セッション概要

公式ポータルより引用

A powerful relationship between humans, data, and AI is unfolding right before us. Generative AI is augmenting our productivity and creativity in new ways, while also being fueled by massive amounts of enterprise data and human intelligence. Join Dr. Swami Sivasubramanian, Vice President of Data and AI at AWS, to discover how you can use your company data to build differentiated generative AI applications and accelerate productivity for employees across your organization. Also hear from customer speakers with real-world examples of how they’ve used their data to support their generative AI use cases and create new experiences for their customers.

(DeepL翻訳)
人間、データ、AIの強力な関係が目の前で展開されている。ジェネレーティブAIは、私たちの生産性と創造性を新たな方法で強化すると同時に、膨大な企業データと人間の知性に支えられています。AWSのデータ・AI担当バイスプレジデントであるスワミ・シヴァスブラマニアン博士と一緒に、企業データを活用して差別化されたジェネレーティブAIアプリケーションを構築し、組織全体の従業員の生産性を加速する方法を発見しましょう。また、データを活用してどのようにジェネレーティブAIのユースケースをサポートし、顧客に新たな体験を提供しているか、実際の事例を紹介します。

データやAI関連のサービスアップデートが紹介されるKeynoteです
この生成AIブームの中ですので、AdamのKeynoteと同様に注目度が高いKeynoteだったのではないでしょうか

発表内容がかなりボリューミーですので、前半と後半に分けてブログを書いていこうと思います

AI関連のアップデート紹介

最初は「生成AIとデータ、人間が共生することが大事」という話からスタートしました

また、FMインフラを作る上で大事なこと4つについての説明がありました

昨日と同様に、FMを使う上で考える3層についての説明もありました
なお、前日のKeynoteで発表されたサービスが追加されていました

そして、一つのモデルだけで全てを叶えることはできない
そのために複数のモデルをAWSは用意しているという話がありました

その後、ここでClaude 2.1の発表がありました
ハレシネーションの削減され、システムプロンプトのコスト削減が実装されているとのことです

さらに、Llama 2 70Bの発表もありました
会話システムによく向いたモデルであるとの紹介がされていました

次にエンべディングの話に移ります
人間の言葉をコンピュータが理解できるようにするのがエンべディングであるとの説明からスタート

その後、Titan Multimodel Embeddingsの発表がありました
偏った検索結果を減らすための対策が施されているとのことです

さらに、Titanの新機能追加
Titan Text Liteは軽量で微調整可能、Titan Text Expressは会話など長いテキスト処理に使えるとのことでした

さらにさらに、Titan Image Generatorのプレビューの発表も

責任あるAIの実現を目指しているとの説明があったのちに、Titanが生成する画像には透かしが入っているため、誤った情報が拡散することや著作権を侵害するようなことも防げるとのことでした

前半パートの最後は、ファインチューニングの話になりました

ビジネス要件の進化に応じてFMのファインチューニングを行う必要があるが、頻繁に行うことは大変である
そのためにClaudeについてのトレーニングを用意しているとの説明がありました

その後、SageMaker HyperPodの発表がありました
トレーニングに使用するクラスターとして、最適な環境を用意できるとのことでした

加えて、SageMakerの大幅な機能追加の発表がありました
推論やトレーニング、IDE環境、MLOpsなど複数の観点での機能追加が紹介されていました

所感

AdamのKeynoteでAI関連のアップデートが多かったため、SwamiのKeynoteにネタが残っていないのではないかと正直思っていました
しかし、Titanの大幅な強化など多くのアップデートが発表されていて、いい意味で期待を裏切られました笑

後半パートでは、データの扱いに関連したアップデートが紹介されていました
後半の記事もぜひ併せてご覧ください!
【AWS re:Invent 2023】Dr. Swami Sivasubramanian Keynote 後半パート[Keynote]

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