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こんにちは、セキュリティエンジニアの田所です。
AWS で AMI を登録解除すると紐づいた EBS スナップショットも一緒に消せる機能が、2025年6月5日にリリースされたので速報です。
全てのリージョンで利用可能です。
1. これまでの悩み
この EC2 インスタンス 3 台、不要になったし関連するリソース全部消しておきたいなあ
バックアップ系もお金かかるし
↓
EC2 インスタンス消して、、
あ、EBS ボリュームは 2 つアタッチされているのか
この場合ルートボリュームはインスタンス削除で消えるけど、ひとつは別付けだから削除が必要か
AMI は、、7 世代取ってあるな
AWS Backup の設定も後で解除しておかないとなあ
↓
EBS ボリューム消した
AMI 7 世代 x 3 台分消した
あー、EBS スナップショットもあったな
EBS 別付けしてたから、、7 世代 x 3 台分 x 2 = 42 個もあるの!?
どのスナップショットがどの AMI に紐づいていたやつか分からなくなってきた、、
↓
ぎゃおおおおん!
2. 今回のアップデートを検証
EC2 インスタンスを EBS ボリューム 2 つの設定で起動し、AMI を 2 つ取得します。
すると以下のリソースが作成されます。
- EC2 インスタンス x 1
- EBS ボリューム x 2
- AMI x 2
- EBS スナップショット x 4
EC2 インスタンス
EBS ボリューム
AMI
EBS スナップショット
そして AMI を消します。
新しいチェックボックスが登場しています。
AMI も EBS スナップショットも無事削除されたことを確認できました。
AMI を登録解除してから EBS スナップショットが消えるまで時差はあるのでご注意を。
AMI
EBS スナップショット
まとめ
AWS さん、助かる機能アップデートありがとうございます!
これまでの悩みの中にもありましたが、EC2 インスタンス削除のタイミングで、紐づいている AWS Backup の設定も解除できるようになるとさらにいいなと思いました。
おしまい