長年にわたり人材不足が問題視される中、アイレットでは自社内で人材を育てるべく、内製化研修に注力しています。

その一つとして挙げられるのが「PM 育成研修」。
本研修は、顧客との折衝・要件定義・進捗管理などプロジェクトを推進させる役割を果たすプロジェクト管理者「PM(プロジェクトマネージャー)」の育成を目的とし、2022年よりスタートした研修です。

今回、2023年の10月に実施された本研修において、受講生として参加した第四開発事業部の橋本紗矢香さん・徳永継大さん・鈴木文悠さんと、講師を勤めた西田駿史さんにインタビューを実施。「PM 育成研修」で得た学びについて話を聞きました。

ぜひご一読ください!

「上流工程に携わりたい!」「キャリアアップしたい!」「幅広くスキルを身につけたい!」との想いで参加

本日はよろしくお願いいたします!
この度の「PM 育成研修」ですが、第四開発事業部では第4期目となる実施だったのですよね。


はい。第四開発事業部は PM の育成に積極的に取り組んでいて、2023年の10月から約2ヶ月間、同事業部のメンバーに向けて本研修を実施し、私は講師として参加しました。


今回、受講生として3名が参加されたとのことですが、皆さんはなぜこの研修に参加されたのでしょうか?


業務で参画している案件で PL(プロジェクトリーダー)を勤めているのですが、プロジェクトにおける進行・マネジメントや設計・​​仕様の調整にやりがいを感じており、より上流工程に携わっていきたいという想いがありました。そこで講師の西田さんから研修に参加してみないかとお声掛けいただき、大いに成長できる機会でもあるので参加することにしました。


やはり PM へ興味があったことが参加した大きな理由です。
前職で PL として活動していたのですが、アイレットへ入社し今後のキャリアを考えた際に、自分の資質を PM として生かせるのではないかと思うようになりました。研修に参加することで“PM を目指している”という意思表示もできますし、自身のキャリアの道を開くきっかけにもなりそうだと感じましたね。


自分も同じく PM に興味があり、マネジメントに携わりたいという理由で参加しました。以前は造船会社で設計を担当していたので、エンジニアへの転職は全く異なる業界への挑戦だったんですよね。そのためにも幅広くスキルを取得したく、その一つとしてマネジメントには前々から興味がありました。


そんな皆さんが期待されていた「PM 育成研修」。
どのような内容だったのでしょうか?


週に1回1時間で全12回、オンラインにて実施しました。
研修内容は、『PM とは?』といった定義からプロジェクトの各工程における PM の心得といった座学をメインとして、後半には仮想のお客様に対してシステムの“提案”をする実習も取り入れました。

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西田さんが実際に PM を経験したからこそ分かる、教えたいこと・伝えたいことが研修のベースとなっているのですね。


そうですね。プロジェクトを一貫して理解していないと良い提案はできないと思っているので、受講者の皆さんには“提案”のシミュレーションを通して学びを得てほしい・研修の総復習の場としてほしいという想いがありました。

プロジェクトは唯一無二

受講生の皆さんが「PM 育成研修」で得た学びとは何でしょうか?


プロジェクトの各フェーズにおける考え方です。
どこに注意するべきか・どう進めるべきかといった PM の考え方ではありますが、明後日の方向を向かないようにするための根本的な考え方として、普段の業務で生かすことができていると感じています。


スケジュールやドキュメントの管理の重要性からプロジェクトにおける利益率への意識まで、基礎の部分を網羅して学ぶことができました。
何事も経験することが大事だと思っているので、PM としての心構えを基本として励んでいこうと思うきっかけになりましたね。


自分も同じく、プロジェクトへの向き合い方を学べたと思っています。
目先のことだけではなく、後々の工程も意識しながら仕事を進めることがいかに重要かを実感しました。


PM のみならず、幅広く共通する考え方を学ばれたのですね。
そんな研修の中でも、特に印象に残っていることはありますか?


研修の後半に実施した“提案”の部分です。
お客様として事業部長と副事業部長の2名にご協力いただき、RFP(提案依頼書)を元に資料を作成・提案するといった流れだったのですが、受講者同士でコミュニケーションを取りながら取り組んだ資料作りは勿論のこと、提案に対してフィードバックをしていただくなど、実践に近い形での研修だったのでとても身になりました。


PM としての具体的なイメージが湧きそうですね。


協力いただいた2名は長年 PM として経験を積まれている方なので、今回の提案に関する詰めの甘さや改善点に関して具体的な指摘をいただき、経験の積み重ねの重要さを身にしみて感じましたね。


その他で特に印象に残っていることはありますか?


PM の考え方の一つ、『良いプロジェクトマネジメント=メンバーが気持ちよく仕事ができるようにすること』という言葉が特に心に響きました。プロジェクトに取り組む上で常に意識をするようになりましたね。


各講義の最後に課された宿題が印象的でした。
例えば『テストフェーズで沢山のバグが出た場合、どのように立て直すか?』といったお題があったのですが、回答するには PM 目線で考える必要があるので、新しい目線で物事を捉える機会となり、良い勉強にもなったと感じています。


西田さんはいかがでしょうか。


プロジェクトの数々はそれぞれ全く異なるもの。一つとして同じものはないので、それぞれに適したやり方があると思っています。
だからこそ、今回講師の立場から伝えた内容は必ずしも正解の選択肢ではないのですが、引き出しの一つとして、PM として旅立っていく際の心の支えになれば良いなと思っています。

世代・性別・職歴関係なく、皆が等しく成長できる環境

皆さんが目指す“PM像”や今後の目標を教えてください。


お客様の要望に応えつつ、さらには根本から課題を解決し価値を生み出せるような PM を目指していきたいです。


私も同じです。またプロジェクトメンバーにとって良い判断ができるように、さらには異業種へ転職したからこそスキル面でも人一倍努力していこうと思っています。


私もお客様にとって最適な解決策を提示したり、お客様の要望を実現しつつ開発側も無理のないようなプロジェクトを進められるようになりたいです。


最後に、ずばり第四開発事業部はどのような部署なのか教えてください。


よく周りからは“何でもやる事業部”だと言われます(笑)。実際その通りで、社員の成長促進から社会貢献まで、目標に向かって幅広く挑戦していますね。

徹底紹介!第四開発事業部ってどんな事業部?


あくまでも「PM 育成研修」はその取り組みの一環なんですね。


現在、第四開発事業部だけでも駆け出しからベテランまで合わせて20名以上の PM が活躍しているので、技術面のレクチャーだけはなく経験談を踏まえたサポートも十分にできます。PM を目指す上で不安を抱えている人や駆け出しの PM でも「PM 育成研修」は受講できますし、気軽に挑戦できる環境が整っていると思います。


受講者の皆さんはいかがでしょうか。


私は新卒社員としてアイレットに入社し3年目になりますが、すでに PM として活躍している同期もいます。学びたいこと・挑戦したいことを積極的に受け入れてくれる風通しの良い事業部ですし、「成長したい!」という気持ちが強い人にはピッタリだと思います。


まさしくそう思いますね。業務へのモチベーション・技術的な探究心さえあれば、世代や性別、さらには勤務地を問わず、皆等しくチャンスがある環境です。勿論案件にもよりますが、実際に自分は北海道から業務へと取り組めていますし、意欲があればどなたでも活躍できると思います。


そうですね。第四開発事業部のメンバーは、皆が自発的に活動しているという印象があります。先ほどお話しした PM の考え方の『良いプロジェクトマネジメント=メンバーが気持ちよく仕事ができるようにすること』の通り、のびのびと仕事をしたい人には合っている環境なのではないでしょうか。


“これまで”の経験も勿論大事ではありますが、それよりも“これから”のやる気や挑戦意欲を重視しています。PM 志望は未経験でも大歓迎ですので、成長意欲がある方はぜひアイレットに入っていただきたいですね。

編集後記

アイレットでは多くの社員が PM として活躍しています。

老若男女問わず、未経験からでも十分に目指せる。さらには勤務地の確固たる制限もない。
そんなアイレットにおける PM としての働き方って、とても魅力的ではないでしょうか。

幅広くスキルを磨きたい方やキャリアアップしたい方、ぜひアイレットでその願望を実現しませんか?

少しでも興味がある方は、ぜひ採用ページをチェックしてみてくださいね!

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それでは最後までお読みくださりありがとうございました!