こんにちは。広報の国安です。
3月1日、2023年に卒業予定の学生を対象とした会社説明会が解禁されました。
コロナ禍で迎える3年目の就職活動(就活)シーズンとなりますが、学生が直接説明会や面接へ足を運んでいた従来とはスタイルが大きく変化しています。
オンラインでの就職活動が主流になりましたが、就職活動を始める時は誰もが不安でいっぱいですよね。そこで今回は、少しでも就活生の役に立つ情報を紹介したいと思い、コロナ禍での新卒採用活動3年目、そして採用担当として年間300人以上の学生とオンラインで接する南瞬介と竹中仁美にインタビューを実施しました!
オンライン面接での注意点やあるあるなど就活生の役に立つ内容が盛りだくさんとなっていますので、就活生はもちろん、オンライン面接を控えている方はぜひご覧ください!
新卒採用担当 南瞬介
新卒採用担当 竹中仁美
コロナ禍を経て、変化したこととは
本日はよろしくお願いします!アイレットでは2020年3月より採用活動を全てオンライン化し、コロナ禍での新卒採用は3年目となりますが、どう感じていますか?
企業も学生もオンラインに慣れてきたと感じています。最初は手探りの部分が多かったのですが、今はどこの企業でもオンライン面接を取り入れています。大学の講義をオンラインで受けている学生も多く、スムーズに対応出来ていると思います。
IT業界を志望する学生は増えていると感じています。以前よりもプログラミングを自分で勉強している学生が多いという印象です。
以前は、未経験から独学でプログラミングを学ぶことに対してハードルが高かったと思います。しかし、ここ数年で学習ツールのオンライン化が進んだこともあり、今は「
progate」や「
paiza」をはじめとする学習サイトが豊富にあるので、未経験の方でも手軽に学べるようになりました。
確かに、私が就活をしていた5年前に比べると、学習ツールはすごく増えていますね。
また、オンラインで説明会や面接に参加できるようになったことで、地方から申し込みをされる方が増えました。
なるほど。「移動」という点で考えると、就活のオンライン化は学生にとってメリットが多そうですね。
これまでは交通費の負担が大きかったり、移動に時間がかかってしまったりしたため、学生が見る企業の幅が狭まってしまうことが少なからずありました。今は距離に関係なく企業の話を聞くことができるので、アイレットのオフィスがない東北・四国・九州地方や、中には海外から参加してくださる方もいらっしゃいます。
オンラインで参加できる分、様々な企業に出会うことができるので、自分に合った企業を見つけられると良いですね!
事前の準備がカギ!相手からの見え方を意識しよう
オンライン面接をスムーズに行なうために気を付けていることはありますか?
面接の冒頭に、オンライン面接の経験があるかヒアリングをし、初めての方には注意点を説明しています。また、質問が聞き取りづらい場合には、遠慮せずに聞き返してくださいと伝えています。面接官はカメラ目線を意識するようにしていますが、履歴書を見る際にモニターの方を見ることもあり、目線が外れる場合があることも伝えています。話を聞いてもらえているか不安になる方もいると思うので。
オンライン面接に慣れていない方でも、面接の前に注意点を教えてもらえると安心して臨めますね!では、オンライン面接で、印象が良いと感じる人の特徴はどんなところですか?
顔全体が明るく、はっきりと映っている人は印象が良いと感じます。カメラから自分がどう映るかを考えて準備できているかどうかでその方の想いを感じ取れるので、そこはオンラインならではですね。
しっかりと自分の想いを伝えようとしている人は印象が良いなと感じます。オンラインではありますが、カメラ目線で話すということも大事で、画面ではなく、カメラを見るようにするのがコツです。あと、「私の音声は聞こえていますか?」とこちらに確認をしてくれるなど、面接官側に配慮がある方は、印象が良いですね!
オンライン面接を受ける際の場所や、服装はどうすれば良いの?と迷う方もいると思うのですが、その点についてはどうですか?
外出先だとノイズが入ってしまう可能性があるので、場所はやはり自宅がおすすめです。背景はバーチャル背景や、部屋の中をぼかしたりできるフィルターもあるので、そういう機能を使うのもありだと思います。面接に集中できるかどうかがポイントですね。
服装はスーツの方が多いですが、特に指定はないです。面接という場に合わせて、清潔感があるものであれば良いと思います。
オンライン面接で印象的だったエピソードはありますか?
面接中にペットやご家族が映り込んでしまう、というのはあるあるですね(笑)。あと、トラブルでよくあるのは途中で音声が聞こえなくなってしまうことです。その場合は、スマホで音声を拾うようにするなど、こちらでサポートするようにしているので、心配せずに臨んでいただきたいです。
実家で面接を行なう人は、自分がしっかり面接に集中できるようご家族にも協力してもらうことがポイントですね!
「コロナ禍にどう対応したのか」を伝えよう!
実際に会う機会がない中でどう人物を見ていくのでしょうか?
対面と比べると雰囲気などの非言語的な情報は分かりづらい部分があるので、「話す内容」をより重視するようになりました。具体的にいうと、採用担当からの質問に対して自分の言葉で的確に答えられているかどうかですね。ただ、オンラインでも表情や声のトーンなどは感じ取ることができるので、対面と大きく差があるわけではないと思います。
コロナの影響で留学に行けなかったり、サークル活動が制限されてしまった学生も多いと思います。その意味では、見るポイントに何か変化はありましたか?
コロナ禍であっても、その中でどんなことに興味を持って、行動してきたのかを聞いているので、見るポイントは変わっていないですね。
例えば、サークル活動について話を聞く際は、コロナ禍になってからどのように活動を継続させてきたのかなど、「コロナにどう対応したのか?」という部分を聞いています。
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23卒で採用された場合、入社後の研修もすべてオンラインなのでしょうか?
基本的にはオンラインの予定です。昨年、一昨年も研修をオンラインで実施して蓄積したノウハウがあるので、オンラインでもしっかりと研修を受けられる環境が整っています。また、国や地方自治体などから特別な要請等が出ていない通常時は、在宅勤務とオフィス出社を組み合わせ、業務効率が向上する働き方を各自で選択できます!(※業務都合によって出社して勤務していただく場合もあります。)
さらに、在宅勤務に伴い「在宅支援手当」や「環境整備一時金」の支給もしており、福利厚生の面でも社員の働きやすさを考えた手厚いサポートを行なっています。
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アイレットに向いているのはどんな人だと思いますか?
アイレットは、
“技術と探究心で 今日の「できない」を 明日の「できる」に”
というパーパス(存在意義)の元、お客様や社会に価値を提供しています。このように、何事にも探究心を持って取り組める人は入社してからも活躍できると思います。
最後に、就職活動中の学生の皆さんへ向けて一言メッセージをお願いします。
コロナ禍で大変なこともあると思いますが、新卒で入れるのは1社しかありません。どんなことをやりたいのか考えた上で、やりたいことができる会社を見つけていってほしいです。
就活は、自己分析や面接を通して自分と向き合える良い機会だと思います。自分らしさを見つけて、それを活かせる会社を選んで欲しいと思います。
編集後記
今回の記事ではオンライン就活に焦点を当ててお伝えしましたが、オンラインでも、対面であっても、「目の前の人に想いを伝える」ことが大切なのは変わりません。
準備不足のせいで想いを伝えきれなかった、ということにならないよう、ぜひ今回紹介したポイントに気を付けて面接に臨んでみてくださいね!応援しています!
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それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました!