初めに
本記事はCEO Keynote with Matt Garmanにて発表された、Amazon Aurora DSQLの内容となります
プレビュー版ではありますが本日公開されたので速報の情報となります
Amazon Aurora DSQL
Amazon Aurora DSQLを一言でいうと
事実上無制限のスケール、高可用性、インフラストラクチャ管理が不要なサーバーレスの分散 SQL データベースです。
Virtually unlimited scalability
Zero infrastructure management
99.999% multi-Region availability
Strong consistency
PostgreSQL-compatible
和訳をすると以下です
事実上無制限のスケーラビリティ
インフラ管理ゼロ
99.999%のマルチリージョン可用性
強力な一貫性
PostgreSQL互換
これだけ見ると夢のような説明ですね
あとは料金、制約などが気になるところです
分散データベースは別々のロケーション、別のDBがお互いに同期をとりながら動いています
これがうまくできないとDBのなかでデータの矛盾が生じてしまいます
そのためDB間で、双方に通信が増えることはレイテンシーの増大に繋がります
拡張性と可用性は上がりますが、上記のようなデメリットも発生します
スライドの中ではUS-EAST-1とAP-NORTHEAST-1間の通信を例にしてます
(東京リージョンが例にあがるのは、なんだか嬉しいですね)
ではどうすればレイテンシーは減らせるのでしょうか
スライドにもある通り衛生中心を使ってかなり細かい単位の時刻同期を行うことで削減しています
遠く離れたDBがお互いにいつ、どんな処理をしたのか正確に把握するとDB間のレイテンシーが削減できるようになるわけです
まとめ
すでにドキュメントもあるみたいなので時間をかけて検証していきたいと思います
https://docs.aws.amazon.com/aurora-dsql/latest/userguide/what-is-aurora-dsql.html
運用の業務をしている立場からすると、インフラ管理ゼロはホントなのか
無制限のスケーラビリティは逆に怖くないかなど気になる点もあります
これだけ優れた機能であればコスト面も気になります
引き続き深堀りしていきたいと思います!