セッション概要
公式ポータルより引用
Amazon Aurora is a relational database service built for the cloud that is designed for unparalleled high performance and availability at global scale, with full MySQL and PostgreSQL compatibility. In this session, learn how Amazon Aurora Limitless Database enables applications to scale to millions of transactions per second across petabytes of data. Explore the architecture, distributed transaction management, and serverless scaling capabilities of Aurora Limitless Database. Also, discover application patterns that are a good fit for Aurora Limitless Database and which patterns to avoid. Learn how Aurora Limitless Database makes it easier than ever to scale Aurora.
(DeepL翻訳)
Amazon Auroraはクラウド向けに構築されたリレーショナルデータベースサービスで、MySQLとPostgreSQLとの完全な互換性を持ち、グローバルスケールで比類のないハイパフォーマンスと可用性を実現するように設計されています。本セッションでは、Amazon Aurora Limitless Databaseが、ペタバイト級のデータに対して毎秒数百万トランザクションのアプリケーションスケールをどのように可能にするかを学びます。Aurora Limitless Databaseのアーキテクチャ、分散トランザクション管理、サーバレススケーリング機能について説明します。また、Aurora Limitless Databaseに適したアプリケーションパターンと避けるべきパターンを紹介します。Aurora Limitless DatabaseがどのようにAuroraのスケーリングをこれまで以上に容易にするのかを学びます。
初日の Monday Night Live で新しく発表された「Amazon Aurora Limitless Database」に関するセッションでした
Amazon Aurora Limitless Database のアーキテクチャについて説明がされていました
クエリについての具体的な説明もされていましたが、本ブログではアーキテクチャに焦点を当てて記載します
Amazon Aurora Limitless Database の紹介
今までシャーディングを実装する場合、主に3つの問題を抱えていた
- クエリの実行
- シャード間の一貫性
- メンテナンスの複雑性
Amazon Aurora Limitless Database では、一つの DB ライターインスタンスのスケーリングをマネージドに提供する
かつての課題をサーバレスにすることで解決し、ミリオン単位のトランザクションやペタバイト級のデータにも耐えることができる
例として、3つのテーブルがある DB を考えてみる
データベース内で「シャードテーブル」と「リファレンステーブル」に分けて管理される
- シャードテーブルはシャード間で分散される
- リファレンステーブルは全てのシャードでデータを保持する
ユーザーはデータのシャードを意識することなく Aurora を使用することができる
Amazon Aurora Limitless Database architecture
従来の Aurora のアーキテクチャはストレージ部分、書き込みインスタンス、読み込みインスタンスに分割されていた
そこに、Aurora Limitless Database では新たに「シャードグループ」が追加される
シャードグループはクラスターの中に含まれており、エンドポイントが提供される
負荷やデータのサイズによって、決められた範囲でスケールする
シャードグループはルーターとデータアクセスシャードに分離される
シャードグループは上限と冗長性の設定をするだけで作成できる
上記の例のように、redundancy を2にすると、各 AZ でライターの HA が作成される
プレビューを希望される方は、以下の QR コードから申し込みを!
所感
Aurora Limitless Database のアーキテクチャについてイメージできるようになるセッションでした
ただ、まだまだ消化不良な部分があるので、実際に触ってみたりしながら解明していきたいと思います!
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