Well-Architected Templatesとは?

Well-Architectedレビュー項目への回答をあらかじめ入力しておき、共有できるテンプレート機能が出ました!

Well-Architectedに一致しているかのレビューは弊社でも行っているのですが
– 「この項目はどのチームがやっても弊社内の仕組みでこの回答になる」と回答パターンが決まっている
– 「この項目は、こういう解釈と判断基準で回答する」と社内やチーム内で定めててメモなど共有したい
といったものがあります。
なのでこれは使えるんじゃないか??と思ったので触ってみました。

テンプレートを作成する。

① テンプレート新規作成

レビューテンプレート -> レビューテンプレートを作成 でテンプレート作成画面を立ち上げ
必要事項の記入、対象のLensを選択すればテンプレートが作成されました。
※2023/10/4時点ではテンプレート名を日本語にするとエラーになりましたが(不正なリクエストです)、英語のテンプレート名にすると正常に作成できました。

② テンプレートとして回答やメモを埋めていく

テンプレートとなる回答を埋め、メモ欄も記載してみました。とりあえず今回はテストなので中身は適当です。

テンプレートを使う

① テンプレートからワークロードを定義

作成したテンプレート画面から「テンプレートからワークロードを定義」をクリックし新規ワークロードを作成

先ほどテンプレートとして保存した内容が反映された状態でスタートしました!


テンプレートを共有する

個別にアカウントなどを指定して共有する方法と、組織単位で共有する方法があります。
同じリージョンにしか共有されなかったので、その点は注意ください。(検証時に違うリージョンみてて「あれ?共有されてない?」と勘違いしたので)

方法① 共有したいAWSアカウントIDを入れる

①-1 共有先のアカウントIDを入力

①-2 共有先で招待を受け入れる

これで共有先アカウントでも同じテンプレートを使えるようになりました。

方法② 組織に共有する

②-1 準備:管理アカウントのWell-Architectedで「AWS Organizationsを有効化」する

これは管理アカウントで実施する必要があるため、実施の可否や段取りについては組織の管理者に相談ください。
組織にテンプレートを共有できるのは便利ですが、テンプレート内に共有範囲を限定したい案件や機密情報を含んでしまう場合は事故のリスクも考えられます。

これを行っていない状態では「組織のアクセスが有効になっていません」というエラーが出て共有が失敗しました。

②-2 組織に共有

これで組織内の別のメンバーアカウントからもテンプレートが使えるようになりました。

おわりに

冒頭で記載した通り、レビューするとき社内やチーム内で「共通のこと」「共有したいこと」は多いため使えるんじゃないかと感じました。
条件や属性が同じプロジェクトでは更に共通項も多そう。
無条件にOKがつくというより「◯◯◯していればOK」と標準に沿っていればOKな項目があると思うので、メモ欄も活用していくのがいいかなという印象です。

弊社では Well-Architectedの活用を推進するワーキンググループが存在し、そこでは効率的なレビューを行うための整備、レビュー結果の共有・分析、ベストプラクティスを社内標準などにフィードバックする活動を行っています。
そのナレッジの集約先としてWell-Architected Templates検討してみようと思います。

ではまた!