるだけあって、作ったゲームを簡単に公開できます。


上記のような魅力があるプラットフォームではありますが、若年層が多いこともあって、マネタイズの面では、iOS/Andorid向けのソーシャルゲームのような状態には無いの現状です。

ではRoboxでゲームを出す意義はどこにあるのか?ですが、グローバルな若年層ユーザーがここまで集まっているプラットフォームは他にないので、その点に魅力を感じる用途であれば、他に類をみない面白いプラットフォームなのでは無いかと思います。

グローバルに事業展開しているブランドがRoblox内にワールドを作っています。

デジタルアイテムの販売などマネタイズの要素もありますが、若年層のブランド認知など、プロモーションの意味が強いのではないかと思われます。

日本の場合、グローバルな展開を狙っているマンガやアニメなどで仕掛けるのは面白いのではないでしょうか。
個人的には、アニメはRobloxとNetflixで世界に出ていくのは面白い展開のように思います。

そんなRobloxで何かしたい、開発会社を探しているなどありましたら、ご相談頂ければと思います。
Roblox ゲーム開発サービス