アイレット株式会社 DX開発事業部です!
DX開発事業部ではお客様のDX実現のために、生成AIのキャッチアップに日々取り組んでおります🔥
本記事では日々アップデートされる生成AI周りのニュースを週刊でお届けします🚀

AWS

Meta の Llama 3.3 70B モデルが Amazon SageMaker JumpStart で利用可能に

Meta の Llama 3.3 70B モデルが Amazon SageMaker JumpStart で利用可能になりました。Llama 3.3 70B は、より少ない計算リソースで大型の Llama バージョンに匹敵するパフォーマンスを提供する大規模言語モデル(LLM)で、従来のモデルと比較してコスト効率が5倍向上しているようです。SageMaker JumpStart UI または SageMaker Python SDK を使用して比較的デプロイできるので、従来のモデルとどのくらい精度が異なるかは気になるポイントですね。

Amazon Connect で、アナリティクスデータレイクで公開スケジュールデータを提供開始

Amazon Connect は、エージェントのスケジュールデータを分析データレイクに提供し、レポートやインサイトの生成が容易になりました。これにより、給与のための労働時間のレポートや、特定の期間内に働くエージェント数や休暇中のエージェント数の要約ビューを自動生成できます。また、監査やコンプライアンスの要件にも対応し、過去2年間のすべてのエージェントのスケジュールイベントの詳細レポートを生成できます。これらのレポートは、Amazon Athena や Amazon QuickSight などのBIツールを使用して生成できます。この機能は、Amazon Connect エージェントスケジューリングが利用可能なすべての AWS リージョンで利用可能です。

Amazon ConnectのAmazon Q がエージェントアシスタンス機能で64言語をサポート開始

Amazon ConnectのAmazon Q がエージェントアシスタンス機能で新たに64言語をサポートするようになりました。カスタマーサービスエージェントは母国語でQとチャットして支援を受けることができ、Qは回答、ナレッジ記事のリンク、推奨されるステップバイステップガイドをその言語で提供します。新たにサポートされる言語には、中国語、フランス語、フランス語(カナダ)、イタリア語、日本語、韓国語などが含まれているようです。
なお、利用可能言語の詳細はLanguages supported by Amazon Connect featuresをご覧ください。
日本語がサポート対象に含まれることになったことで、活用の幅が広がりそうですね。

Stability AI の Stable Diffusion 3.5 Large が Amazon Bedrock で利用可能に

Stability AI の Stable Diffusion 3.5 Large が Amazon Bedrock で利用可能になりました。このモデルは8.1億のパラメータを持ち、テキストから高品質な1メガピクセル画像を生成できます。多様なスタイルでの画像生成が得意で、メディアやゲーム、広告、教育などの分野で活用が期待されています。さらに、複雑なシーンでの人間の解剖学的表現や多様な肌色の画像生成も可能です。現在、本モデルは米国西部(オレゴン)リージョンで利用できます
なお、ブログ記事「Stable Diffusion 3.5 Large is now available in Amazon Bedrock」ではサンプルコードを試すこともできるので、こちらも必見ですね。

Google

第 3 回 生成 AI Innovation Awardsの募集が開始されました

生成 AI Innovation Awardsは日本の企業やスタートアップ、研究機関などを対象に Google Cloud を使用しており、また Vertex AI や Gemini を使用している革新的な生成 AI 活用事例を Google Cloud が評価・表彰するイベントです。最優秀賞者にはトロフィーや Google Cloud Next Tokyo ’25 特別招待、セッション登壇、ホテル宿泊券などが贈られるようです。応募資格や評価基準はこちらの募集要項に記載されていますので詳細はご確認ください。

Gemini for Google Workspaceの機能をご紹介

先週、ついに弊社でも「Gemini for Google Workspace」が展開されました。2024年12月現在、日本語で利用可能なGemini AppとGmail、Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、GoogleドライブのGeminiサイドパネルについてそれぞれ紹介をしております。生成AI機能をアドオンとしてより容易に業務に活用できるようになるため、ユースケースを模索しつつ生産性向上に繋げていきたいですね。

生成AI活用事例に株式会社第一興商様の事例が掲載されました

Google Cloud の Vertex AI や Gemini を活用している先進的な企業の事例を紹介する生成AI活用事例集に弊社がご支援させていただいた株式会社第一興商様の事例が追加されました。第一興商様の事例では Gemini を利用してカラオケリクエストの表記揺れを吸収し、名寄せ作業の自動化を実現しております。詳細は生成AI活用事例集でご紹介されておりますのでビジネス拡大のユースケースの1つとしてぜひご参考ください。事例集はこちらのフォームより無料ダウンロードが可能です。

Google Labs の新しい生成 AI ツール「Whisk」が発表されました

Google Labs にて新しい生成AIツールである「Whisk」が発表されました。このツールはテキストプロンプトを使用する代わりに画像データを与えることで別の画像を生成することができます。また被写体、シーン、スタイルごとに画像を与えることでそれらをリミックスした独創的な画像生成も可能です。Whisk の仕組みとしては画像を与えると裏側で Gemini が画像のキャプションを生成し、画面生成を行う Imagen 3 に情報を渡すことで最終的に画像を生成するようです。現在はアメリカ限定での公開ということですが早く使ってみたいですね。

新しい動画生成モデル Veo 2 が発表されました

この度、動画生成モデルVeoの新しいバージョン「Veo 2」が発表されました。Veo 2は「リアリティと忠実度の向上」、「高度なモーション機能」、「より豊富なカメラコントロールオプション」を特徴としてよりリアルで映画のような高品質な動画を生成することが可能になっています。

Google Cloud がISO/IEC 42001:2023認証を取得

Google Cloud はISO/IEC 42001:2023認証を取得したことを発表しました。この認証は Google Cloud のAI サービスが品質、安全性、倫理的配慮に関する業界標準を満たしていることを証明する認証です。AI分野においてもセキュリティは重要な要素の1つですので、Google Cloud の取り組みが高い品質で保証されることで我々も安心して活用していけそうですね。

OpenAI

ChatGPT searchが全てのユーザーに開放

ChatGPTと電話、WhatsAppメッセージでの会話が可能に

推論モデルのOpenAI o3モデルを発表

o2はスキップされたようです。

GitHub

GitHub Copilotの個人ユーザー向け無料利用枠を提供開始

これまで有償プランしかなかったGitHub Copilotに個人向けの無料利用枠が提供されるようになりました!
以下が無料利用枠として提供されます。

  • 月2,000件のコード補完
  • 1か月あたり50件のチャットメッセージ

アイレット

新卒採用サイトに生成AIチャットボットを導入

アイレット株式会社は、新卒採用ページにて24時間対応可能な生成 AI チャットボットを導入しました。ハルシネーション対策にも取り組み、開発期間2ヶ月で実用化させた、本プロジェクトの詳細を紹介します。

 

その他

CerebrasCoder

HTMLモックアップをプロンプトを入力しながらインタラクティブに編集していけるサービスが登場しました。
Llama3.3-70Bを利用しており、素早いレスポンスでコードを生成、編集できます。

野田AIがオリジナルゲームを生み出す『スーパー野田ゲーMAKER』が発売

お笑い芸人、野田クリスタルさんが制作する野田ゲーの最新作『スーパー野田ゲーMAKER』が発売されました。
ゲーム自動生成システム「野田AI」にゲームの好みを伝えることでオリジナルのゲームを生成して、遊んだり、編集したり、他のユーザーにシェアできるようになっています。


次週はどんなニュースがあるでしょうか。お楽しみに✋

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