2025年10月16日(木)〜10月17日(金)、日経BP が主催する「日経クロステックNEXT 東京 2025」が東京国際フォーラムで開催されました。このイベントにアイレットは、展示ブースの出展に加え、DX開発事業部の石川がセミナーに登壇しました。本記事では、イベントの様子をレポートします。

▪️イベントについて

開場前から受付には長蛇の列ができ、会場全体が熱気に包まれていました。

セミナー会場では、AI エージェント、生成 AI 活用、製造業 DX、DX 人材育成、情報セキュリティなどテーマ別のセミナーが随時開催されておりました。

ブースエリアでは、50社以上が出展し、来場者は多様なサービスや製品を比較検討していました。

▪️セミナー

アイレットは、KDH グループとしてセミナーに登壇。
「ビジネスを変える生成 AI:多様なニーズに応えるプロジェクト事例のご紹介」と題し、アイレットのグループ会社であるフライウィール社、ELYZA社と共に、DX開発事業部 事業部長 石川が AI エージェントを活用した事例をご紹介いたしました。

AI 活用の「次」へ

まず、生産年齢人口の急減や製造業における指導人材不足といった社会課題を背景に、単なる情報収集に留まらない、次世代の AI 活用手法を提言しました。

「マルチ AI エージェント」とは

AI 活用の中でも、「自立」し「実行」する「マルチ AI エージェント」の可能性に焦点を当てました。これは、専門的な役割を持たせた複数の AI エージェントが連携し、複雑な業務プロセス全体を自動化・高度化するアプローチです。

【事例】KDDI 購買部門の課題解決と成果

具体的な効果を示す事例として、アイレットの親会社である KDDI株式会社 購買部門における取り組みを紹介しました。同部門が直面していたのは、「最終決裁者視点の欠如」による手戻りの長期化と、「ベテラン部員の知見の属人化」という二つの課題です。

アイレットが構築したマルチエージェントシステムでは、Root Agent がタスクを分解し、「業務定義 Agent」「過去データ Agent」「ベテランナレッジ Agent」などがそれぞれの役割に基づき情報を収集・分析・統合し、高精度な査定結果を導き出します。この仕組みにより、AI の正答率はチューニング前に比べ、劇的に向上しました。これは、単なる効率化を超え、業務品質の向上と購買プロセスの抜本的な変革を実現したことを意味します。

アイレットの支援体制と AI エージェントエコシステム

本事例は、高度な専門知識や属人化したノウハウを AI 化し、組織全体の標準スキルとして活用できる AI エージェントエコシステムの有用性を示しています。アイレットは、Google Cloud との連携のもと、「Gemini Enterprise」や「Agent Development Kit」を活用して、企業の AI エージェント開発から導入・運用までを一貫して支援し、持続的な業務変革をサポートしてまいります。

▶︎▶︎アイレットの「Google Cloud AI エージェント 導入支援サービス」の詳細はこちら◀︎◀︎

▪️アイレットのブース

ブースでは、アイレットの「生成 AI 導入・活用支援サービス」についてご案内しました。ミニセッションも開催し、お立ち寄りいただいた皆様と有意義な意見交換・交流をさせていただきました。

▪️最後に

生成 AI 導入・活用に関するお悩みはありませんか?

アイレットは、生成 AI の高い専門性と豊富な実績のもと、お客様ごとの環境や業務特性に合わせた最適なソリューションをご提案します。

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