Nano Banana って知っていますか?
「Nano Banana」というワード、皆さんは耳にしたことはありませんか? 最近、SNS のトレンドや広告などで目にすることも増え、見かけたことがあるという方も多いと思います!
今日は、いま大注目のGoogle の画像生成AI モデル「Nano Banana」について、その魅力と素晴らしさをお話しします!
Nano Banana とは?
「Nano Banana」とは、Google が開発した最新の画像生成・編集モデルの愛称です。正式名称は「Gemini 2.5 Flash Image」といい、Google AI Studio やGoogle Cloud のVertex AI などの、Googleサービスで利用可能です。また、上位モデルとして「Nano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image)」もラインナップされています![1][2][3]
特に「Pro」モデルの最大の強みは、「プロンプトへの忠実さ」と「正確な文字描画能力」となっており、画像内でのテキスト表現力が飛躍的に向上しました!プロンプトで指示を出すだけで、実写のようなリアルな質感から独創的なイラストまで、高品質な画像を瞬時に生成できます。[4]
Nano Banana はLLM (大規模言語モデル)の技術を応用しており、単語を単に「タグ」として拾うのではなく、文章の「意味や文脈」を深く理解する仕組みになっています。「誰が何をしているか」といった要素間の関係性や、言葉の裏にある「空気感」を再現する能力が極めて高く、作り手の意図を驚くほど正確に反映してくれます。
そのため、「人間のデザイナーに発注する」ように、「主語・動作・背景・画風」を繋げた自然な文章で具体的に書くのが一番のコツとなります。
また、従来の「Nano Banana」では文字描画能力を少し苦手としており、よく謎の日本語を生み出してしまっていました。(あれはあれで味があって好きですが・・・!)
そんな「Nano Banana」では苦手としていた「画像の中に、指定した日本語を正しく入れ込む」という作業も、以下の画像のように「Nano Banana Pro」なら驚くほど違和感なくスムーズにこなしてくれます!
▼プロンプト
犬がPCで仕事をしている。後ろには”定時退社” と書かれている額縁が飾られている

かわゆっっっっっっ!!!!!
出力されたとき、思わずあまりの可愛さと精密さに、リアルに声が出ました。すごすぎるぜ、「Nano Banana Pro」・・・!!!!
ちなみに残念ながら、先述のとおり「Nano Banana」では、同じプロンプトでも、「定時退社」という文字は、上手く出力できませんでした。それでもかわいいけど!

「Nano Banana」と「Nano Banana Pro」はどう違う?
どちらも非常に優秀です!
が、企業がプロモーションやデザインの本番環境で採用するなら、断然、Nano Banana Pro を推奨します!
| 特徴 | Nano Banana | Nano Banana Pro |
|---|---|---|
| 得意なこと | 高速生成・コストパフォーマンス | 圧倒的な描き込み・複雑な指示への対応 |
| 画質 | 高品質 | 写真のような質感、緻密なライティング |
| テキスト描画 | 基本的な単語に対応(日本語は苦手) | 長いフレーズや複雑なフォント配置も得意 |
| 用途 | ちょっとした画像がほしいとき、アイデア出し | 広告ビジュアル、製品デザインなど |
Nano Banana Pro のここが強い!
Proモデルは、光の当たり方や素材の質感の表現が極めてリアルです!また、複数の要素が絡み合う複雑な指示も「理解」して描き分けるため、修正回数を劇的に減らすことができます!
また、なんと、今ある画像を元に、新たな画像を生成することができるんです。例えば、先ほどのワンちゃんの画像を元に、以下のプロンプトで再度投げてみた結果がこちらです。
▼プロンプト
定時退社できずに、夜になってしまって悲しい柴犬にして

すごっっっっっっ!!!!!
眼鏡に反射するモニターの光加減も、部屋の陰影も、デスクライトがワンちゃんやモニターを照らす質感も・・・!すべてが完璧すぎて、語彙力を失うほどの衝撃です!!!!!
Nano Banana Pro 、ここまでの表現ができるなんて凄すぎます!!!「明日以降は定時退社できますように〜〜〜〜〜〜!!!」と思わず祈ってしまうほど、悲しそうだけど可愛いお顔の表現も、流石すぎます。
ぜひとも、先ほどの画像と見比べて、感動してみてください!!!
企業で使う際の注意点とは?
画像生成AI をビジネスで使う際の懸念点として「著作権」などがあがるのではないでしょうか?
1. 二段構えの「知的財産権の補償」(インデミニフィケーション)
Google は、Gemini for Google Workspace およびさまざまな Google Cloud サービスを利用する企業に対し、以下の2つの柱で法的リスクを補償しています。[5][6]
・トレーニング データ
Google がAI モデルを訓練するために使用したデータが、第三者の著作権を侵害していると訴えられた場合、Google がその責任を負います。
・生成された出力に関する補償
ユーザーがプロンプトを入力して生成された「結果物」が、第三者の知的財産権を侵害していると主張された場合も、Google が法的に守ってくれるという非常に強力なサポートです。
2. 学習データへの不使用
一般向けの無料ツールとの決定的な違いは、入力したプロンプトや画像データが、無断でGoogle のモデル学習に利用されない点です。[7][8]
企業の機密情報や未発表プロジェクトのデザイン案を生成しても、その情報が他社の回答に漏洩するリスクはありません。データプライバシーが完全に担保された環境で、安心してクリエイティブに集中できます。
【重要】ここだけは注意!保護されないケース
Googleが守ってくれるといっても、何でもOKというわけではありません!
以下の場合は 保護の対象外 となる可能性があるため、ガイドラインを遵守することが求められます。
■意図的な「寄せ」
特定のアーティストの画風や、実在するキャラクターなどを故意に模倣するプロンプト(例:「〇〇風のキャラクター」など)を入力した場合。これは「意図的な権利侵害」とみなされ、Google の保護対象から外れる可能性があります。
■安全機能の無効化
セーフティフィルターを意図的に回避して生成された不適切なコンテンツも、保護の対象外となります。
■ウォーターマーク(SynthID)の削除
AI によって生成された著作物の著作権の扱いは、法域によって異なり、機械などの人間以外によって作成されたものには著作権を認めない国も多いなど、明確ではありません。原則として、Vertex AI を使用して生成した画像を商業的か非商業的かを問わず、自由にご利用いただけます。
Google の生成画像には、AI 製であることを示すデジタル透かし(SynthID)が含まれる場合があります。これらを削除して商用利用すること自体は明示的に禁止されていませんが、Google の「責任あるAI の原則」の観点からは推奨されません。また、「知的財産権の補償」(インデミニフィケーション)は、無くなってしまいます。Google は所有権を主張しませんので、削除して利用する場合は、自社の法務部門とポリシーの整合性を確認することをお勧めします。
まとめ
Nano Banana は、単に「綺麗な画像を生成する」だけのツールに留まりません!!
- 「補償プログラム」
- 「データプライバシー」
- 「圧倒的な描写クオリティ」
これら三拍子が揃ったNano Banana の実力を、ぜひ体感してみてください!!
著作権についての問題が発生した場合は、関連する可能性のある法的リスクについて Google が責任を負います。