まえがき

Amazon Aurora MySQL 2 は、2024 年 10 月 31 日 に標準サポートが終了になります。
標準サポート終了後も延長サポートに加入することで、引き続き Amazon Aurora MySQL 2 を利用することが可能になります。

本記事では、延長サポートについてよくある質問に回答していきます。

注意事項

本記事の情報は 2024 年 10 月 1 日 時点 になります。
本記事の内容は、すべてAWS公式ドキュメントから確認できるものになります。
※今後、AWS公式ドキュメントの記載が変更される可能性がございますので、あらかじめご了承ください。

Q. Aurora MySQL 延長サポートとはなんですか?

A. Aurora MySQL バージョン 2 を標準サポート終了日以降も引き続き利用することができる機能になります。

Amazon RDS 延長サポートを利用すると、Aurora標準サポート終了日以降も、データベースを以前のメジャーエンジンバージョンで引き続き実行できます (追加料金がかかります)。

冒頭にも記載しましたが Amazon Aurora MySQL  2 の標準サポート終了日は、2024 年 10 月 31 日 になります。

引用 : Amazon RDS 延長サポートの使用

Q. 延長サポートに加入するための手順を教えてください。

A. 対象バージョンを満たしていれば、自動で加入されます。

Amazon Aurora は、2024 年 10 月 31 日にクラスターを RDS 延長サポートに自動的に登録するため、引き続き Aurora MySQL バージョン 2 を実行できます。

引用 : Amazon RDS 延長サポートの使用

Q. 延長サポートの対象バージョンを教えてください。

A. Aurora MySQL 2.11 および Aurora MySQL 2.12 が対象になります。

標準サポート終了日や延長サポートの対象バージョンを確認したい場合、以下のAWS公式ドキュメントをご参照ください。

AWS公式ドキュメント : Release calendars for Amazon Aurora MySQL

[補足]
現時点では、マイナーバージョンまでの指定ですが、今後、パッチバージョンまで指定される可能性があります。
例 : 2.11.5 / 2.11.2 のように 太赤字箇所 まで指定される可能性があります。

なお、パッチバージョンは重要な問題を修正するために提供されていますので、
特別な事情がない限りは、最新のパッチバージョンまでアップグレードしておくことを推奨します。

Q. 延長サポートの加入時にインスタンスの再起動は行われますか?

A. 行われません。

RDS 延長サポートへの自動登録は、データベースエンジンを変更せず、DB インスタンスの稼働時間やパフォーマンスにも影響しません。

引用 : Amazon RDS 延長サポートの使用

Q. 延長サポートの料金について教えてください

A. 1時間あたりの vCPU 単位で料金が発生します。

Amazon Aurora のプロビジョニングされたインスタンスの場合、RDS 延長サポートの料金は 1 時間あたりの vCPU 単位の料金です。

引用元 : Amazon Aurora の料金