2024年8月1日にパシフィコ横浜でGoogle Cloud Next Tokyo ’24が開催されていましたので参加してきました！
その中のセッションの「Gemini for Google Workspace 最新アップデート」を聞いて来ましたのでレポートします。
Gemini for Google Workspaceとは、Gmail、ドキュメント、スプレッドシートなどにGeminiが組み込まれており、Gmailなどでは、メールを整理してくれたり、返信内容を提案してくれます。
メールを確認したり、返信したりは、業務で多くの時間を使うので、活用出来れば業務効率化につながりそうです。
セッション内で紹介されていた特徴は以下でした。
エンタープライズ グレードのセキュリティとプライバシーを備えているということで、かゆい所にも手が届いてそうです。
「ファイル権限はGoogleドライブと連動」あたりは、当たり前といえば当たり前かもしれませんが、「基盤モデルのトレーニングに利用されない」は、セキュリティー的にはよく考えられてるなという印象でした。
以下が主にGemini for Google Workspace で出来ることですが、もう立派な秘書ですね。
後半はTBSテレビ様の活用事例を交えてGemini for Google Workspaceの紹介がされていました。
生成AIの活用が「個々の業務改善」を目的にすることを多く目にしてきましたが、「経営課題の解決」にも活用していこうという目線は勉強になりました。
具体的な活用事例の紹介では、スポーツ選手の英字をカタカナに変換する作業をGemini for Google Workspaceを活用して業務効率化をされていました。
2024年8月1日現在、絶賛パリオリンピックが開催中ですが、オリンピックになると1万人を超える選手が対象になるとの事でかなり大変な作業だと言われていましたが、Gemini for Google Workspaceを活用してかなりその業務の時間を大幅に削減出来たと言われていました。
具体的な活用事例として（上述もしましたが）メールの整理でも活用されていました。個人的にも非常に使ってみたい機能の一つです。
経営課題解決におけるGemini for Google Workspaceの具体的な活用事例も聞いてみたかったですが、そこは具体的な活用事例の紹介はありませんでした。
Gemini for Google Workspace が「社内で一番、社内のことが詳しい博士に、良きアドバイザーに」したいと言う言葉で締めくくられました。
