こんにちは!広報の羽鳥です。
「2026 Japan AWS Top Engineers」に選出された KDDIアイレット社員による対談シリーズの第2弾です。
本シリーズは、テーマなし、司会なし、進行台本なし 。
話す内容はすべてその日のメンバーにおまかせ。
第1弾では、田所 隆之と小林 京介が「一人では、動き出せていない」と話し、2人の背中を押してくれた身近な先輩について語ってくれました。
今回登場するのは、その「押した側」の2人。田所のメンターを務めた高橋 修一と、小林に LT 登壇を勧めた北野 涼平です。
2020年から選出を重ね、AWS Ambassadors でもある高橋。記事は書いていたものの登壇経験はほとんどなく、KDDIアイレットに入社してから Japan AWS Top Engineers の存在を知ったという北野。
最初から「発信するぞ」と意気込んでいたわけではない2人が、なぜ今は後輩の背中を押す側にいるのか。称号・更新のプレッシャーとどう向き合っているのか。そして2人が最後に掲げた目標「大阪帝国を作る!」の意味とは?!
ぜひご覧ください。
クラウド・イノベーション本部 高橋 修一
2026 Japan AWS Top Engineers (Services) 選出。
2026 Japan AWS Ambassadors。
2020年に「2020 APN AWS Top Engineers」に初選出され、
2021年度から AWS Ambassadors に就任。
大阪オフィス所属。MSP 開発セクション セクションリーダー。
gaipack本部 北野 涼平
2026 Japan AWS Top Engineers (Services) 選出。
2025年に続き、2年連続の選出。
大阪オフィス所属。
オンライン登壇を中心に、ユーモアを交えた技術発信を続けている。
「Japan AWS Top Engineers」と「AWS Ambassadors」とは 「Japan AWS Top Engineer Program」とは、AWS Partner Network (APN) 参加企業に所属している AWS エンジニアを対象にした日本独自の表彰プログラムです。特定の AWS 認定資格を持ち、AWS ビジネス拡大につながる技術力を発揮した活動を行っている方、またはその他の重要な活動や成果がある方を、Japan AWS Top Engineers として、AWS Japan が審査し選出します。
公式サイト
2026年は全体で257名が選出されました。表彰カテゴリーは Services / Software / Networking / Security / AI/ML Data Engineer の5つです。
高橋が選出されている「AWS Ambassadors」は、AWS パートナー企業のエンジニアの中から選ばれるグローバルプログラムです。
「AWS Ambassador Program」は、AWS パートナーネットワーク (APN) 参加企業の中で突出した技術力や活動実績を持つプロフェッショナルを「AWS Ambassadors」として選出して、コミュニティを形成するグローバルプログラムです。
公式サイト
2026 Japan AWS Ambassadors には全体で75名が選出され、KDDIアイレットからは高橋を含む3名が選ばれています。
称号が生んだ「断らへん精神」
高橋さんが初めて Japan AWS Top Engineers に選ばれたのって、コロナ禍の頃ですよね。
そうです。Japan AWS Top Engineers が2020年で、AWS Ambassadors が2021年。自分はどちらかというと黙々と目の前の仕事に取り組めれば満足なタイプだったのですが、コロナ禍で人と接する機会が減ったのもあり、閉塞感を覚え始めていました。
そんななか会社のオンラインイベントを手伝ったのですが、色々な人と関われて楽しかったんです。その後そういった機会には積極的に参加するようになりました。また目の前の仕事だけでなく、どうあるべきか理想の状態を考え、そのために自分だけではできない横断的な調整も、以前より臆せずやるようになりました。それが結果的に認定につながった部分があると考えています。
名前がつくと、断りにくくなるんですよ(笑)。「称号ついてるし、やるか」って。言うなれば「断らへん精神」ですね。それが良いプレッシャーになっています。あと仕事で少し一緒になった方から「おめでとうございます」と連絡をもらえたり、自分以外の方が喜んでくれるのが嬉しいですね。北野さんは元々アウトプット活動をしていたんですか?
前職の時から記事はわりと書いていたんですけど、登壇はほとんどしていなくて。称号のことも何も知らなかったんです。KDDIアイレットに入ってから AWS Summit に参加して、Japan AWS Top Engineers の発表を見て「雲の上の人がいるんだな」と。
正直に言うと、高くなかったです。ただ目指すというより、エンジニアとしての価値を上げる行動をとるのが大事だと思っていて。それが結果的に Japan AWS Top Engineers という評価につながるなら、取りたいな、と。最初に目指すとなった時に高橋さんにメンターについてもらいましたよね。
そうでしたね。東京オフィスのほうが選出者が多いので、大阪オフィスからも出したい、負けたくない、という気持ちがありました。
メンタリングの時に、自分のアウトプットを違う視点で見てもらえたのが大きかったです。高橋さんと話せば話すほど、「選ばれました」って報告して、喜んでくれるところが見たいと思うようになって。無理だろうと思っていましたが、初年度で選んでもらえました。
そこから LT の機会が一気に増えましたね。社内から声をかけられることが増えましたし、「断らへん精神」、僕もすごくわかります。今回の申請では僕がメンター側に回ったんですけど、話しているうちに、自分で考えていたら出てこないアイデアが出てきて、「あ、自分もやろう」となるんですよね。
わかります。言いながら「これ、自分もやりたいな」って(笑)。でも、アイデアは出せても、それを本当に実行できる人はなかなか少ないと思います。それを実行した人がトップエンジニアに選出されて、今度はメンターにもなってくれたのは、本当にうれしいです。
「ユーモア」がモチベーションに!?
北野さんといえば、登壇ではけっこう笑いを狙いに行くじゃないですか。僕も昔はやっていたんですけど、オンラインになってから反応が分からなくて、あまり仕込まなくなったんです。
今でこそオフライン登壇も増えましたけど、僕はもともと「オンライン登壇ネイティブ」なんです。オンラインは反応が見えづらいですが、面白くないと聞いてくれている方の頭に残らないと思っていて。僕が IT の勉強を続けられているのも、面白いからなんですよ。ちょっとでも笑ってもらえたら、覚えてもらえるかなって。
あれはもう事故です(笑)。JAWS-UG が24時間、各支部からリレーで配信する「JAWS SONIC & MIDNIGHT JAWS 2026」というイベントがあって、僕が所属している支部では、見ている人みんなにロボットカーを動かしてもらう企画をやったんです。リハーサルをまったくしていなかったら、当日動き始めた瞬間にタイヤが2個外れて。もう実況するしかなくて(笑)。
あとから、イベントの中でいちばん SNS が盛り上がった瞬間だったと聞きました。アーカイブも残るらしいので、黒歴史がまた1つ増えます。
申し込みにも、クスッと笑えるエンタメ要素を入れた記事を盛り込んでいるんですよね。
それが僕の裏テーマなんですよ。申し込みに書くアウトプットのうち1つは、絶対に笑いを取りにいったものにしています。初年度は、AWS Data Transfer Terminal という、物理的な拠点に行ってデータを転送するサービスが出たときの記事。2年目はカップラーメンをイベント中に作った登壇。面白いものもちゃんと認められる、と AWS を信じているところがあって。
【AWS re:Invent 2024】AWS Data Transfer TerminalとAWS Snowball、今日本からだとどっちが早いの!?
僕もたまにふざけます。真面目に仕事をして、余った時間でやるアウトプットまで堅くやると疲れるので、ちょっと変なスライドを入れたり。アウトプットなら自由な発想やユーモアが受け容れられて、なんなら喜んでもらえるので。
不安も抱えながら、目指すは「大阪帝国」
Japan AWS Top Engineers に選ばれてから世界が変わりすぎて、正直今はこの称号を失うのが怖いんです。初めて申し込んだときは「1回でもなれればいい」と思っていたのに、2年目は「取らないと一発屋になる」、今年は今年で「2回ならまぐれもあるか」って(笑)。メンターもやって偉そうに言っているのに、更新できなかったらどうしようと。高橋さん、この恐怖っていつかなくなりますか?
難しいですね。僕は取れなかったらしょうがない、とも思っています。僕の場合、やりたいことや「この仕組みを変えたい」と思うことが何かしら出てくるので、それをある程度やりきって、副産物的にアウトプットもできれば認定されるかなと考えることが最近は多いです。年々レベルも上がっていますが「去年の自分と比べてどうか」は基準として見ています。
最初は、大阪オフィス所属の Japan AWS Top Engineers が増えたらいいよね、と思っていて、今年は6人に増えました。そして今年は田所さんと北野さんがメンターになってくれていて、良い連鎖が生まれているかと思います。
どんどん人数を増やして最終的に Japan AWS Top Engineers の「大阪帝国」作りますか!
いいですね。目の前の仕事に真摯に取り組み、会社の AWS ビジネスのためにやるべきことを考えて取り組んでいけばできるはず(笑)
東京・大阪・名古屋と大きく3拠点あるので、いい意味でライバルになれて、お互いに刺激し合えたら良いですよね。
うまいこと背中を押して、増やしましょう。大阪帝国で、お待ちしています(笑)。
おわりに 第1弾で田所と小林が語っていたのは、「一人では、動き出せていない」ということでした。そして今回、2人の背中を押した高橋と北野もまた、最初から自信満々で発信していたわけではありませんでした。
きっかけは、コロナ禍の孤独と、「エンジニアとしての価値を上げたい」という思い。称号がついてからは「断らへん精神」で機会を1つずつ引き受け、その積み重ねの先で、今は誰かの背中を押す側に立っています。
「来年は取れないかも」という不安を抱えながらも、比べる相手は去年の自分。「自分にはまだ早い」と感じている方こそ、まずは身近なトップエンジニアに声をかけてみてください。
ちなみに大阪帝国の門は、いつでも開いているそうですよ。
最後に田所・小林・高橋・北野4人の写真を!
高橋さん、北野さん、ありがとうございました! そして改めて、選出おめでとうございます!
対談シリーズは今後も続きます。次回もぜひ楽しみにしていてください♪
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
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