マーケティンググループ改め、広報PRグループの中澤です。おはこんばんちは!
大学卒業後、22年間にわたり、小規模な Web 制作会社で幅広い業務(ディレクション、デザイン、フロントエンド開発、レンタルサーバの設定など)を担当してきました。
2024年から初転職で、アイレットに入社した小さなおじさんです。
そんな私ですが、今年も広報PRグループとして「Google Cloud Next Tokyo 2025」(2日目)に参加し、なんと…Google の最新 AI に自作のブロック作品を「もう少し工夫が必要でしょう」と、バッサリダメ出しされてきました(笑)。
事業推進本部の一員として、自社の強みであるクラウド技術の最前線や業界全体のトレンドを肌で感じるために参加したのですが、まさか自分の創造性を問われることになるとは…!
今回はその一部始終を含め、猛烈な熱気に包まれたイベントの様子を写真とともにお伝えします!
(広報PRグループ所属なので、技術的なことは…すみません!)
AI に創造性を問われた結果…「ブロック ビルド ゲーム」体験記
今回のイベントで最も未来を感じたのが、Expo エリアにあったこのブース。
ブロック ビルド ゲーム 〜 Gemini があなたの創造性を AI で評価 〜
Google の生成 AI Gemini によるクリエイティブ評価を体験いただけます。お題に沿って組み立てたブロック作品を、Gemini のマルチモーダル技術が多角的に解析・評価。4人で同時にスコアを競いながら、生成 AI モデルの進化を楽しく体験いただけます。
同じ事業部の後輩と「面白そう!」と挑戦。お題は「宇宙船」。
制限時間内にブロックを組み立てていると、AI が人間のようにユーモアを交えて実況解説してくれるんです。これだけでも十分に楽しいのですが、問題は完成後の評価…。
私の作品に対する Gemini 君の評価は、
「カラフルですが、宇宙船の形状としては少し不明瞭です。もう少し工夫が必要でしょう。」
…ごもっともです。
そもそも、私はなんで、宇宙船と聞いてロケットを作ろうとしていたのか(笑)。そこから小一時間、自分に問い詰めたい。
ちなみに、この体験のキモである「マルチモーダル」って何だ?と思ったのですが(モーダルと聞くと Web 制作で使うモーダルウィンドウしか浮かばないっす)、
マルチモーダルとは、テキスト、音声、画像、動画、センサーデータなど、2つ以上の異なる種類のデータを組み合わせ、統合して処理する AI システムのこと
だそうです。ブロックの形(画像)や色(データ)を多角的に見て、AI が評価や実況(テキスト/音声)を生成していたんですね。なるほど未来!
うちの導入事例にある、株式会社バンダイナムコエンターテインメント様との取り組みも、まさにマルチモーダルの活用例です。
大量のゲーム映像から「〇〇の必殺技シーンが見たい」といった自然言語で検索すると、AI が映像・セリフ・情景・キャラの見た目などを横断的に解析して、ぴったりのシーンを返してくれます。
映像というビジュアルなデータに、音声・テキスト・時間的コンテキストまで重ね合わせて検索できる仕組みは、まさに「複数モードを理解する AI 」の真骨頂。
https://cloudpack.jp/casestudy/25-10-bandainamcoent.html
良い意味で異次元!アイレットブースはなぜか「ジャングル」だった
さて、気を取り直して我らがアイレットのブースへ。
今年のテーマは「ジャングル」!
めちゃめちゃジャングル感出てますね。
他の多くの企業ブースが技術デモやソリューション紹介を中心に展開する中、アイレットのブースは良い意味で異次元な空間でした(笑)。
ブースではお宝ルーレットが設置されており、当たるとノベルティがもらえる仕組み。ひっきりなしにアイレットブースに人が来ていたのが印象的です。
当日のリアルレポ(行列と暑さとの戦い)
ちなみに、会場にたどり着くまでも、着いてからも、ちょっとした戦いがありました。
2025年の「Google Cloud Next Tokyo」は東京ビッグサイトで開催。埼玉県民のあたくしは、昨年の横浜会場で「海、最高かよ」と呟いていましたが、今年も潮風と熱風にやられました。
何より過酷だったのが「ゆりかもめ」です。
8月6日の関東は40℃以上が続出する猛暑。前日に行った同僚から「まじで、ゆりかもめ暑い!」と聞いて「またまたー御冗談を(オホホホ)」と乗ってみたら「まじで、ゆりかもめ暑い!」。
暑いのと揺れで、途中で気分が悪くなりそうになりながら、なんとか東京ビッグサイトに到着しました。40数年生きてきましたが、初東京ビッグサイトでした!
さらに、前夜にテレビ東京「WBS(ワールドビジネスサテライト)」で見て楽しみにしていた「AI バスケットボール コーチ」は、中々の行列で泣く泣く諦めました…。イベントの盛況ぶりがうかがえますね。
感想
猛暑と人の熱気に包まれた Google Cloud Next Tokyo。専門知識のない私でも、AI にダメ出しされたり(笑)、未来の技術にワクワクしたりと、最高の体験ができました。大切なのは技術を『知っている』ことだけでなく、『触れてみて、何を感じるか』なのだと実感した一日です。
この記事を読んで少しでも興味が湧いた方は、来年、ぜひ会場でお会いしましょう!暑さ対策は万全で!
(補足)Google Cloud Next Tokyo とは
Next Tokyo は、ビジネスリーダー、イノベーター、エンジニアのためのクラウドカンファレンスです。 最新の生成 AI はもちろん、進化する AI エージェントやセキュリティ、アプリ開発、データベース、インフラ、データ分析、生産性とコラボレーションに関するアップデートと、実際に Google Cloud を導入・運用されているお客様の声を基調講演、ライブセッション、展示やハンズオンなど、様々なプログラムを通してお届けします。 Google Cloud の最新技術を、ぜひ会場で体験してください。
アイレットは Diamond スポンサーとして協賛しました。