2023年4月より発足した社内 IT 人材認定制度「iret テクニカルアンバサダー認定制度」。

会社の価値向上につながる活動を組織化して促進し、それらを評価することで自律的に発信する文化の醸成を目的に設立しました。

本制度は「Top Ambassador」「Ambassador」「Advanced」の3つのランクを設けており、前年度における社内外での技術的な活動をポイントリストで得点化・評価して認定します。

参考記事:iret テクニカルアンバサダー認定制度 2年目を迎えて: エンジニアの成長と会社全体の価値向上を促進する取り組み

2年目となる2024年度は、「iret テクニカルアンバサダー」として18名の社員が認定されました。

プレスリリース:https://www.iret.co.jp/news/20240530.html

「2024年度 iret テクニカルアンバサダーインタビュー」では、今回新規に認定された計8名の方々にインタビューを行ない、一人ずつどんな人物なのかをご紹介します!

今回は、3つのランクのうち「Ambassador」に認定された西田 駿史に話を聞きました。


西田 駿史
DX開発事業部
好きなサービス:AWS Lambda・Amazon DynamoDB / Vertex AI・BigQuery
活動一覧はこちら

周りを巻き込んだ取り組みへ挑戦

この度は iret テクニカルアンバサダーの認定、おめでとうございます!
まずは、本制度に応募した経緯を教えてください。


以前から DX開発事業部 事業部長の石川と「事業部内から社内外で目立って活動していける人材を輩出していきたい」と話していて、まずは自分がその先駆けとなろうと思ったのがきっかけです。
アイレットに入社して6年目になり、案件を通して他事業部のメンバーとは多々関わってきました。ですが、「iret テクニカルアンバサダー制度」によってさらに事業部を跨いだ交流をし、様々な取り組みを実施していきたいと思い、応募することに決めました。


他事業部のメンバーを巻き込んで活動できるのが制度の良さですよね。


そうですね。“iret テクニカルアンバサダー”という看板を背負って、会社を良くするための働きかけに次々と挑戦できる点が魅力だと思います。
最近、やっと認定されたことに対して実感が湧いてきたので、認定者の肩書きを背負っている以上は「恥ずかしい行動はできない。しっかりしないと」と思っています(笑)。


この度認定を受けるまで、どのような活動をされてきたのか教えてください!


オウンドメディア「iret.media」への投稿だったり、自分が担当した案件を導入事例化したり、社内外に向けた発信活動を行なってきました。
その中でも、cloudpack サイトに生成 AI を活用した検索機能を実装した事例は社内でも大きな反響を貰いましたね。

生成 AI でサイト内検索を高度化!Vertex AI Search and Conversation による検索ウィジェット実装


アイレットに入社される前もアウトプット経験はあったのでしょうか?


前職では、“クラウド領域やモダンな技術に挑戦しづらい”と感じる部分が多く、アウトプットする機会もありませんでした。なのでアイレットに入社した当初はブログの書き方もよく分からない状態で、趣味として個人ブログや Qiita にのみ投稿していましたね。
ただ、ここ数年で全社的にアウトプットへの注目度が増してきて、「一社員としてブログを書いてみよう」「自分が積極的に取り組むことで、他のメンバーにも挑戦してもらえるようなきっかけ作りをしよう」と働きかけるようになりました。

業務を通じて得た“新たな発見”を発信

アウトプットする際、意識していることや工夫していることはありますか?


“アンテナを張る”ことです。SNS やサイトの RSS フィード、社内の Slack チャンネルでのこまめな情報収集や、案件を通して新たな発見が沢山あるので、日々「何かアウトプットできることはないか」との考えを持って行動するようにしています。


西田さんが所属する DX開発事業部は、「DX開発事業部 presents 週刊生成AIニュース」として最新の生成 AI 情報を毎週発信していますよね!


はい。最新情報を届けたいという想いももちろんありますが、事業部のメンバーを巻き込んで、情報のキャッチアップに取り組んでもらう・興味を持ってもらうという目的のもと実施しています。


アウトプット活動の中でも、特に印象に残っているものがあれば教えてください。


導入事例として公開した株式会社第一興商様の案件に関する技術解説記事です。

第一興商様導入事例とGoogle スプレッドシートとGeminiを組み合わせた生成AI活用について

アウトプットする際に意識している「案件を通して新たな発見を得る」ことにも共通するのですが、自分が担当した案件を導入事例として公開したからには、担当エンジニアとして技術解説をしようと思っており、記事化しました。

また、2024年8月に開催された「Google Cloud Next Tokyo ’24」に事業部長の石川が登壇したセッションで、この事例に関して解説したということもあり、特に印象に残っていますね。

Google Cloud Next Tokyo ’24 セッションレポート『生成AI活用最前線!生成AIを活用した第一興商様の業務改善システム開発』

認定者として、組織の垣根を越えた活躍へ

今後挑戦していきたいことはありますか?


今まではブログに比重を置いていたので、登壇経験はまだまだ少ないと思っています。
(2024年9月時点で)10月に開催される「Generative AI Summit Tokyo ’24 Fall」に登壇する予定ですが、今後はさらに大規模なイベントへの登壇にも挑戦していきたいです。

また、以前 Sony Startup Acceleration Program(SSAP)が主催する「Sony Open Innovation Day 2024」に参加したのですが、組織の垣根を越えて活躍する人を “Boundary Spanner”と呼び、これからの時代に必要とされる人材であると感じたのが特に記憶に残っています。
自分も “Boundary Spanner”のように、テクニカルアンバサダーとして壁を取り払っていけるように活躍していきたいと思っています。そして自分は先駆けとして、ゆくゆくは DX開発事業部から第2、第3のテクニカルアンバサダーが誕生してほしいですね。


最後に、西田さんが考えるアイレットの魅力について教えてください。


とにかく個人の裁量が大きい点かと。やる気を持っていれば、大概のことはチャレンジさせてもらえる環境です。
入社6年目になった今でも冗談抜きで毎日のように新しい経験をしますし、その時その時のチャンスを大事にしつつ働くことができていると思います。今後も自分が挑戦することで事業部のメンバーを引っ張っていきたいです。

編集後記

ブログの執筆や登壇だけでなく、PM の育成への取り組み、管理職での産後パパ育休の取得まで、幅広く活動している西田。

第四開発事業部の「PM 育成研修」をご紹介!〜唯一無二の PM とは? 〜
管理職が「産後パパ育休」を取得!〜取得する際に感じた業務引き継ぎの工夫や会社のサポートとは〜

あらゆる分野での“先駆け”として活躍する姿は、事業部へ、そして会社へ良い影響を与えているのではないでしょうか。

記事を読んでアイレットでの働き方に興味を持ってくださった方は、ぜひ採用ページをチェックしてみてくださいね!

▼新卒採用についてはこちら▼
https://www.iret.co.jp/newgraduate/

▼中途採用ページはこちら▼
https://www.iret.co.jp/recruit/job/

それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
次回もお楽しみに!