こんにちは。cloudpack広報の増田です。
昨年に大阪の毎日放送(MBS)の主催で『Hack On Air 〜MBSハッカソン』が開催され、12月27日(日)の深夜にイベントを特集した番組『ハッカソンで未来が変わるTV 2015』がオンエアされました。cloudpackはこのイベントに協賛として参加をしました。
100人を超えた参加者が24チームに分かれて、IT技術で視聴者を楽しませるテレビ番組の企画を考えて競い合うという、関西最大規模のハッカソンとなりました。肝心の番組が東京でオンエアされなかったのですが、Twitterをみると年末の深夜にも関わらず、関西方面にお住まいの方々の間で盛り上がったようです。
cloudpack初のテレビコマーシャル
なぜ昨年末のハッカソンの話をいまごろになって広報ブログで書いているかと言うと、このイベントへの協賛のオマケとして、30秒CMの枠をいただいてしまったことがきっかけです。これまでテレビでの露出などを行う機会がなかったので自前のCM素材があるわけもなく、急遽ゼロからcloudpackのCM素材を制作することになりました。
実はこのハッカソン番組、オンデマンドで視聴することもできましたが、CMはすべてカットされていました(当たり前か)。結果的に、年末の深夜に1度しか流れなかったcloudpackのCMを披露しない手はないだろうと、こちらでご紹介することにしました!
TVCM「間取り」篇(30秒)
前置き長すぎたので、とりあえず見てみて!
CM制作:リムレット株式会社 / Director:一筆将人
登場人物を紹介します。
左から、社長役:谷田真吾(やつだしんご)さん、副社長役:松戸デイモン(まつどでいもん)さん、掃除のオバさん役:山素由湖(やまもとゆこ)さん
小道具(番外編)
一筆将人さん@リムレット(本CMのディレクターさんご本人です)
コピーの誤字「決めて!」は編集段階で修正されました。
ボツ案も多数!
この「間取り」篇に落ち着くまでに、CM考査でボツになった絵コンテが多数ありました。当たり前のことなのですが、深夜枠とはいえ健全な社会生活を害するようなコンテンツは、容赦なく考査ではねられます。
30秒で記憶に残るCMにしたいと演出をちょっと過激にすれば、「○○を想起させる表現」とか「○○を助長させる表現」だからNGだと却下されてしまうわけです(○○はブラックな言葉)。私たちはカンヌでの入賞を夢見て(ウソ)インパクトのあるCMのアイデアを練っていたわけですが、どれも表現が紙一重だったのかほとんどが「不可」判定でした。いくつもボツになって結果「間取り」篇だけが考査を通ったのでした。
今回、CM枠をいただいたおかげで、YouTubeで世界中の優れたCMをたくさん視聴しました。やはり広告賞を取るような作品には心がゆさぶられる素晴らしいものが多いのですが、多くが日本ではON AIRされない事情も考査を通じてなんとなく理解できました。
クラウドと言えばクラウドパック!
短い時間と低予算と制限だらけの世界で、cloudpackのCM制作に携わっていただいたリムレットの皆さんには、心から感謝しております。また次の機会にCMづくりにチャレンジしましょうね。今度こそカンヌを狙って!