はじめに

クラウドインテグレーション事業部の緒方です。

アイレットに入社前に作成していた個人利用のAWSアカウントについて、全く利用していないことに気づいたので解約することにしました。その際の方法や注意点について紹介させていただきます。

 

なぜ解約しようと思ったのか

以下の理由のため解約しようと思いました。

・無料利用期間が終了している

・個人アカウントは全く使わなくなり、会社の検証用アカウントで検証するようになった

・全く使っていないアカウントを持っているのが恐いから(不正利用とか)

 

解約してみた

https://repost.aws/ja/knowledge-center/close-aws-account

上記のAWS公式の解約方法に従って行っていきます。

簡単な流れを以下に抜粋します。

アカウントにサインインし、リソースをバックアップする

すべてのリソースを終了する

請求情報が最新であることを確認する

未払いの請求書を支払う

アカウントを解約

 

実際に解約してみた

ここからは私の解約方法を紹介します。

※個人アカウントの解約ですので皆様におけるご解約はご自身の責任にてご実施ください。

1.アカウントにサインインし、リソースをバックアップする

アカウントの解約にはルートアカウントへのサインインが必要になります。

上記画面で「ルートユーザー」を選択し、ルートユーザーのメールアドレスを入力して「次へ」をクリックしサインインします。

 

次に「リソースをバックアップする」のステップに移りますが、私の個人アカウントで使用したリソースは全て不要でしたので今回バックアップを行っていません。公式が提供している以下方法をご参照ください。

保持したいリソースやデータをバックアップします。特定のリソースをバックアップする方法については、そのサービスの AWS ドキュメントを参照してください。

2.すべてのリソースを終了する

AWS公式にもあるようにリソースが残っていますのと、以下にあるように料金がかかる場合があります。不要な課金を防ぐために残っているリソースを確認します。

アカウントを解約することで、すべてのアクティブなリソースが自動的に終了するわけではありません。アカウントを解約した後でも、一部のアクティブなリソースに対して引き続き料金が発生する可能性があります。

そこで、手前味噌ですがこの記事[https://iret.media/73058]にあるようにリソースを確認しました。

個人で利用するにあたって、日本リージョンしか利用していないつもりですが、気づいていないところで別リージョンにリソースが作成されている可能性があるため、「All regions」を選択しています。リソースタイプも念のため「All surported resource types」を選択します。

このように未削除のリソースが表示されます。ここから、残していたら課金されるリソースを削除します。私の場合は課金されるリソースが残っていないことを確認できましたので、次のステップに進みました。

 

3.請求情報が最新であることを確認する

このステップは該当しなかったため、実施していません。

 

4.未払いの請求書を支払う

「Billing」を選択する。

表示された画面で未払いがあるかを確認する。

私は未払いがなかったので次のステップへ。

 

5.アカウントを解約

ナビゲーションペインから「アカウント」を選択する。

ページ下部に「アカウントを閉じる」があるのでクリックする。

アカウントを閉じるか確認画面が出るので、問題なければクリックする。

問題なく実行されたら、ルートアカウントのサインインに使用したメールアドレスにアカウントを閉じた旨のメールが届きます。

解約後、90日間はログインでき、支払い情報の確認などできる状態にありますので、請求が不安なときは確認するといいと思います。

 

まとめ

個人用のAWSアカウントを解約してみました。長いこと使用していないアカウントがあったら解約したほうが安心かなと思いますので、参考にしていただけますと幸いです。

 

参考

わたしたちの強い味方〜タグエディタ〜:https://iret.media/73058

aws re:Post:https://repost.aws/ja/knowledge-center/close-aws-account