こんにちは!KDDIアイレット広報の羽鳥です。

「メール1通書くのに30分かかる」
「イベントレポートの執筆が苦手」
「メルマガの原稿作成に時間がかかる」

日々の業務で、こんなお悩みはありませんか?
実はこれ、生成 AI を「正しいコツ」で活用するだけで解決できるんです💡

KDDIアイレットでは、社員が現場で実践している AI 活用法を「KDDIアイレット × AI 実践録」として公式 SNS にて毎朝7時(営業日に限る)に発信しています。

今回は、#1〜#25までの実践録の中から、社員が実際に成果を出している「文章作成・校正領域」の事例を5つ厳選。初心者の方向けに、そのまま使えるプロンプト(指示文)やプロンプトのコツ付きで解説します!

※社内規定に則り、個人情報や機密情報の取り扱いには十分配慮し、セキュリティが確保された環境(Enterprise 版など)で実行しています

まずはこれだけ!今回登場する3つの AI ツール

「どの AI を使えばいいの?」と迷ったら、まずはこの特徴を添えて使い分けてみてください。

Gemini : Google のインテリジェントな AI。最新情報の検索に強く、メール作成や要約など何でもこなす万能選手。
※記事内で登場する「Gem(ジェム)」は、特定の仕事(例:採用評価や技術回答)に特化させて、自分専用にカスタマイズした Gemini の機能のことです。
NotebookLM: Google が提供し、自分の持っている資料やメモを読み込ませて、その内容について質問や要約ができる自分専用のノートブック。
Claude : Anthropic 社が開発した AI アシスタント。日本語が非常に自然で、長い文章の作成や、人間らしい温かみのある文章が得意。

事例一覧

事例 職種・業務内容 使用ツール Before → After(工数削減率)
#06 広報|イベントレポートの作成 NotebookLM 2〜3時間→30分(約80%)
#11 マーケ|メルマガコンテンツの作成 Claude 60分→5分 (約91%)
#13 CS|顧客向けメールの作成・添削 Gemini 30分→5分(約83%)
#14 採用|面接評価レポートの作成 Gemini(Gem) 30分→10分(約67%)
#25 営業|顧客対応メール・技術回答の起案 Gemini(Gem) 30分→約3分(約90%)

各事例の詳細

それでは、生成 AI 文章作成術5選を順番に紹介していきます。

1:NotebookLM でイベントレポート作成を自動化|2〜3時間→30分に短縮

職種 広報・イベント担当
使用ツール NotebookLM
Before → After 2〜3時間→30分

どんな業務?

イベントの音声ファイル(.mp3 など)や資料を NotebookLM に直接アップロードし、要点の整理とレポートの構成案作成を AI に担当させました。
(これ、私の事例です!「まとめる作業」から解放されることで、自分の視点や感想を書く時間が生まれるんです。)

詳しくはこちら
【革命的!?】NotebookLM でイベントレポート作成時間を大幅短縮!生成 AI でレポート作成業務を効率化する方法を解説します

実際に使ったプロンプト

あなたは優秀なイベントレポーターです。
ソースの音声データから、各 LT の発表内容の概要を文章と、LT のポイントを箇条書きでまとめてください。
各 LT の文章は300文字以内でお願いします。

成功のコツ

要約・整理といった事務的な作業はAIに任せ、人間は感想や実際に感じた点など「主観的な付加価値」を高める部分に注力すること。AI 感のない「血の通ったレポート」がスピーディに完成します!


2:Claude でメルマガ原稿作成を自動化|60分→5分に短縮

職種 マーケティング担当
使用ツール Claude
Before → After 60分→5分

どんな業務?

毎回1時間かかっていたメルマガの原稿作成を自動化。特定の構成案やトーンを反映した「フォーマット」を Claude に指定することで、誰が実行しても一定以上の品質が担保される仕組みを構築しました。

実際に使ったプロンプト

以下のフォーマットに沿ってアウトプットを出してください:
[構成案の型を提示]

成功のコツ

AI に最初から100点満点の完成度を求めないこと。まずは「たたき台」を素早く作らせるスタンスが、結果的に大幅な時短につながります。出力のブレを最小限に抑えるために、具体的な構成案の「型」をセットで提示するのがポイントです。


3:Gemini でビジネスメールの作成・添削を効率化|30分→5分に短縮

職種 カスタマーサクセス
使用ツール Gemini
Before → After 30分→5分

どんな業務?

自分で作成したメールの素案を Gemini に入力し、内容のブラッシュアップや表現のチェックを依頼。「失礼な表現が含まれていないか」を客観的な目線で確認してもらいました。

実際に使ったプロンプト

以下のメール素案を添削し、より適切なビジネス表現に修正してください。
相手に対して失礼な表現が含まれていないか、
客観的にチェックしてください:
[メールの素案]

成功のコツ

AI を「客観的な第三者の目」として活用すること。自分の主観だけでは気づきにくい言葉のニュアンスや配慮不足を確認してもらうスタンスが、大幅な時短と質の向上につながります。


4:Gemini(Gem)で採用面接の評価レポートを自動化|30分→10分に短縮

職種 採用担当
使用ツール Gemini(Gem)
Before → After 30分→10分

どんな業務?

アイレット独自の評価軸や厳格なペルソナを設定した専用 Gem を構築。面接内容を流し込むだけで精度の高いレポートが出力される仕組みを作りました。プロンプトの骨子自体も Gemini に生成させました。

プロンプトのコツ

(アイレットのカルチャーを評価軸に組み込み、
情報の密度を保つために2,500文字以内という
厳格な文字数制限を課した指示文を設定)

→ まず Gemini 自身に「どんなプロンプトが良いか」を提案させてから構築

成功のコツ

作成したプロンプトで何度か出力を試して改善点を探ること。Gemini 自身に「どこを改善すればさらに精度が上がるか」を提案させる「AI との対話型ブラッシュアップ」が精度を高める鍵です。


5:Gemini(Gem)で顧客対応メール・技術回答を自動起案|30分→約3分に短縮

職種 営業
使用ツール Gemini(Gem)
Before → After 30分→約3分

どんな業務?

お客様からの技術的な質問への回答や案件相談への一次回答メールを、自分の思考プロセスを反映させた専用 Gem で自動起案。「自分のこだわりを AI に学習させる」という発想が成功の鍵でした。

プロンプトのコツ

(Gem 構築時)
私の回答のこだわりや判断基準をインタビューして言語化してください

(運用時)
以下の顧客からの問い合わせに対して、回答案を起案してください:
[問い合わせ内容]

成功のコツ

Gem を作る際、自分でも無意識に行なっている「こだわり」や「判断基準」を AI に引き出してもらうこと。自分では当たり前すぎて気づかなかった「プロの視点」が可視化され、驚くほど自分らしい回答が生成されるようになります。

5事例に共通する「AI と役割分担する」3つの習慣

習慣① 役割を与えてから頼む

「あなたはプロの校閲者です」「採用担当のアドバイザーとして」のように、AI に役割を与えるだけで出力の質が大幅に変わります。AI は役割を与えることで、その立場に最適化された思考や回答を行なえるようになります。この手法をロール・プロンプティングと言います。

習慣② たたき台をもらってから直す

最初から完璧なアウトプットを求めない。「まず素案を出して」→「ここを直して」の繰り返しが、結果的に質の高いものを生み出してくれます。

習慣③ 背景・目的・制約をセットで伝える

「誰に送るメールか」「何文字以内か」「どんなトーンか」といった背景情報をセットで伝えると、AI の回答精度が大幅に上がります。AI は文脈があればあるほど賢くなります。

5事例を振り返ってみると、どれも「AI に全部お任せ!」ではなく「AI と自分の役割を明確に分ける」という点が共通しています。この感覚、ぜひ一度試してみてください!

きっとあなたの業務も、もっと楽しくなるはずです✨

まとめ

生成 AI をまだ業務で活用したことがない!という方向けに初心者向けの実践録を5つ紹介しました!
この記事を読んで「これならできそう!」と思っていただけたら嬉しいです。

次回は#1〜#25の中でエンジニアの活用事例を紹介します!お楽しみに!

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