アイレットは、2025年4月10日(木)に PagerDuty 主催「PagerDuty on Tour TOKYO 2025」に出展いたしました。
昨年に続いて2回目の出展になります!
イベント全体の様子
会場の入口から PagerDuty のイメージカラーである緑を基調とした装飾が目立っていました。
参加者への無料ドリンクの提供もありました。
さらに、抽選会などの参加者を楽しませるコンテンツも盛りだくさん!
今回、野球解説者 / 元プロ野球選手の里崎智也さんの登壇がありました。
抽選会の景品の1位は、なんと直筆サイン入りグッズでした!
アイレットの講演について
アイレットからは、iret テクニカルアンバサダーとしても活躍するクラウドインテグレーション事業部の高橋修一が登壇し、「AI × PagerDutyで進化する運用! 10,000台の知見から学ぶ 内製化と自動化」についてお話ししました。
弊社の初期監視システムは、発生アラートをメールで受信し、そのメール画面をみながらインシデント対応をしていました。
当時の体制では、障害対応の全体状況が把握しにくく、個別アラートの対応状況もメール画面からは読み取れませんでした。
また、アラートを集約する方法としてメールを使っていましたが、信ぴょう性に欠け、アラートに付加できる情報や表現にも限界がありました。
これらの課題を改善するために、PagerDuty を導入しました。
発生したアラートを PagerDuty に集約し、一次運用担当者は PagerDuty をみながら、運用手順を元に、動作確認や情報取得、復旧作業をします。
また、お客様や、二次運用担当者へのエスカレーションもスムーズに行なえるようになりました。
PagerDuty 導入後、困難であった障害対応の全体状況が把握でき、インシデントを一覧で閲覧したり、アラートの分析も容易になり、個々のインシデントの状況の管理も可能になりました。
アイレットでは、AI の活用も積極的に行なっています。
PagerDuty に搭載されている機能を利用し、障害が発生した際、発生したアラートに対し、AI による適切なグルーピングも取り入れています。
他にも、弊社のサポートデスクへの問い合わせの類似ケース検索・関連ドキュメント検索・質問要約において、AI を活用しています。
運用しながら計測・分析を行ない、チューニングすることで、現在では高い精度を誇っています。
今後、さらに多くの場面で、AI、自動化を活用していきます。
自動化も、シナリオに沿った自動化だけでなく、AI が自立し考え調査をしてくれるようになり、人間が担う部分は高度なものに凝縮されます。
また、情報や提案を元に指示・判断することが主になり、不確実性が低い対処は、大部分が自動で完結するようになると考えております。
AI を活用した最適な運用をするために、より広範囲なコンテキストから提案・判断させることが重要です。
コンテキストを活用し、PagerDuty と協働することで、より精度の高い提案や情報が得られると考えています。
ブース展示について
ブース展示では、PagerDuty を活用した内製化と自動化について紹介しました。
講演の合間に多くの来場者様にブースにお越しいただき、PagerDuty 活用のデモ画面を使いながら、お話しすることができました。
懇親会の様子
イベントの最後には、懇親会も開催されました。
身動きが取れないほど来場者が多く、会場は熱気に包まれていました、、!
最後に
今回、ご紹介したお客様システムの運用内製化や自動化については、以下ページをご覧ください!
また、アイレットではその他、多様なサービスをご提供しております。
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