この記事について
こんにちは!記事を開いていただきありがとうございます!
4月25日(金)に目黒セントラルスクエアにあるアマゾンウェブサービスジャパン合同会社様に伺いました。
そこでたくさんの気づきがあり、自分なりに整理したいと思い学んだことや所感をまとめてみた!
という記事です。
今回の研修を通して、 ”新入社員だからこその価値や強み” もあるのだと感じました。
session1:AWS様からの挨拶
AWS様からはクラウドの真価とは価値創造に集中できること
国内2社目となるAWS 生成 AI コンピテンシーパートナーであること(2025/04/27 現在)
Japan AWS Jr. Champions、AWS Ambassadors、Japan AWS Top Engineers などをはじめとした
クラウドについてやAWS様とアイレットとの関係性についてお話しいただきました。
session2:前野佑宜さんのパネルディスカッション
Yukki様からの質問に 2024 Japan AWS Jr.Champions 前野さんが答える形で資格の勉強方法や今までにしてきたアウトプットについてお話しいただきました。
- 業務で触らないサービスはUdemyを使って学習した
- 資格についてわからないことがあった時はブラックベルトを使用して学習をしていた
- 上司の方にjr Championsを目指さないかと言われて意識が変わった
- 同期の間でアドベントカレンダーを行った
- 小さなことでもレベルが低いかも、、と感じても大丈夫なのでとにかくブログなどを書いてみる
- 選出されてからは、登壇の機会が増えたり、jr Championsをきっかけに案件にアサインさせていただいたことも あった
などjr Championsを目指す経緯と選出後に感じたメリットなど様々なことをお話しいただきました。
私はアウトプットの活動にとても興味がありましたが「すごいブログは書けない」「私にはまだ早い」
と考えていました。
しかし前野さんのお話を伺って私の中でブログを書くハードルが下がり挑戦してみよう🔥
と思い、今回この記事を書きました。
session3:AWS Top Engineer 鈴木 健斗さん LT
必要とされるエンジニアとは?
→AmazonのOLP Customer Obsessionを意識できているエンジニア
参考:AWSリーダーシッププリンシプル
上記の内容を聞いた時にアイレットのお客様リードという考え方が頭をよぎりました。
鈴木さんも以下のようにおっしゃっていました
お客様を基点として技術を扱い、日々の業務を行う = 評価
このお話を聞いてお客様がいるからビジネスができているということに今更ながら気づきました。
そしてお客様を意識しながら日々の業務を行う、それが評価につながると教えていただきました。
新卒だからこその価値
「周りの欠けているもの、自分が欠けているものを埋めることができるそれが価値につながる
しかし、自分にないものを周りが持っているからといって悲観的になる必要はない、それは周りのいいところ自分はそれを吸収しながら成長できる」
周りを見渡した時に欠けているもの、自分が欠けているモノを埋める=価値
このお話を聞いて私はいい意味で知識が少ない、先入観が薄いこの新卒期間は様々な価値に気づける
絶好のチャンスだと思いました。
理由としては新卒期間中の先入観が薄い時期、組織というものに対してクリアな視点を持っている今だからこそ、当たり前になりつつあることや普通は気にも留めないことに気づけると思ったからです。
そしてなぜ?という疑問を持ちそこからさらによくすることが可能なのではないかと思いました.
そのためにも、
- 気がついたことがあったら積極的に上司や先輩の意見をもらう
- 今は解決できないとしても将来成長し、解決できるようになった時のためにメモに残しておく
この二つを意識しようと思いました。
キャリアとは?
資格取得や称号がゴールになっていないかというお話がありました。
これらはあくまで手段であり、成長するためのツール
その先を意識することが大切そのためには、
- 技術も実務能力も両方伸ばす意識を持つ
- 素直であることが大事→すぐに実践、理解できない時はちゃんと聞く
- できない理由を考えるのではなく、できる理由を考える
これらのことを意識することが自分のキャリアを形成していく上で大切だと教えていただきました。
知識と経験を両立することを意識した日々の行動 = キャリア
このお話を聞いて資格取得に対する考えが変わったともに、私が目指しているものをイメージし、
何のために今勉強しているのか、私の目標とどう関係しているのかということを明確に把握できました。
完璧である必要はない
上司から仕事をいただいた際に「完璧な完成度」「80%90%の感覚で出す」こう思っていませんか?
と聞かれ心の中ではい!と返事をしたのも束の間、最初は20%30%くらいの感覚でいいからこまめに出すことが重要と聞いてなぜ?と心の底から思いました笑
鈴木さんは「こまめに出して上司と認識をすり合わせることが大切」とおっしゃっていましたが、
やはり完成度は大切なのでは?と思ってたところ、ここには書いていませんが少し前に鈴木さんがおしゃっていた
この仕事はどういった意味があるのか考えるという言葉を思い出しました。
それを聞いて新卒の技術も経験もまだまだな私は何を求められているのだろうと考えた結果、
完成度も大切、しかしそれ以上に求められていることを正確に把握することがこの時期は重要だと思いました。
完璧を目指して時間をかけて取り組み、いざ完成したものが求められているものとずれがあったら、、?
このようなことが起きたら時間も無駄になってしまうし、成果物自体のクオリティも自分的には満足のいくものでも、仕事を与えた側は必ずしもそうは思っていないのではないか?と感じました
では早めに出したらどうなるのか、、?
→こまめに修正が可能、しかも認識のすり合わせもできる!
結果効率よく仕事に向き合い、より良い成果物を出すことができるのではないかと思いました。
よく聞く、仕事はスピード感を持ってというのはこういう背景があったのでは?と思っています。
session4:Ambassadors 高橋修一さん LT
それぞれが独立し頻雑していたメールシステムを統合したことや、もし新卒に戻れるならこうしていた
というアドバイスなどをお話いただきました。
その中でも印象に残っているものをまとめてみました。
与えられた業務を全力で頑張る
point → 背景や目的を理解しようとすること!
背景や目的を理解しようと心がけると?
- タスクへの理解度が上がる!
- より選択肢が増える
- 理解度が上がることでより多くの選択肢の中から、課題解決に質の良い選択肢がわかるようになる!
得意分野を作り、周りから認知してもらう
自分の得意分野を作り、かつ周りにアピールをすることで
- 案件にアサインさせてもらえるきっかけになるかもしれない
- 登壇やイベントの情報が入ってくるかもしれない
- 同じ分野に興味がある人と関われるチャンスが増える→ナレッジを共有し合える
上記の可能性があると私は思いました。
特に、新卒の今はベテランの先輩方に比べて得意分野をアピールしやすいと思いました。
なので自分はこういう人だと、一人でも多くの人に認知してもらうことによって思わぬところでチャンスが舞い込んでくる可能性があると感じました。
思いや決心は習慣やルールに落とし込むと消えにくい、修正しやすい
point → 難易度を低めに設定しておく
難易度をあえて低く設定することで、モチベーションが低い時でも継続できるため長く続けられる
今まではモチベーションが高い時に勢いで設定していたため、途中で挫折してしまうこともありました。
なので今後は
- ゴールに向けて短,中期的な目標を難易度を低めにして複数設置
- 目標を達成した達成感によるモチベーションの維持ができそうか
- ゴールに近づいている感覚が得られるか
- 周りからのフィードバックをよく聞いて、受け止める
上記4つを含んでいるかを指標にして自分なりに目標を立てようと思いました。
session4:座談会
AWS様、前野さん、鈴木さん、高橋さんが各ブースを回っていただく形で座談会を行いました。
自分が印象に残っている内容をまとめます。
Q、私もjr Championsを目指しているのですが、選出の際にアウトプットの中で重要視していることはあ
りますか?
A、「熱量と主体性。内容のレベルやアウトプットの量などたくさんポイントはあり、一概にこれです!
とは当然言えないが、やはり熱量を持ち、主体的に行動をしているとこちらとしてもおぉ!となる」
Q、まだ誰でも知っていると思うような基礎的な知識しかないのですがアウトプットにおいてポイントは
ありますか?
A、誰でも知っていると思うことをアウトプットすることは重要。誰でも知っていると思っていることで
も案外知らない人はいる。
Q、失敗してしまったり、うまくいかなかった際にどういうメンタルの支え方をしてきたかお伺いしたいです
A、大前提として、私たちがしてしまうミスと新卒の子がしたミスとでは大きな違いがある。
新人のうちは会社を潰すような失敗をする方が難しい笑 それくらいの心持ちでチャレンジをしてく
Q、今はモチベーションが高いのですが、いつか燃え尽き症候群になってしまいそうで不安です。
どうやってモチベーションを維持してきましたか?
A、燃え尽き症候群になってもいいと思う。もし燃え尽きたら視点を変えてみるのもいいのではないか。
例として私は最初の1年間くらいは資格勉強に力を入れていて、飽きたと思う時があったのでアウトプットに力を入れた時もあった
Q、質問をすることが大切なのは分かりますが、相手が忙しそうだと遠慮してしまうことがあります。
質問のコツ、タイミングなどあればお伺いしたいです。
A、最初は聞くかどうか迷ったら聞く。それといいづらいことほどすぐに報告する
Q、欠けているものを埋められることが価値につながるとおっしゃっていましたが、欠けているもの気づ
き方について教えていただきたいです。
A、二つのものをいかに比較するか。自分と他の人を比較して足りないものを見つける
その際に自分にあるもので貢献できることがあるかもしれない。
逆に、自分にないものが他の人にあるものがあるかもしれない。しかし、
自分になくて他の人がいいところがあるのは当然。それは悪いことではなく成長できることだと思う
Q、普段使用しているメモツールなどあれば教えていただきたいです。
A、普段使用している特定のメモツールは特になく、メモしつつブログにすることが多い。
重要なのは誰かが見えるところに置いておくこと。エラーの解決方法など必ず誰かの役に立つ
Q、情報のキャッチアップについて、普段どのようなことを行っていますか?
A、効率的に情報を集められるような仕組みを作る。例:ナレッジ共有のスラックチャンネルに入るなど
自分で調べられるのは限度があるから効率的に情報が流れてくる仕組みを自ら作ることが大事
session5:ラップアップクイズ
AWSについての問題がスクリーンに表示され、それを各々のスマホで早押しで回答するクイズが行われました!
最初の1問は私が1位で回答することができ喜んでいたら最終的にはランキング外でした、、
AWSの知識を問われると身構えていたら、問題の中には前野さんがjr Championsに選ばれたのはいつでしょう!など予想外の質問もいくつか出題されとても楽しかったです!😃
session6:オフィスツアー
最後にAWS様のオフィスを見学させていただきました!
AWS Outpostsのサービスを提供している実際のサーバーやユーモアのある机など、どれもとても魅力的でした!
以下ユーモアのある机集😹
このほかにも将棋もありましたが、写真撮るの忘れてしまいました、、😭
当日は緊張で写真はこれくらいしか撮れませんでした、、
もっとたくさん撮っておけばよかったと後悔するほど素敵なオフィスでした!!
個人的にはエレベーターが実際のamazonの箱だったのがすごく面白かったです笑
エレベーターの画像を探していたところオフィスツアーについてのAmazon様の記事があり、
その中にエレベーター画像もあったのでぜひチェックしてみて下さい!
中でも一番印象に残っているのが【IT’S STILL DAY ONE】という文字が書かれた場所です。
IT’S STILL DAY ONEとは
Amazonの「1日目の文化」すべての行動の中心に顧客を置く文化で、いつでもDAY1のような楽しさや挑戦を続ける心を持ち続けるという意味があるそうです。
ちなみに慣れてきてしまったり、初心を忘れてしまうことがあったら「DAY2になってしまった」
と言うそうです。
短くまとめるのが勿体無いほど、いい言葉だと思ったので是非見てください!
詳しくはIT’S STILL DAY ONEについて
↑(DAY1の考え方、DAY2の考え方などがとてもわかりやすく記述されています)
まとめ
今回の研修を通して、私が思ったことや気がついたことをまとめます。
まずこの研修を通してビジネスとは、
「お客様の課題を、会社というあらゆるノウハウを持ったチームで解決すること」
だと実感しました。私が考える“新卒ならではの強み”について改めて気づいたことを記述します
ミスを恐れず挑戦できる立場
新卒がしてしまうミスの影響や責任はベテランの先輩方と比べれば比較的軽いです。
もちろんミスをしていいわけではないです。 だからこそ今は恐れず挑戦できる貴重な期間
だと思いました。分からないことを「どんどん聞いて」と言っていただける環境はこの新卒期間の他に
ないと思います。以上の理由から新卒という立場は成長のための絶好の機会だと思いました。
仕事の本質に気づきやすい
仕事というものに対する固定観念がない今だからこそ、ただただ毎日、目的もなく業務を遂行するとい
う状況になる前に「なぜこの仕事をするのか?」という疑問を持ちやすく、その答えとして
“お客様の課題解決”のため ということに気づきやすいと思いました。
先入観が少ないからこそ見える価値
知識や経験が少ない今の時期は、逆に言えば先入観が少ないということだと思いました。
だからこそ、組織や業務の“当たり前”に対して疑問を持ちやすく、「なぜ?」と考える力を活かして、
より良い方向に変えていける可能性があると感じました。
最後に
今回のお話は全て”今”聞けてよかったと思う内容ばかりでした。
前野さん、鈴木さん、高橋さんが新卒の私たちに向けて本当に伝えたいことを考えてくださったんだなと感じられる内容でした。
お忙しい中ありがとうございました!大変勉強になりました🙇
また、入社してまだ1ヶ月と経っていない私たちがこんなにも貴重な経験をさせていただけるのは人事の方のご尽力や先輩方が成果を残し続けてくださったからだと感じました。
本当にありがとうございました!!