この記事でわかること
- 以下のマネージドサービスのロケール・タイムゾーン設定について知れる
- Amazon RDS for SQL Server
はじめに
システムロケールやタイムゾーン設定について知りたい、意識する時は、以下のような場面があるかと思います。
- 時間処理
- 日付や時刻を扱う機能がある場合
- スケジューリングやリマインダー機能を実装する時
- 異なる祝日カレンダーに対応が必要な時
- 多言語対応
- 複数の言語に対応するUI/UXが求められる時
- 数値や通貨の表記法が異なる場合
- 地域規制
- コンテンツや機能に地域制限がかかっている時
- 法令順守のため特定の地域設定が必須な場合
- データ交換
- 異なるシステム間でデータをやり取りする際
- ロケールの違いを考慮した正規化が必要な時
私が担当している案件において、AWSのマネージドサービスの上記設定について知りたい場面がありました。対象は以下のサービスです。
- Amazon RDS for SQL Server
今回の調査結果をご紹介したいと思います。
Amazon RDS for SQL Server
ロケール(照合順序)
RDS for SQL Serverの場合、ロケール設定は照合順序の設定で指定することになるかと思います。
照合順序は、RDS for SQL Server作成時に設定できます。
RDS for SQL Server作成後も、コンソール画面から確認可能です。
注意点ですが、DB スナップショットから復元する場合は、照合順序を変更できないとのことです。
DB スナップショットから復元する場合は、照合順序を変更できません。
タイムゾーン
タイムゾーンも、RDS for SQL Server作成時に選択できます。
作成後の確認は、SSMS等の統合環境からSQLを実行しなければ確認できません。
まとめ
今回は、RDS for SQL Serverのロケール/タイムゾーン設定についてご紹介いたしました。
次回は、別のAWWSマネージドサービスにおける、ロケール/タイムゾーン設定についてご紹介いたします。