アイレット株式会社 DX開発事業部です!
DX開発事業部ではお客様のDX実現のために、生成AIのキャッチアップに日々取り組んでおります🔥
本記事では日々アップデートされる生成AI周りのニュースを週刊でお届けします🚀

AWS

AWS Supply Chain に Amazon Q が導入

AWSが提供するサプライチェーン最適化のためのビジネスアプリケーション「AWS Supply Chain」 に Amazon Q が導入されました。ユーザーが自然言語で質問することで、リアルタイムで在庫、出荷、供給リスクなどの情報が取得可能になります。日本のリージョンではまだ利用できませんが、米国東部(北バージニア)、米国西部(オレゴン)、アジアパシフィック(シドニー)、ヨーロッパ(フランクフルト)、ヨーロッパ(アイルランド)の5つのリージョンで利用可能となっています。

Amazon Q Businessの新機能の発表

「Amazon Q Business」をアプリケーションのUIに統合できる新機能が発表されました。この機能により、開発者はノーコードで自社のアプリケーションにAIアシスタントを統合できるようになりました。
権限のない第三者にデータが漏洩することはないようなので、セキュリティ面においても安心できそうです。ノーコードでの生成AIアプリケーション開発がさらに加速し、企業にとって革新的なツールとなりそうですね。

AWS CloudShell が Amazon Q CLI をサポート

AWS CloudShell が Amazon Q CLI をサポートするようになりました。Amazon Q CLI を使用すると、自然言語から AWS コマンドを生成し、パーソナライズされたコマンドの提案を受けられるようになります。これによって、コマンドの入力に関していちいちドキュメントを検索する必要がなくなるため、作業効率が向上し、生産性の向上が期待できます。

Amazon Bedrock Agents の Conversational Builder が一般提供開始

2024年10月16日から、Amazon Bedrock Agents の Conversational Builder が、一般提供開始されました。従来手動で作成を行っていたAmazon Bedrock 内のエージェントですが、自然言語による指示によってエージェントを構築できるようになりました。Agentがより簡単に構築できるようになったのは便利ですね。現状日本のリージョンでは利用ができませんが、米国東部 (北バージニア)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (シドニー)、ヨーロッパ (パリ)、ヨーロッパ (フランクフルト) のリージョンで利用可能です。

Amazon Transcribeが30の追加言語をサポート

AWSのASR(自動音声認識)サービスであるAmazon Transcribeが30の追加言語をサポートし、ストリーミング音声転写の対応言語が54に増えました。グローバル展開を行っている企業にとっては、多言語対応のカスタマーサポートがより行き届くようになるため、期待が高まりそうですね。

Google

10月15日よりSkill Badge Challengeが開催されました

Google Cloud主催でパートナー向けにSkill Badge Challengeが10月15日から11月15日までの1ヶ月間開催されます。期間中にGoogle Cloud Skills Boost と呼ばれる公式の学習プラットフォームにて取得できるスキルバッチをどれだけ多く獲得できるかというチャレンジで、上位1000人のパートナーには75ドル相当の景品が贈られるようです。またGen AI L400というスキルバッチを取得した方は50ドル相当の景品を獲得することができます。Google Cloud Skills Boost自体は非常に有用な学習ツールですので、これを機に楽しみながらGoogle Cloudを学んでみませんか。

Google Workspace アプリ サイドパネルの Geminiが日本語を含む7つの言語で使用可能に

Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Gmail、Google ドライブには再度パネルでGeminiを使用できますが、この度日本語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語の7つの言語でも使用可能になりました。再度パネルのGeminiではアプリケーションやタブを切り替えることなく生成AIのGeminiによるコンテンツ要約、分析、生成などを行うことができます。Gemini Business、Gemini Enterprise、Gemini Education、および Gemini Education Premium アドオンを利用している場合はAlpha版として追加言語を選択することができます。

Cost Anomaly Detection(コスト異常検知)がパブリックプレビューされました

今回コスト異常検知の機能がパブリックプレビューとなりました。この機能ではダッシュボードを利用して過去の支出パターンから逸脱したコストの急上昇を表示し、管理することができるようになります。急上昇の原因となったサービスやリージョン、詳細な原因分析を確認することができます。なお、異常検知ついてはコスト偏差のしきい値を設定し、設定値を超えた場合にアラートと通知を行います。AI を活用した異常検出アルゴリズムが使用されており、継続的な学習により改善されますが、ダッシュボードにはユーザーからのフィードバック機能が用意されており、将来的な異常検出アルゴリズムの最適化を行えるようです。

OpenAI

ChatGPTのWindowsデスクトップアプリをリリース

先行してMac版のデスクトップアプリがありましたが、Windows版もリリースされました。
ChatGPT Plus、Enterprise、Team、Eduユーザーがまずはテスト利用できます。

Meta

テキストと音声を組み合わせられるOSSマルチモーダル言語モデル「Meta Spirit LM」をリリース

Apple

Apple Intelligenceのために設計された新しいiPad miniが登場

AppleがA17 Proチップと、Apple Intelligenceを搭載した新しいiPad miniを発表しました。
Apple Intelligenceの日本語対応は2025年の予定です。

アイレット

再告知!Generative AI Summit Tokyo ’24 Fallにてアイレット社員の登壇とブース展示を予定

来る10月24日(木) 11:00 – 18:30よりベルサール渋谷ファーストとオンライン配信のハイブリッドにてGoogle Cloud主催のイベントが開催されます。アイレットからはDX開発事業部の西田がセッション登壇を行うほか、DX開発事業部のメンバーによるブース展示を予定しております。ぜひイベントページよりお申し込みのうえ、セッションやブース展示までお越しくださいませ。

その他

Yahoo!検索で生成AIによる回答とチャット形式での情報深掘りが可能になりました

Yahoo!検索が、検索結果上に生成AIによる回答を表示する機能と、チャット形式で情報深堀りできる機能の提供を開始しました。この機能は、「〇〇 方法」などのハウツー系キーワードや意味を調べるキーワードで検索すると、生成AIが生成した回答が表示され、ユーザーは効率的に情報にたどり着けます。さらに「AIに追加の質問をする」ボタンを押すと、チャット形式で生成AIに追加質問もできます。今後、検索結果上の生成AIの回答を経由せずにチャット形式で質問ができる仕組みの追加も予定されています。
生成AIによる検索機能にはGoogle Cloudが提供するVertex AIが使用されているようです。

Open Canvas

OpenAIの「Canvas」ライクなUIを提供するOSSが登場しました。
開発ロードマップを見ると本家とは別の方向性で開発を進めて行く予定のようです。


次週はどんなニュースがあるでしょうか。お楽しみに✋

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