はじめに
はじめまして!!
KDDIアイレット株式会社26卒新入社員の大山佑太です。
「俺には 8,000人の部下がいる!!」
これは、私の大好きな某海賊漫画のキャラクターが見栄を張る際に使う、有名な「ウソ」のセリフです。今回の研修を受けて、このセリフが脳裏に浮かんできました。
もちろん「8,000人」という数字自体は冗談ですが、生成AIとともに生きる現代のエンジニアにとって、それはもはや単なる「ウソ」ではなくなりつつあるかもしれません。
生成AIはリサーチ時間やコードを書く時間などを削減してくれるので、生産性は爆上がりします。一方で、「全部AIでいいじゃん。」そんな言葉が浮かんでしまいます。そんな時代を生きていくためのマインドセットなどを生成AIリテラシー研修にて学びました。
今回はその内容についてお伝えしようと思います。ちなみに、この研修は初めての試みだそうです。最新技術の活用をいち早く推進するKDDIアイレットならではの取り組みであり、これからAIとともに生きていく私たちにとってとても貴重な研修内容でした!!
研修内容
先輩社員2名から、生成AIが普及する現代社会でエンジニアとして何を重視して仕事していけば良いのかについて貴重なお話をしていただきました。
私は西田さんのお話を中心に記事を作成させていただきます。井上さんのお話については同期であり、同じテーマで執筆した髙﨑の記事をご覧ください。
「価値のないエンジニアにならないために」 井上迪也さん (スライド一部引用)

「AI時代にKDDIアイレットで『突き抜ける』ための働き方 アウトプットからアウトカムへ。技術と探究心で未来をつくる。」 西田駿史さん (スライド一部引用)
公開資料:https://speakerdeck.com/danishi/ai-shi-dai-ni-kddiairetutode-tu-kiba-keru-tamenodong-kifang



西田さんのお話で印象的だったのは、AIにはできない「人間だけができる仕事」である以下の3点でした。
- 「Why」を問い続ける姿勢
- 現場情報などを言語化しAIに伝える力
- 決断と責任
AIによって誰でも出せるアウトプット(例:1000行のコードや20ページの資料など)はそれ単体では差別化が難しくなり、それによって生み出されるアウトカム(例:運用コスト40%削減などの成果)こそが真の価値となる、という考え方がこれからの時代で大切になるとお話しされていました。
例えば、お客様から「CSV出力機能を作ってほしい」という要望があった時、ただAIに丸投げしてコードを書かせるのではなく、「なぜこの機能が必要なのか?(Why)」と問う。結果的に「データを可視化して分析することが真の目的だった」と気づき、ダッシュボードを用いた解決を提案する。これこそが、人間にしか生み出せない「アウトカム」なのだと学びました。
また、AIへの指示(プロンプト)の質によってAIのアウトプットの質は変わるため、指示の質も求められます。AIは生の現場を知りません。その場の空気やニュアンス、お客様の真の目的や意図を汲み取ることができるのは人間であり、コミュニケーション力は必要不可欠な力となります。
そして最終的には、人間が決断し、責任を取る。それこそが仕事となるとも学びました。これからは全員がAIのマネージャーとなり「なんでもやってくれる天才」を使う司令塔となるとのことです。
「思考をAIに預けるな。思考をAIで「加速」させろ。」
特に印象的だったこの言葉を胸にAIを活用して真の価値を生み出せるエンジニアを目指して頑張ります!!
おすすめAIツール:NotebookLM
私は学生時代、自身の研究に近い研究や論文等を調査・内容理解をする際、NotebookLMを活用していました。ご存じの方も多いでしょうが、この生成AIツールは面白い機能がたくさんあり、学習や調査などで活用してみると面白いと思います!
NotebookLMはソースを指定することでその中のみから情報を得ることができ、関係のない情報を巻き込みにくい点が魅力的だと思っています。

- おすすめ機能
音声解説:
男性と女性の二人がポッドキャスト風の会話のようにソースの情報についてまとめてくれます。初めて利用した際には、要約能力と音声の質に驚かされました。それまでは従来の機械的な音声をイメージしていましたが、かなり人間に近い滑らかな音声で解説されていて驚きました。
まだ利用していない機能やまだ進化途中な機能もありますので、引き続き利用していきたいと思います。また、その他のAIにもどんどん触れていきたいと考えており、最近ではClaude Codeに触れていきたいと思っています。
まとめ
これからの世の中、AIとの縁はどうしても切れないと思います。AIは「仕事を奪う脅威」にもなり得ますが、「最強の仲間」にだってなれます。重要なことは「人間にしかできないこと」と「AIに任せるべきこと」の区別だと今回の研修で学びました。コードを書いたり大量の知識を分析し記憶することはAI、現場の空気やお客様の要望、裏の目的と理由を汲み取ることは人間にしかできないことです。その特別な力を伸ばして、ただAIに入力するだけの人にならないことが重要です。それを理解し上手く付き合っていけば一人のエンジニアでも「8,000人の部下」を持ったのと同等の仕事もこなせると思います。今回の研修で学んだことを意識して真の価値を生み出せるエンジニアを目指します!!