2023年4月より発足した社内 IT 人材認定制度「iretテクニカルアンバサダー認定制度」。

会社の価値向上につながる活動を組織化して促進し、それらを評価することで自律的に発信する文化を醸成することを目的として、旧「iretスペシャリスト認定制度」をリニューアル。新たに設立されました。

本制度は「Top Ambassador」「Ambassador」「Advanced」の3つのランクを設けており、前年度における社外および社内での技術的活動をポイントリストで得点化・評価して認定します。

2023年度は、14名の社員が「iretテクニカルアンバサダー」として認定されました。

プレスリリース:https://cloudpack.jp/info/20230608.html

「2023年度 iretテクニカルアンバサダーインタビュー」では、新規認定者にインタビューを行ない、どんな人物なのかをご紹介します!

今回は、3つのランクのうち「Ambassador」に認定された蓮沼 翔悟さんに話を聞きました。

蓮沼 翔悟
クラウドインテグレーション事業部
好きなサービス:AWS サポート
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オブザーバビリティの実現に向けて日々活動

iretテクニカルアンバサダーの認定、おめでとうございます!
まずは、本制度に応募した経緯を教えてください。


私が所属する Managed Service Provider(MSP)チームでは、PagerDuty の導入によるインシデント管理など、監視運用における効率化を目指して様々な工夫を行なってきました。日々変化する環境に合わせて、監視運用の在り方も共に進化し続ける必要があり、その中で行なってきた工夫をもっと外部に発信していきたい。そんな想いが本制度に応募したきっかけとなりました。


【cloudpack 監視運用の過去・現在・未来】」でもお話しいただきましたよね。


はい。MSP のイメージといえば従来は「インフラ基盤の監視」だったのが、今ではシステム全貌を把握する「オブザーバビリティ」と、求められている”価値”が年々変化していると感じています。だからこそ、環境の変化に対応する MSP チームの取り組みを「iretテクニカルアンバサダー」として代表してアピールしていきたいと思っています。


認定を受けるまで、どのような活動をされてきたのでしょうか?


アイレットは、AWS の「マネージドサービスプロバイダ(MSP)プログラム認定」を9年連続で更新しています。このプログラムは、お客様の環境のモニタリングや自動化による運用管理において、高度なサポート能力があるのかを監査されるものなのですが、主にこの監査対応を中心に活動してきました。

プレスリリース:https://cloudpack.jp/info/20230907.html


まさしく MSP の”価値”が問われるプログラムですね。


そうですね。”価値”を考えていく上で「オブザーバビリティ」は欠かせず、自社サービスに取り込んで強化していくための働きかけは、常日頃実施してきました。
例えば、アイレットのマネージドサービスを他社ベンダーに向けてご説明する場を設けたり、他社ベンダーと協力して社内に向けてサービスに関する勉強会を開いたりなど、教育活動の一環のような活動も実施しています。


その中でも特に印象に残っていることはありますか?


やはり監査対応ですね。「我々のサービスには何が求められているのか」や「次にどのようなアクションが必要なのか」を知ることができるので、技術現場といった細かい部分でも、会社全体といった組織単位においても、理解を深めることができるという良い機会になったなと思っています。
また、他社ベンダーの営業担当の方に向けてアイレットのマネージドサービスをご説明した際、良い反応をいただき案件化に繋がったことが多々ありました。自分の活動が会社の実績に貢献できていることにはやりがいを感じますね。

未経験でも活躍できるのが MSP

iretテクニカルアンバサダーとして、これからやりたいことはありますか?


MSP の”価値”もですが、IT 未経験でも活躍できる場があるということをアピールできれば良いなと思っています。


蓮沼さんも、元々は IT 未経験でアイレットに入社されたのですよね。


はい。元々前職では運送会社でトラックの運転手として働いていたのですが、身体を動かす仕事よりも頭脳を動かす仕事に興味が湧き、友人の紹介でアイレットに転職しました。

“元トラック運転手のエンジニア”と”元国産SIer出身エンジニア”が語るクラウドエンジニアへのキャリアチェンジ


どういった部分で「未経験でも活躍できる」と感じているのでしょうか。


現在まで業務を行なってきた中で、エンジニアに求められているものは技術に関する専門性だけではないと実感しています。お客様に寄り添うコミュニケーション能力であったり、課題を解決するための論理的な思考能力など、どの業界でも共通するスキルがあってこそ技術が成り立っていると思いますね。


なるほど、それらのスキルを生かせるのが MSP の良さなのですね。


アイレットの MSP セクションでは未経験を前提とした研修を用意していて、どんどんと経験関係なく活躍できる環境が整ってきていると感じています。バックグラウンドが様々な人と一緒に仕事をすると意見が偏らないですし、新しい発想も生まれるので、刺激を受けながら日々を過ごしていますね。

それいけMSP! – 次世代MSPを目指して、未経験から挑戦できる環境がここにある!

エンジニアの可能性が広がる環境

改めて「iretテクニカルアンバサダー認定制度」についてどのように思っていますか?


自分がアイレットに入社した2015年頃は、現在のような制度はまだそこまで整備されておらず、エンジニアが評価される機会は限られていました。
その後、本制度の前身である「iretスペシャリスト認定制度」が発足し、当時の認定者の方々の取り組みの積み重ねがベースとなって制度がアップデートされ、現在に至っていると思うので大変感謝しています。
当然、制度に申し込んだだけで認定される訳ではなく、周りの支援がなければ認定されませんし、監査対応も含め日々の取り組みが認定として評価されるのは、とても嬉しく光栄に思っています。


最後に、蓮沼さんが考えるアイレットの魅力について教えてください。


システムの開発から運用まで、一気通貫でサービスに携われるという点です。
自社内で完結できるからこそエンジニア個人個人に与えられる裁量も大きいですし、会社の規模が大きくなっても動きづらくなることなく、可能性が広がっていることは魅力だと感じますね。
その分、自分で責任を持って判断しなければいけない部分も多いですが、努力がしっかりと結果・評価として返ってくるのはエンジニアにとってありがたい環境だと思います。

編集後記

トラックの運転手から IT 未経験で入社、日々勉強を続け今では「iretテクニカルアンバサダー」としてアイレットの先陣を切る人材になった蓮沼さん。
インタビューを通して、MSP の在り方を日々考えているのだなという”熱”を感じることができました。

アイレットでの働き方に興味を持ってくださった方は、ぜひ採用ページをチェックしてみてくださいね!

▼新卒採用についてはこちら▼
https://www.iret.co.jp/newgraduate/

▼中途採用ページはこちら▼
https://www.iret.co.jp/recruit/job/

それでは最後までお読みくださりありがとうございました!
次回もお楽しみに!