2021年よりスタートした社内IT人材の認定制度「iretスペシャリスト認定制度」。
この制度は、アイレットの全社員を対象とし、技術を軸として社内外で活躍する社員の貢献度や専門能力を評価・認定するものです。4つのランク(スペシャリスト、シニアスペシャリスト、プリンシパル、シニアプリンシパル)を設け、それぞれ主に「社外および社内における技術活動の実績」「パブリッククラウドベンダーの要件(認定資格など)」によって認定要件が設定されています。また、毎年度ごとに審査・認定が行われ、認定者にはランクに応じた月額手当が給与に加算されます。
この度、1月からの募集および審査の上、2021年度の「iretスペシャリスト」として6名のエンジニアが認定されました。
プレスリリース:https://cloudpack.jp/info/20210510.html
「iretスペシャリストインタビュー」では、今回認定された6名の「iretスペシャリスト」を1人ずつ紹介し、どんな人物なのかを紐解いていきます!
初回となる今回は、4つのランクのうち「スペシャリスト」に認定された青池利昭に話を聞きました。
クラウドインテグレーション事業部
セキュリティセクション 青池利昭
「クラウドアカウントのセキュリティ対策に興味があれば是非、ご一報ください。」
目標達成から得た「スペシャリスト認定」
新しくスタートした認定制度ですが、応募した理由を教えてください。
最初に「iretスペシャリスト認定制度」をスタートすると社内に周知された時は、率直に「何をやるんだ?」と思いました(笑)
内容を細かく見ていった時に、今までの社内外の活動実績が応募要件を満たしていたので応募してみました。
イベント登壇は入社直後から声をかけてもらったりして何回か経験していたのですが、本を出版する機会はなかなかなくて。そんな時にちょうど執筆に挑戦したい人の募集があったので手を挙げてみました。興味のある分野だったということも1つの理由です。
「サーバーレス」に関する情報はネット上に溢れていますが、それらをどのように組み合わせて利用すればよいのかという情報をなかなか見つけることができなかったんです。
「サーバーレス」が話題になった時に書籍も多く出版されていましたが、今の情勢と合わない内容になってしまっていたというのもありますね。
情報のアップデートもそうですが、サーバーレス開発に関する概念を学べる書籍を書くことで、サーバーレス開発の楽しさ難しさなどを理解してもらい、導入の敷居を下げることに貢献できたらと思い、執筆に挑戦しました。
最初は内容が足りないと思っていたのですが、逆にページ数の関係で書く内容を整理しなければいけなくなって、それが一番大変でしたね。
でも、一緒に執筆する仲間がいたので、3人で支え合いながらどうにか出版までたどり着けました。
反響はいかがでしたか?
本が出版されてから、以前勤めていた会社の先輩やお仕事させていただいていたお客様から連絡があって、色々と話すことができました。お世話になった方々に間接的にも直接的にも恩返しができたこともとても嬉しかったですね。
社員が本を出版したということで、会社としてもとても盛り上がりました!
挑戦していただきありがとうございました!
自らフィードバックをもらい、登壇スキルを向上
アイレットに入社する前からイベントには登壇していたのですか?
入社前は勉強会などに参加する側だったのですが、いつか登壇してみたいという憧れを持っていました。アイレットに入社してすぐに登壇の機会をいただけたのでそこからどんどん挑戦していっています。
■登壇したイベント一覧■
・InnovationEGG #6 (https://innovationegg.doorkeeper.jp/events/33348)
・JAWS-UG名古屋 #12 (https://jawsug-nagoya.doorkeeper.jp/events/45563)
・InnovationEGG #8 (https://innovationegg.doorkeeper.jp/events/42957)
・梅はち会 #1 (https://cloudpack.jp/event/1st-ume8.html)
・AWS Premier Night #2 in Osaka (https://aws-premier-night.doorkeeper.jp/events/47658)
・雲勉 Amazon APIGateway (https://kumoben.doorkeeper.jp/events/47357)
・雲勉 AWS Lambda (https://kumoben.doorkeeper.jp/events/52978)
・雲勉 AWS Step Functions (https://kumoben.doorkeeper.jp/events/54916)
・雲勉 開発環境としてのDocker (https://kumoben.doorkeeper.jp/events/67292)
・iret tech labo #2 (https://cloudpack.jp/event/itl-02.html)
・Serverless Meetup Japan Virtual #6 (https://serverless.connpass.com/event/187346/)
最近の登壇でいえば「Serverless Meetup Japan Virtual #6」「iret tech labo #2」ですね。
「Serverless Meetup Japan Virtual #6」は書籍を出版したことをきっかけに登壇の機会をいただきました。
「基礎から学ぶ サーバーレス開発」で伝えたかったことや本には書ききれなかった重要なポイントや執筆裏話などをお話ししました。サーバーレスに興味のある方が集まるコミュニティでしたので、フリートークも楽しくお話しできました!
「iret tech labo」への登壇もありがとうございます!こちらのテーマは「セキュリティ」ですね。
※iret tech laboとは・・・アイレットの凄腕エンジニアが「今気になるIT技術」についてあれこれ語る会です。
クラウド業界を牽引し続けてきたアイレットならではの豊富な知見やノウハウを発信するとともに、日々進化していく技術を参加者の方々と一緒に研究し、実験していく場を創出するため、毎月定期的に開催しています。
もともとは開発エンジニアでしたが、セキュリティに興味がでてきたので2019年にセキュリティセクションに異動しました。
「iret tech labo」では、参加者にセキュリティに関する興味を高めてもらえればと思い登壇しました。
たくさんのイベントで登壇してきて、良かったことはありますか?
「技術バカ」にとってありがたい制度
「iretスペシャリスト」としてはどんな活動をしていきたいですか?
cloudpack.mediaへのブログ投稿や、オンラインでの登壇の機会などを増やして、スペシャリストの価値を高めていきたいですね。
社内的にはアイレットとして新しい試みなので「スペシャリストって具体的に何をすればいいの?」という人が多いと思います。僕はそうでした。
まだ始まったばかりですが、難しく考えずに要件を満たしていれば立候補してみようと思えるような制度にしていきたいと考えています。
アイレットは学習意欲の高いメンバーが多いので良い刺激をたくさんもらうことができます。自分の「iretスペシャリスト」の活動が少しでもメンバーの背中を押すことができれば嬉しいですね。
本日はありがとうございました!
まとめ
昨今、ITエンジニアのキャリアパスが多様化しています。
そんな中で「iretスペシャリスト認定制度」は、「ずっと現場で活躍したい!」「技術をもっと極めたい!」というエンジニアに向けた新たなキャリアの選択肢の1つとなっていくのではないでしょうか。
まだまだスタートしたばかりの「iretスペシャリスト認定制度」ですが、どのように進化していくのか楽しみにしていただければと思います。
それでは、最後までお読みくださりありがとうございました!
次回は、同じくスペシャリストに認定された「古屋啓介」を紹介します!
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