iret.media をご覧の皆様、こんにちは！
クラウドインテグレーション事業部コアオペレーショングループ MSP セクションの石田です！
アイレットには様々な部署があります。その中でも私が所属している MSP セクションについて認知度を向上させるべく、定期的に独自のオンラインイベントを開催しています。
今回は、そのオンラインイベントのハイライトを振り返るとともに、 MSP の仕事の魅力や、アイレットの働き方についてインタビューブログとしてお届けします。
イベント参加できなかった方や、 MSP が気になるという方は是非最後までお付き合いいただけると嬉しいです！
【過去イベントの記事】
・未経験からインフラエンジニアになった 現職 MSP メンバーと語ろう ~君も MSP にならないか~
一般メンバーからシニアメンバーへ MSP のキャリアプラン
前回のイベントで「未経験からインフラエンジニアになったメンバーのお話」をしましたが、
今回のイベントでは一般メンバーから一段ステップアップした「シニアメンバー」というポジションになった方を招いてイベントを行いました。
それぞれシニアメンバーになるまでに何を思い、何を行動してきたのか？を紐解いてきました！
登壇者：松﨑 澪也
そもそもシニアメンバーとは何か？
シニアメンバーとはアイレット独自のポジションで、一般メンバーから一段ステップアップしたポジションです。
もちろんアラート業務もやりますが、チームで進めているタスクを触れる機会が一般メンバーよりも多くなります。
タスクを進めることで技術的知識はもちろん、チームを動かしたり、お客様対応、各部署への橋渡しをする機会もあるのでコミュニケーションスキル向上もできます！
そしてゆくゆくは様々なキャリアにチャレンジができ、更なるステップアップが可能なポジションです！
【一般メンバーの業務例】
MSP の一般メンバーが日々対応している業務は主に以下の3つになります。
- アラート対応
- 問い合わせ・申請対応
- 自チームのタスク対応
【シニアメンバーの業務例】
今回ご紹介しているシニアメンバーは一般メンバーの業務に加え、大きく分けて3つの業務があります。
- チームタスク対応
- 運用引き継ぎ
- グループリーダーの補佐
1. チームタスク対応
一般メンバーでもチームのタスク対応をしますが、シニアメンバーはより専門的な対応をすることが多いです。
その分知識や経験を求められますが、タスクを通して様々な成長ができるのでゆくゆくのステップアップにも繋がります。
2. 運用引き継ぎ
日々新しい案件や追加の監視項目が立ち上がるので、そのアラートに対する対応方法を二次運用と一緒に精査します。
この精査がかなり重要で、MSPの一番根幹の業務であるアラート対応の対応スピードと品質向上に大きく影響します。
例えば、
- アラートが発報された際にどの動線で動作確認を行うのか？
- 動作確認 OK の場合・ NG の場合はどのように報告するのか？
- SSH や RDP 接続確認を行う際の接続方法はどう対応するのか？
- 各種テンプレートや各種リンクの遷移先は間違いないのか？
など様々な観点からチェックを行います。
3. グループリーダーの補佐
自分が所属しているチーム内で円滑に業務を進めるため、一般メンバーへの指示出しやグループリーダーへの報告連絡相談を率先して対応する。
以上がシニアメンバーの主な業務内容になります！
それぞれのヒストリー（ YOU はなぜアイレットに？）
松﨑 澪也のヒストリー： YOU はなぜアイレットに？〜元保育士エンジニアの誕生〜
シニアメンバーになるまでの道のりを語る前に、まずは松﨑さんの前職と、 IT 業界への転身を決めたきっかけを聞いてみました。
【今までの経歴】
松﨑さんは、アイレットに入社する前は保育職として、児童養護施設と学童クラブに勤めていました。
- 子どもの生活支援と見守り
- 子どもと保護者の心身のケア
- 施設内の環境整備
人々の生活と安心を支えるという点で、今の MSP の仕事とも共通する責任感の強い業務に携わっていたことがわかります。
【なぜ IT 業界へ？】
しかし、インフラエンジニアを目指す決定的なきっかけとなったのは、 AWS との出会いでした。
高校生の頃にプログラミングの面白さを知り、一度は難しさから諦めましたが、専門学校で HTML や CSS を学んだことをきっかけに再び IT の道を志すようになりました。
その後、独学でプログラミングを学ぶ中で AWS と出会い、その専門的な技術に魅力を感じたことが、インフラエンジニアを目指すきっかけとなりました。
【アイレットに入社して直面した「ギャップ」と「成長環境」】
アナログな保育職から IT の最前線であるアイレットへ。
入社してまず感じたのは、環境の劇的な変化でした。
快適な環境とインプットの洪水
PC やモニター、椅子などエンジニアのことを考えて用意されていて、作業に集中できる環境がありました。
また、メンバーの皆さん全員が温かく迎えてくれて、とても安心感がありました。
その一方で、情報量の多さに最初は戸惑ったと語ります。
保育職でほとんどがアナログだったのに対して、
・ Slack
・ PagerDuty
・ backlog
・ New Relic
・ Datadog
など、さまざまなツールや研修の量に最初は戸惑いました。
何事にも挑戦できる文化
アイレットでは
「やってみたい」と手を挙げれば、「まずはやってみよう」
とフォローしてくれる文化があるのがとても印象的でした。
弱みを克服！シニアメンバーへの道のり
弱みの分析とプロジェクトへの挑戦
ただ、それを GL （グループリーダー） の方も含め弱みを分析して、何が原因かを掘り下げて一つひとつ対策を打っていったことで克服できました。
その結果、 RDS のアップグレード対応で私が主導となって対応させていただくことになりました。
複数のエラーにも直面しましたが、たくさん調べ、検証を重ねたり社内の知見をお借りしながら、最終的にプロジェクト完了させることができました。
MSP セクションには「 StepUP 研修 」が存在し、
これを通してシニアメンバーになるために必要な基礎知識をしっかりと身につけることができたことも、大きかったです。
シニアメンバーになってからの変化
シニアメンバーになってからは、業務の幅と意識が大きく変わったと松﨑さんは語ります。
- 新規プロジェクトへの参加： 現在は PD RBA （ PagerDuty Runbook Automation ） の内製化支援など、新しい技術に触れる機会が増加。
- 運用改善への関与： 表面的な作業だけでなく、運用改善の提案や自動化の仕組みづくりなど、より本質的な改善に取り組むようになった。
- チーム最適化をより意識： 東京と大阪でチームが離れている中で、全体がうまく回るように、率先してコミュニケーションを取ることをより意識するようになった。
今後のキャリアプランは「フルスタックエンジニア」！
最後に、松﨑さんが見据える今後の目標です。
その第一歩として、今は SRE セクションを志向しています。
現在取り組んでいる PD RBA （ PagerDuty Runbook Automation ） での自動化支援を通じて、
オブザーバビリティや運用の自動化を学びながら、
その経験を SRE 領域に応用し、
徐々に技術の幅を広げていきたいと考えています。
まとめと採用情報
皆様、今回のイベントレポートはいかがでしたでしょうか？
「 IT 未経験で入社したあと、何を目指せばいいのか？」と不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、松﨑・村上、そして多くのアイレット MSP メンバーのヒストリーが証明しているのは、現在のスキル以上に「向上心」と「チームで働くことを大切にする気持ち」が何よりも重要だということです。
今回のイベントレポートを通じ、 MSP という仕事のリアルや、個性豊かなメンバーが集う当社の雰囲気が少しでも伝わったなら幸いです。
アイレットでは、新たなキャリアにチャレンジしたい MSP セクションの仲間を心から募集しています！
「この記事で興味が湧いた」「自分の経歴でも挑戦できるか知りたい」そう思ったら、ぜひ一度、カジュアルにお話ししませんか？あなたの新しい一歩を、私たちは全力でサポートします。
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ではまた!! iret.media でお会いしましょう!!
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